1/3(月) アダストリアみとアリーナ
茨城ロボッツ 74-87 アルバルク東京
1Q 17-21
2Q 26-28
3Q 8-16
4Q 23-22
<茨城>
チェハーレス・タプスコット(#11) 21得点5リバウンド
多嶋朝飛(#8) 13得点
中村功平(#13)12得点
<A東京>
セバスチャン・サイズ(#11) 30得点13リバウンド(ダブルダブル)
アレックス・カーク(#53) 18得点7リバウンド
ライアン・ロシター(#22) 12得点11リバウンド(ダブルダブル)
前半、13点差で折り返した昨日とは違い接戦のゲームとなる。茨城はタプスコットが得意のフィジカルを活かしインサイドから得点すると、中村はインサイドとアウトサイドを上手く使い4本のショット(2P3本、3P1本)を全て決める。
A東京はサイズ、ロシター、カークのビッグマンが高さとパワーを活かしてインサイドを攻め得点を伸ばす。前半はA東京が49-43とわずか6点をリードし折り返す。
後半、A東京が一歩前に出る展開に。第3クオーターは茨城、A東京ともにターンオーバー(茨城5、A東京4)とスチール(ともに4)が増え点数が伸びない中、サイズを中心にこのクオーターだけで8点差をつけて試合を決定づけた。
茨城は最終第4クオーターに、タプスコットのフィジカルを活かしたインサイド攻撃とアウトサイドからのスリーポイントと粘りの攻撃力を見せたが、A東京はサイズの攻撃力が最後まで衰えず、87-74でA東京が茨城に勝利した。
Jbasket nissy’s eye
茨城は、課題としているリバウンド(茨城26、A東京43)で大きく差が出た試合だった。
高さで勝るA東京を相手に、1対1ではなくチームでリバウンドを取ろうと工夫も見られたが、強豪相手にそう簡単にはいかなかった。
それでも、平尾キャプテン不在で苦しい戦いが続く中、多嶋選手、中村選手と2人のポイントガードが2桁得点を挙げられたのはプラスの材料となった。
A東京は、バランスキー(日本人登録)とロシター(帰化)を上手く使い、常にビッグマンを揃えられる高さとパワーは脅威だった。
ルカ・パヴィチェヴィッチHC(A東京)
今日のゲームでは、ディフェンス面で少し波がありコンスタントに守れてない部分があった。特にファストブレイク、トランジションで何本か走られて茨城に点数を取られ点数が一気に縮まってしまった。ディフェンスは、最後のところで1対1で破られたりオフェンスリバウンドを取られるなど、最後のディフェンスをもっと引き締めてもう少しロースコアにしたかった。
今日の試合に関しては、ハードにプレーして努力はあるが、もう少し安定して特にディフェンス面で抑えていたらもっと良いゲーム内容になったと感じた。
セバスチャン・サイズ選手(A東京)
ハードに練習をしてチームが噛み合ってきて、しっかりと結果を残せていると思います。 現在8連勝ですがこれに満足することなく、一つでも連勝を伸ばせるように全力で戦って いきたいと思います。最初リードがあったのですが、点差を縮められた状況になり、自分 はアグレッシブにプレーすることを意識しました。チーム全員がプレーハードした結果、 アウェーで連勝することができました。これからもチームの勝利に貢献していきたいと思 います。
リチャード・グレスマンHC(茨城)
1Q、3Qの部分部分で相手に勢いを持っていかれそうな時があったが、戦ってくれたところはあったが、自分たちの力が足りずに10点差以下の点差に追いつくことが非常に難しいところだった。部分部分での努力はあったが、そこでの一貫性がまだ足りなかった。リバウンドは前半が終了した時点で10くらいの差があり、結果17個の差をつけられてしまった。
自分たちがより高いレベルのチームになるためには、これほどの大差をつけられてしまうと難しい。
自分たちがより良くなり続ければ、信州戦で出したようなリバウンドの勝ちは掴めると思うので、よりよくなっていきたいと思う。
チェハーレス・タプスコット選手(茨城)
昨日よりも良いスタートが切れたと思う。バトルもしていたしそこは良い点だった。しかし、アルバルク東京のほうがリバウンドを多く取り、自分たちのペイントの中でもたくさん得点を取った点が今日の結果の主な原因だった。
アルバルク東京は、高さもあり腕の長さもあるので、簡単には攻めきれなかったので、スペースがあればそこを見つけてアタックし、ディフェンスが寄ってくれば味方を見つけてピックアップするなど、その場面の瞬間でチャンスがあればそこを突くことを意識していた。
自分の強みは、フィジカルでアタックできるところ。今後もそこを活かしていきたいと思うが、茨城ロボッツにはいい選手がたくさんいるので今まで通りそれをし続けることは難しい。適切なタイミングでアタックすること、そこをアジャストすることに少し時間がかかっているが、感覚としては見いだせてきているので、遅かれ早かれアジャスト出来ると思う。
多嶋朝飛選手(茨城)
昨日のゲームを含めて、リバウンドで大差をつけられてしまうというゲームが続いており、自分たちのゲームを40分通して出来ない状態が続いている中で、修正しながら今日のゲームに臨んだ。ここ2戦に比べるとチーム全員で戦うことが出来た。少しずつだが改善できた部分もあったので、そこを積み重ねていくしかない。
(ここまで5勝のチームについては)勝てるゲームはもっともっとあったと思う。勝てそうなゲーム展開で勝てていない試合もあったので、そこをどれだけ勝ち切れるかが今の課題であり、ここ数試合ではリバウンドで大差をつけられて厳しいゲーム展開が続いているので、チームとしての問題点をひとつずつ改善していくことが先決。