福岡第一のDFが帝京長岡のオフェンスを完全に封じて全員バスケで勝利して準決勝にコマを進めた。
2022.12.27(火)東京体育館
福岡第一 68-53 帝京長岡
1Q 13-9
2Q 17-10
3Q 22-23
4Q 16-11
<福岡第一>
#8 轟琉維 19得点 6Reb 6AST
#17 崎濱秀斗 17得点 5AST 5STL
#29 城戸賢心 13得点
<帝京長岡>
#14 コネ ボウゴウジィ ディット ハメード 17得点 12Reb
#5 杉沢イスラエル 16得点 9Reb
#7 長谷川立樹 7得点 9Reb
お互い早い展開とインサイドにアタックするが激しいディフェンスでゲーム入りする。福岡第一は落ち着いて轟と城戸でコントロールし、帝京長岡も1対1のディフェンスをしっかり対応していく。早い展開でゲームが進み高校トップレベルのバスケットが繰り広げられる。
抜け出したのは福岡第一で、崎濱のノールックパスからインサイドで得点して、更に連続で崎濱の得点で福岡第一の速さと強さを見せる。ここで我慢して流れをもっていかれないように帝京長岡の児玉がループシュート決めて踏ん張る。そこにコネ ボウゴウジィ ディット ハメードが3つ目のファウルトラブルになる中で、福岡第一は中村と川端のディフェンスで帝京長岡にプレッシャーをかける。13-9で1Q福岡第一がリードして終える。
2Qは轟のスティールからの得点で入る。リバウンドからインサイドでの得点で一気に行きそうなシーンで杉沢がスリーポイントを決めて流れを渡さない。ロースコアの中で、それでも福岡第一はハーフコートのバスケットを展開しインサイドでニャン アマドゥ マクターがオフェンスリバウンドをハッスルしてセカンドチャンスをしっかり自分たちの得点に結びつけて一気に2桁得点差に徐々に点差を広げる福岡第一はダブルスコアにして、30-19福岡第一リードで折り返す。
後半になって帝京長岡のシュートが連続で決まり追い上げを見せ、轟のスリーポイントに対して、佐藤と堀田が得点して1桁得点差にする意地をみせる。ロースコアでの得点は終盤になる程大きな得点となる。コネ ボウゴウジィ ディット ハメードもインサイドからリズムよく得点して2ポゼッション差まで追い上げる。引き離す福岡第一に佐藤が連続得点で一進一退の攻防にするが、福岡第一は止まらない、崎濱が連続得点でチームを牽引する。
最終クォーターで帝京長岡から得点して入る。ここで轟から崎濱に渡りスリーポイント、両チームが動いて得点を重ねるのは福岡第一で一気に2桁得点差にする。集中力と爆発力が福岡第一の強みで、終盤になってコーナーから城戸がフリーでスリーポイントを決め切る。それでも粘り強くゲームを展開する帝京長岡だったが、最後までゲームを支配していた福岡第一が68-53で勝利して準決勝に進んだ。
12/28(水)15;20から中部第一と準決勝で対戦する。
井手口HC(福岡第一)
J:チーム全員で勝つ福岡第一らしい試合展開でしたが
「昨日夕ご飯の時に全員出場が目標だと伝えた。出せるチャンスがあれば出して、後半出すタイミングが少し遅くなったけど。やっぱりスタート5人で、崎濱が昨日からいい感じで、もっとやって良いんですが少し遠慮気味な所があるので轟を下げた時に発揮出来るのでもっと引き出せたらと思っている」
J:ロースコア、ハイスコアの試合になってますが選手達には
「オフェンスは100点の時もあれば70点の日もあるが、守りだけは60点以下に抑えればと思う。守りの方はまあまあじゃないですかね。」
崎濱秀斗(福岡第一)
J:先ず終わった感想を
「昨年のリベンジが出来て良かったです。ルイさんが帝京長岡さんから強いディフェンスを受ける事は分かっていたので、そこで自分の仕事が上手く出来て良かったです。チームに良い影響をもたらせようと思っていたけど、入りが固かったので、そこでルイさんが思いっきりいつも通りやれと言ってくれたので、その言葉で自信を持って打つ事が出来ました」
J:とうとう4つに来ました
「昨年は準決勝で負けているので、準決勝が山場だと思っているので、まずは明日勝って決勝へ進みたいです。コンディションは悪くないです(笑顔)」