9/22日本代表新HCの記者会見が行われた。
トム・ホーバス氏は東京オリンピックで女子日本代表を銀メダルに導いたヘッドコーチ。恩塚氏は東京オリンピックで女子日本代表アシスタントコーチとして支えた。
この2人が次のパリオリンピック、ワールドカップなど世界大会に挑戦する。それぞれコメントを出した。
また、3×3男女日本代表ディレクターコーチのトーステン・ロイブルの退任が決まった。後任は未定になっている。今後の世界大会を考慮して決まるだろう。
トム・ホーバス男子日本代表HC
(現在アメリカで休暇中でアメリカから会見)
感謝している。ビックリしたけど凄いチャレンジでこういうチャレンジは本当に好きです。オリンピック終わってから色々考えてこの道が面白い、いいと思いました。
コーチングスタイルは変わらない
男子日本代表は練習時間が少ない、Bリーグ中にFIBAwindow(予選)があるのが楽しみ、そういうチャレンジが好きです。
簡単に目標は言わない
女子では4年前に選手、他の国の事はよく知っていてたから金メダルのチャンスがあると思った。
今回は選手たちとこれから関係を作る。
選手たちの気持ち、努力のレベル、信じる気持ちをこれから練習して勉強して、もっと細かい目標を作る。
八村塁、渡邊雄太にアメリカでも会って話したい。お互いに信じてリスペクトする事、これは難しい事でそういう関係性を作りたい。
チームスタイルは、ファストブレイク、スペーシング、日本の得意とするプレーをしたい。スリーポイント、速さ、いいパス、いいカッティング、頭よく使うデータのバスケットをしていきたい。
Bリーグには、いいシューター、いいPG、いいビッグマンがいる。面白いバスケットが出来ると思う。
八村塁や渡邊雄太にもピッタリのバスケットが出来ると思う。是非応援してください。
100%頑張ります。
トム・ホーバス キャリア
アメリカからトヨタ自動車(アルバルク東京)でプレーした後、NBAアトランタ・ホークスでプレーという異例の現役生活を送ってから、日本でJXサンサンフラワーズ(ENEOSサンフラワーズ)でコーチをする。
2016年にリオオリンピックでアシスタントコーチとして日本代表を支えて2017年からヘッドコーチに就任。東京オリンピックで銀メダルに導く。
男子日本代表
11月にワールドカップアジア地区予選が始まる。現在日本はFIBAランキングは35位に上がった。
日本の予選グループには、オーストラリア(3位)、中国(28位)、台湾(68位)がいてここからスタートする、ホーバスジャパン。
国内では、Bリーグが9/30(木)から開幕する。
新たなスターに期待。
恩塚亨女子日本代表HC
選手やチームの命を輝かせる事を私の仕事の目的として職務に臨みたいと考えています。
目標はパリオリンピックで金メダルを獲得する事です。その為に世界一のアジリティを追求して身長の高さをアジリティの高さで凌駕したいと考えています。
アジリティとは、次のプレーの速さ、適応力のことで、瞬間瞬間の判断からシンクロするバスケットを目指しています。
目的はバスケット界に夢を残すことです。
挑戦を見た方々が、夢を抱けることを意味します。そのロールモデルになりたいと思ってます。この挑戦が選手の本当の力を引き出せると信じています。
目的実現のカギは3つです。
まず選手、スタッフが理想の自分を語っていく。2つ目は夢を抱いて全力を尽くす考え方を大切にする、3つ目は選手が自信を持って判断するバスケの追求する。
代表チームは結果を全てだと思っています。だからこそ、重責の中でそれでも理想に挑戦する事が出来たら夢を残せると考えています。
金メダルへの挑戦によってワクワクが溢れるバスケット界に向かっていけたらと思っています。
女子日本代表
アジア大会を控えている。9/27(月)〜10/3(日)ヨルダンのアンマンでFIBA女子アジアカップ2021に出場する。
国内では、Wリーグが10/16(土)から開幕する。