スペインのマドリードで開催されているFIBA U19女子ワールドカップ2023のラウンド16が終わり、ベスト8が出揃ってベスト4をかけて試合が行われた。
U19女子日本代表は、ベスト4をかけて強豪フランスと延長まで戦ったがあと僅かなな所で負けを喫した。高さとフィジカルのフランスに対応して日本らしい、ペイントアタック、合わせ、シュートと素晴らしいプレーを見せた。
7/21(金) クォーターファイナル
フランス🇫🇷 80-78 🇯🇵日本
1Q 12-11
2Q 21-18
3Q 22-20
4Q 14-20
OT 11-9
<日本>
#91 大脇晴 23得点 6Reb 3STL
#23 森岡ほのか 16得点 7Reb
#32 薮未奈海 12得点 7Reb
#77 都野七海 10得点 10AST
#9 佐坂光咲 10得点
日本はフランスの高さに苦しみながら点差をつけられたが、都野のドライブからペイントアタックも効果的になり、森岡のスリーポイント、薮のドライブで得点と大事な所でしっかり決めて追い上げる。サイズあるフランスにインサイドでディフェンスに、オフェンスに大脇が日本を牽引する。それでも大きいフランスのオフェンスリバウンドは前半15本で、セカンドチャンスポイント18点、日本は5本で、2点とリバウンドを後半どう修正出来るか。サイズの違いを上手くミスマッチ、ドライブ、アウトサイドと日本らしいプレーで後半ギアを上げていきたい日本という展開で33-29フランスリードで折り返す。
後半フランスのディフェンスのギアが上がる中、日本もついていくがフランスのリバウンドから得点を加えていくフランスの展開に。#42ラカンを中々止められず11点差に広げられてしまう。
そこから離された得点も森岡のドライブからフリースローを何度もしっかり決め、大脇のスリーポイントも決めて4Q入って1点差に一気に追い上げる日本の力を見せる。
ここでフランスはこの試合36得点したラカンの連続3ポイントで引き離される。中々ラカンを止められない。それでも日本は粘りを見せてオフェンスファウルを連続で取って得点に繋げて、4点差にして最終局面に入る。
日本はここから強さを見せる、大脇のペイントでの得点。残り1分22秒で山本がディープスリーを打ち切りここで遂に逆転する日本。フランスもここで返してく。お互い譲らない展開へと拮抗していく。
残り58秒で大脇のインサイドからファウルを取り、フリースローで1本決めて同点に。残り42秒フランスラカンのドライブにファウルでフリースロー2本決めて2点リード。大脇のハッスルリバウンドで残り25秒で日本ボールにする。最後のオフェンスからルーズボールでファウルを取りフリースローを佐坂が2本決めて同点で残り8秒を日本が守り切り延長へ。
延長は、お互い得点していき、日本も激しくくるフランスに対応して佐坂がファウルを取りフリースロー2本決めるがフランスも返す。そしてラカンがまたしてもスリーポイント決めて残り1分35秒で3点フランスリード。ここからフランスが連続得点して
日本も果敢に攻めるが間に合わず78-80でフランスに悔しい負けを喫した。
日本の世界への挑戦はここで終わりではなく、５−８順位決定戦が残っている。翌日の7月22日に17:30チェコ共和国と対戦が決まった。ここからまた日本らしいバスケットを見せて欲しい。
5-8位順位決定戦
7/22(土) 17:30
日本🇯🇵 vs 🇨🇿チェコ共和国
リトアニア🇱🇹 vs 🇲🇱マリ
セミファイナル
フランス🇫🇷 vs 🇺🇸アメリカ
スペイン🇪🇸 vs 🇨🇦カナダ
#9 佐坂光咲 (SF / 173cm / 白鷗大学2年)
#91 大脇晴 (PF / 178cm / 東京医療保健大学2年)
#38 山本遥香 (PF / 178cm / 立命館大学2年)
#33 瀬川怜奈 (C / 180cm / 専修大学2年)
#3 横山智那美 (PG / 172cm / トヨタ自動車 アンテロープス)
#14 高木美波 (F / 174cm / 白鷗大学1年)
#2 森美麗 (SF / 179cm / 東京羽田ヴィッキーズ)
#32 薮未奈海 (SF / 178cm / デンソー アイリス)
#10 澤知央 (C / 178cm / 三菱電機 コアラーズ)
#23 森岡ほのか (SG / 174cm / 日立ハイテク クーガーズ)
#77 都野七海 (PG / 158cm / トヨタ紡織サンシャインラビッツ)
#18 池田凜 (PG / 165cm / 白鷗大学1年)
