オリンピック最終予選( OQT)
パリオリンピックへの出場権を懸けたFIBA女子オリンピック世界最終予選。各都市4チームで総当たり戦を行い、上位3チームがパリオリンピック出場権を獲得する。所詮スペインに勝利した日本は、次戦ハンガリーに勝利でオリンピック出場権を獲得する事になる。
2/8 日本 75-83 スペイン(世界ランキング4位)
2/9 26:00〜日本 vs ハンガリー(19位)
2/11 23:00〜日本 vs カナダ (5位)
日本が初戦スペインに勝利🔥
パリオリンピック最終予選( OQT) ハンガリー・ショプロン
第1戦
スペイン🇪🇸 75-86 🇯🇵日本
1Q 18-26
2Q 18-20
3Q 21-23
4Q 18-17
<日本>
#279林咲希 20得点 (3P6/8) 6Reb
#30 馬瓜エブリン 20得点 (3P3/6)
#23 山本麻衣 15得点 4AST
#8 高田真希 8得点 7Reb 2AST
#88 赤穂ひまわり 8Reb 4得点
#32 宮崎早織 8得点 8AST
◉リバウンド
日本35本(オフェンス8)、スペイン34本(オフェンス11)
◉スリーポイント
日本 15/40(37.5%) スペイン 5/15 (33.33%)
女子日本代表がパリオリンピック出場権を目指して戦った第1戦は、2月8日(木)深夜にハンガリー・ショプロンで行われ、試合は速い展開を終始見せた日本が86-75でスペインに勝利した。
日本は試合の入りから気持ちが入った強度高いディフェンスを見せていき、キャプテンの林咲希からスリーポイントを決めて日本チームのいい入りを引っ張った。林は前半だけで3ポイント5本を含む15得点とチームを牽引した。また、山本も試合入りからゲームをコントロールして、大きいサイズのスペインへの激しいディフェンスとスペースが空けばスリーポイントを決めてスペインに流れを渡さない勝負強さを見せた。日本の激しいディフェンスと今大会掲げている “走り勝つシューター軍団” はボールを常に動かしていく。
一方スペインもしっかり日本に対応して日本のボールと人の動きが少し遅くなり、シュートが決まらないと一気に畳み掛けて追いついてくる。それでも日本は、馬瓜エブリンが前半で10得点をあげる活躍して、大事な場面で決めて吠えて日本チームを鼓舞していき前半を46-36日本リードで折り返す。
後半の入りが大事でスペインも仕掛けてくる所を、日本は速さの勢いは止まらず、激しいディフェンスと速い展開を継続していく。エブリンが第3Qで8得点と牽引した。最終クォーターでは林と髙田真希が連続3ポイントを決め切り、大きいスペインの勢いを切っていく強さを見せる。”走り切るシューター軍団”から正に、”走り勝つシューター軍団”と恩塚HCが変更したそのものを体現してくれた。初戦という難しい試合を日本の強みを満天下に示した日本代表は世界ランク4位スペインから大きな勝利を得た。
次戦の第2戦 日本は2月9日(金)26:00 tipoffでハンガリーと第2戦目を戦う。勝利の場合は日本はパリオリンピック出場権獲得が決定する。
恩塚HC
「スペインは強敵でした。選手達がゲームの出だし日本のバスケットをしっかり表現してくれて最後までいいエネルギーで戦い抜いてくれました。コート上のパフォーマンスも素晴らしかったですが、ベンチの声掛け、一緒に戦うエネルギーがチームの勝利に繋がっていったと思い、嬉しく誇らしく思います。この勝利を明日に繋げていく事が1番大事だと思ってます。」
林咲希
「初戦を勝ち切る事が出来たのが本当に大きいと思っていて、個人的にはスリーポイントを最初に2本決められた事がチームにいい流れを持ってこれたと思ってます。
それがみんなにいいエネルギーが伝わって40分間走り切れたと思います。」
#3 馬瓜ステファニー (PF / 182cm / MOVISTAR ESTUDIANTES)
#4 川井麻衣 (SG / 171 / トヨタ自動車 アンテロープス)
#8 髙田真希 (C / 185 / デンソー アイリス)
#12 吉田亜沙美 (PG / 165 / アイシンウィングス)
#15 本橋菜子 (PG / 164 / 東京羽田ヴィッキーズ)
#18 野口さくら (PF / 182 / アイシンウィングス)
#23 山本麻衣 (PG / 163 / トヨタ自動車アンテロープス)
#27 林咲希 (SG / 173 / 富士通レッドウェーブ)
#30 馬瓜エブリン (PF / 180 / デンソーアイリス)
#31 平下愛佳 (SG / 177 / トヨタ自動車アンテロープス)
#32 宮崎早織 (PG / 167 / ENEOSサンフラワーズ)
#88 赤穂ひまわり (PF / 184 / デンソーアイリス)