日本代表

【FIBAWC】トム・ホーバスHC「終わってない!」/日本は世界3位オーストラリアに善戦も敗戦しグループE3位 パリ五輪出場権かけて順位決定リーグへ

【FIBAWC】トム・ホーバスHC「終わってない!」/日本は世界3位オーストラリアに善戦も敗戦しグループE3位 パリ五輪出場権かけて順位決定リーグへ

ワールドカップは大会5日目になり、日本は8/29に2次ラウンドかけて世界3位のオーストラリアと対戦した。

日本Game3
8/29(TUE)
オーストラリア🇦🇺 109-89 🇯🇵日本
1Q 25-17
2Q 32-18
3Q 30-35
4Q 22-19

<日本>
#24 ジョシュ・ホーキンソン 33得点
#12 渡邊雄太 24得点 7Reb
#2 富樫勇樹 14得点 7AST

<オーストラリア>
#5 #パティ・ミルズ 11得点 9AST
#9 ザビエル・クックス 24得点 16Reb
#3 #ジョシュ・ギディー 26得点 11AST
#15 ニック・ケイ 13得点

スターターは渡邊雄太、ホーキンソン、馬場雄大、河村勇輝、比江島慎の布陣で入った。

試合はオーストラリアのNBA選手ギディーのシュートから入る。オフェンスリバウンド取り連続してブロックされる日本、インサイドからも得点するオーストラリア。試合の入りが大事な大一番、日本は比江島のフローターで初得点する、しっかりついていきたい。
ゲーム入りからエンジン全開でアウトサイドも決めてくるオーストラリアに、馬場からダイブするホーキンソンに渡り得点してしっかり落ち着いて入る。
ホーキンソンのインサイドアタックが効いているので、アウトサイドからの得点がここから効果的になる。オーストラリアは島根のニック・ケイも決めてくる。サイズがあるオーストラリアからリバウンドを取っていきたい。嫌な流れをホーキンソンのスリーポイントで返していく。ギディー得点するも、NBAネッツでチームメイトだったミルズにミスマッチから渡邊雄太がバスカン取って流れを渡さない。
オーストラリアのピックからのオフェンスに対応したい日本は富樫勇がようやくスリーポイントを決める。
富永もマークがきつい中しっかり打ち切っていく。それでもぎを上げ続ける立体的なオフェンスするオーストラリアはいいリズムで得点、17-25オーストラリアリード1Q終える。

2Qでも勢いあるオフェンスを見せるオーストラリア。なんとか富永、河村から仕掛けていくが我慢の時間になる。渡邊雄太が個人で打開しようと、フリースロー貰って決めて、ブレイク出してホーキンソン走り得点して1桁得点差に戻す。日本はパワーあるオーストラリアに早さで対抗していく。それでもオーストラリアは締めてしっかりディフェンスしてくる。なんとかついていきたい日本はここで渡邊雄太が、ドライからアタックして得点、スリーポイントと日本を牽引する。ここからオーストラリアの怒涛のオフェンスが出て、一気に20点差以上つけてしまう。
日本はゾーンでなんとか対応して守っていき、富樫が連続で振り切ってシュート、スリーポイントと決めれば、オーストラリアも返していき35-57オーストラリアリードで折り返す。

入りが大事になる後半は、ホーキンソンのバスカンから決めていい入りをする日本。ディフェンスはゾーンで仕掛けていく。一気に畳み掛けるオーストラリアに、馬場がブレイク、スリーポイントと決めて鼓舞する。更にホーキンソンがダンクを叩き込んでまたブレイクで得点と日本は一切ヘッドダウンしないで気を吐いていく。
激しくディフェンスに行くためにオープンなフリーができてしまうが日本はエナジー全開で展開する。ゾーン敷いてリズムを変えたいがオーストラリアがしっかり得点する。オーストラリアはミルズ、イングルスと連続で決定力を見せる。
それでも富樫、渡邊雄太がスリーポイントで返していく。日本のバスケットは一切スピード、体力と落ちる事なく激しくオーストラリアに仕掛けていく。インサイドでの強さをオーストラリアも見せるが、ホーキンソンもやり返して会場のボルテージはマックスに、70-87で最終へ。

諦めない日本は渡邊雄太、ホーキンソンとインサイドへのアタックを見せて日本の攻撃を仕掛けていき、13点差まで追い上げて日本の底力を見せるが、ギディーがコントロールして得点をあげていくオーストラリア。
日本は変わらず日本の速い展開をしていく。富永啓生から渡邊雄太へ渡り、スリーポイントで日本らしいバスケットを展開する。オーストラリアは後半スピードが落ちきたが、日本は変わらず戦い抜いている。それでも前半の得点部分が埋まらず、追い上げたが89-109でオーストラリアが日本を振り切った。世界3位オーストラリアに本気で勝ちに行っている日本に試合後も会場は拍手が鳴り止まなかった。ここで大会は終わる事なく、準決定戦にいくが、パリオリンピックに向けてあと2試合勝って切符を獲得したい。

 

またNBA昨シーズン、ブルックリン・ネッツで共にプレーした渡邊雄太とパティー・ミルズは讃え合っていた。

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

男子日本代表の今後スケジュール

日本はグループE 1勝2敗
3位が決まり、17位-32位順位決定戦へ

8/31 20:00 tipoff
日本🇯🇵vs グループF4位と対戦
パリオリンピックへ

現在のアジア順位
1位 日本 1勝2敗(得失点差:-28)
2位 フィリピン0勝3敗(-23)
3位 レバノン0勝3敗(-100)

8/30に各国Game3によって結果が決まる事になっている。アジア勢のランキング
ヨルダン0勝2敗(-29)
イラン0勝2敗(-43)
中国0勝2敗(-62)

日本代表ワールドカップ
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