日本代表

【FIBAWC】ベネズエラ戦に勝利 パリ五輪まであと1勝へ/トム・ホーバスHC、比江島慎、渡邊雄太、河村勇輝、富永啓生、吉井裕鷹 Jbasketインタビュー

【FIBAWC】ベネズエラ戦に勝利 パリ五輪まであと1勝へ/トム・ホーバスHC、比江島慎、渡邊雄太、河村勇輝、富永啓生、吉井裕鷹 Jbasketインタビュー

遂に日本代表がワールドカップ2023でフィンランドから勝ち、ヨーロッパ勢から初の1勝をあげて、パリオリンピックへ負けられない戦いベネズエラ戦で4Q最大得点差15点を跳ね返し大逆転勝利した。
日本中でバスケットの話題で持ちきりになった感がある。素晴らしいパフォーマンスで日本のバスケットファン、スポーツファン、バスケットを見たことのない方にまでに希望と勇気を与えている。そしてもう1つ大きな大事な戦いが残っている。9/2カーボベルデ戦だ。
ここに勝利すれば世界で12カ国しか出場出来ないパリオリンピックの出場権を獲得する事が出来るのだ。
ここに繋いだ、8/31のベネズエラ戦で戦った日本代表選手達に試合後 興奮冷めやまぬ時に、トム・ホーバスHC、比江島慎、渡邊雄太、河村勇輝、富永啓生、吉井裕鷹に声を聞く事できた。日本バスケットの歴史を現在塗り変えている事で多くの人に活躍が届いている。

参照:

【FIBAWC】日本代表15点差をベネズエラに大逆転勝利でパリオリンピック出場へ王手/比江島タイムが日本を救う

 

コメント

 

トム・ホーバス HC

J:毎試合ヒリヒリの試合でしたけど終わった瞬間どう感じましたか

「いやーー我慢の試合ですよ。本当に疲れたよ!疲れた笑 すごい嬉しいです。間違いないです。このメンバーギブアップしないですよ。このスタイルは2人くらい熱くなれれば凄い相手にプレッシャーかけられる。ユータが熱くなって、マコ熱くなって、2人が外から入ったからインサイドにスペースを作った。そこからカワムラが色々出来た。相手がファウルトラブルになってフリースローよく打った」

「ワールドカップはかんたんな試合はない。マコは経験ある。本当に日本人の中でパーセンテージ高いよ.43%だよ。もっと打ったほうがいい。熱くなって良かった。4ファウルなった時はあぶなかった。ヤバイと思ったけどよくやった」

渡邊雄太

J:2桁得点差の中、渡邊選手は今日もアタックし続けてどんな思いでしたか

「ずっと途中からブザーが最後鳴った時に1点でも勝っていれば良いからとチームにはずっと伝えていて欲張らずに1本1本返していこうと伝えてました。重要な所でしっかりみんな足を動かしてDFで河村がガードプレッシャーかけてくれて相手のリズムが崩れてましたし、OFではマコが一生懸命点取りに行ってくれて、雄大は身体痛めてる中で、ジョシュも最後あれだけやってくれて、富樫勇樹に関しては今日はプレータイム短かったですけどベンチから本当に声を出してくれて、これがチームの力だと思います」

J:終わった瞬間はどうでしたか!

「正直凄く安心したというか、、今日中国が勝っているのが分かっていたので、とにかくホッとしたというのが素直な感想でこの後絶対1勝しないといけないので、あと1勝すれば僕の理解が正しかったら、周りに関係なくパリを決められると思うので、、あってますよね!?笑。ホテルで決まるのもなんかなぁと正直思ってたので次から絶対勝って決めます!」

「今日はマコのおかげです。もちろんチームの勝利ですけど、最年長がチームを引っ張ってくれました。あれが僕らからしたら、“いつも通りの比江島慎”なんです。皆さんはマコがこんなに出来るんだど思ってるかもしれないけど、僕も勇樹もあれが本来の比江島慎だとずっと信じてたのでやっと本来の比江島慎が出たなという感じです。今日のようなプレーをする比江島慎を止められる選手は世界でも少ないと思います。いつもやってくれーマコ!!笑」

比江島慎 23得点(3P6/7)

J:ヒエジマタイムを見せてくれました、どんな思いでプレーしてましたか

「実際悔しい経験とか、オリンピックやワールドカップの経験を活かしてじゃないですけど、そういう経験が欲しくてトムさんが選んでくれたと思うので、その経験を証明出来たと思います」

「今日はマストウィンだったので、嬉しいといいますか、苦しい展開でしたけど勝ちきれて凄く嬉しいです。相手も試合もしてたので足も止まって自分達の流れに来ると信じてたので、本当にプラン通りと言いますか、慌てる事なくしっかり自分のパフォーマンス出来て良かったです。シュートタッチは良かったので打ち切る事が出来たら入るいう感覚が凄くあったので迷わず打てました。
悔しい経験が今日活きたと思うので、馬場、雄太、富樫にしろ、若い選手も引っ張って掴み取った勝利だったと思うので、経験を今日出せたというのは良かったです」

 

富永啓生

J:2桁得点ある中でどの様に感じて、信じてプレーしてましたか

「本当に、本当に負けている時は中々OFの時にシュートも入らずで難しい所はありましたが、一人一人がシュート入り出すと自分達のいい流れになりますし、最後逆転できて良かったです。
比江島選手は凄かったですね。打ったら入るという感じでしたし、本当に決めてくれていい流れになったので頼もしかったです。

「本当にチームで勝てて良かったです。最後15点のビハインドしている所からカムバック出来た事は凄く良かった。前半からもっともっと自分達のペースでバスケットをやっていきたい。次の試合、全ての力を出し切って勝利することが大前提ですし、自分も3ポイントもっと決めて積極的にDFからやっていきたいと思ってます!」

 

吉井裕鷹

J:気持ち前面に出ましたがどの様に臨んでましたか

「本当に勝ちたかったです。最終的に逆転する場面だったり、自分がコートに立って貢献できる場面が少なかったですけど、ベンチに帰ってきた時はどういう風にバスケットやったらいいのかと出ている選手達に話していたのでそれもやっぱりチーム力かなと思います」

今日の勝利を振り返って

「いや、、もう世界の比江島でしょ!!

ほぼ100%の確立で決めきりましたね。リスペクトしてますし、本当に勝負強いなと思います。僕自身Reb取られる場面があったり、ファウル使える場面あったりしたので次に改善していきます。パリオリンピックに向けて勝つと負けるでは全然変わる試合だったのであとは勝つだけだと思います。いい雰囲気で出来たので良かったです」

河村勇輝

「4試合終わって、まだまだ全然やれる事やれない事があって、フィンランド、ベネズエラだではなく、ドイツ、オーストラリアトップの国トップ3、トップ5の相手にはまだ自分の力を発揮する事が出来ない現実にぶつかってるんで、でもどうせ当たる壁なら早めに当たった方がいいなと感じました。
この順位決定戦という難しい中でもやはりアジア1位なることが目標なんで、モチベーションを高く持って本当に厳しい時間がたくさんありましたけど、この会場にいるファンの皆さんと画面から応援してくださるファンの皆さんの応援のおかげで、あの苦しい時間帯もいけたと思います」


4Qの得点に関して

「本当にアジア1位になりたいという国民の皆さんの気持ちだったり、チームメート全員の思いが乗ったシュートでした。やっぱり、他のチームの勝率を気にすること以上に、自分たちが勝って自力でパリオリンピックの出場権を獲得するっていうことが自信にも繋がると思うので、次の試合も絶対勝って自力で獲得しにいきたいと思います」

 

 

 

日本代表スケジュール

パリオリンピック出場権をかけて
勝利すればパリオリンピック出場権獲得

ワールドカップ最終戦
順位決定戦
9/2(SAT)
日本🇯🇵 vs 🇨🇻カーボベルデ
19:54 tipoff
テレビ朝日系列にて生中継

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ
⁡

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

日本代表ワールドカップ
Jbasket

Jbasketライター

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