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【ウインターカップ2024】京都精華が精華女子を接戦の末振り切り遂に3連覇に向けて王手をかける/橋本芽依 林咲良(京都精華) 清藤優衣(精華女子) Jbasketインタビュー🎙️

【ウインターカップ2024】京都精華が精華女子を接戦の末振り切り遂に3連覇に向けて王手をかける/橋本芽依 林咲良(京都精華) 清藤優衣(精華女子) Jbasketインタビュー🎙️

ウインターカップ2024、全国高校バスケットボール選手権は5日目を迎えて、女子準決勝ご東京体育館で行われた。

セミファイナル
12月27日 東京体育館
京都精華 72-70 精華女子
1Q 19-27
2Q 25-16
3Q 15-14
4Q 13-13

<京都精華>
#18 ユサフ ボランレ アイシャット 28得点 17Reb
#6 桃井優 16得点 8Reb
#5 橋本芽依 13得点 (3P3/5)
#4 林咲良 8得点 9Reb 4AST

<精華女子>
#44 アキンデーレ タイウォ イダヤット 10得点 16Reb
#4 清藤優衣 25得点 (3P5/12) 6Reb
#7 下川蒼乃 12得点
#5 中釜光来 11得点 4AST

両チームの戦いは、アウトサイドと留学生含めてインサイドでのマッチアップが注目される一戦となった。早速京都精華は橋本の2本の3ポイントが飛び出して勢いつく。一方、精華女子はエースの清藤が決めていき、そしてチームを引っ張ってきた、桃井、中釜がインサイドから得点して両チームの熱い戦いが展開される。リードする精華女子は点差がついてイダヤットをしっかり休めていき、その間に京都精華は、林、桃井で点差を詰めていき一気に逆転する。そこから京都精華のディフェンスがよくなり精華女子は攻め切れない時間があったが、中釜が打ち切り追いついて44-43京都精華リードで折り返す。

後半イダヤットがベンチスタートして、4連続で京都精華が得点して入る。2桁得点差に広がったが、清藤、イダヤットが個人で打開して2点差まで一気に追い上げ59-57京都精華がリードして最終へ。4Qの入りは京都精華が2連続で得点してリードする。そこから一進一退の接戦は続き6点のリードする京都精華は、残り1分切って京都精華がリードするが、最終局面で清藤が3ポイントを決め切って残り40秒で3点差の大接戦へともつれ込む。最後は残り3.9秒3点差から清藤のフリースローの2本目を外して勝負に出たがここでタイムアップとなり京都精華が精華女子を72-70と大接戦を制して決勝進出を決めて3連覇へ王手をかけた。

 

試合後Jbasketインタビュー

橋本芽依 (京都精華)

J:セミファイナル勝利おめでとうございます
「ありがとうございます!」

J:強い気持ちてー3ポイントでチームを引っ張ってました自身のプレー振り返ってどうでしたか

「前半に3ポイントを決めることはできたんですけど、後半にフェイスガードされてしまって、そこから打ち切ることができなかったと思うので、 やっぱり全試合、1試合通してしっかり3ポイント、自分の役割を果たせるように明日の決勝は切り替えて頑張りたいと思います。

最後の大会、目の前の試合を目標としてやってきて、接戦の時ほど冷静にやっていかないとのダメだと思って、チームとしてそれを意識してやっていたのと、勝ち切るっていう強い気持ちが大事だと思ってチームに常に気持ちが大事だっていうのをみんなに言ってチームの中で声かけてやってました。

J:試合中ベンチに戻って先生とどんな会話をされていましたか

「初戦から自分がボールを持ちすぎてしまう部分があって、校長先生にそのことを常に教えていただいてきたので、 持ちすぎて1人でバスケットをするんではなくて、精華全員でプレーすることを意識するようにっていうのを言われていました」。

J:いよいよ明日の大勝負 気持ちを教えてください

「明日がこのチームでできる最後の試合なので、ほんとに精華のバスケットをして校長先生の指示を徹底してやるだけだと思うので、そこをしっかり全員でやりきって、最後に勝ちたいと思います」。

 

林咲良(京都精華)

J:遂に大一番に向けて京都精華どんな戦いをするのか教えてください

「明日が最後の試合になると思うので、しっかり悔いのないように、自分たちも3年が引っ張れるように声を出して、今日みたいにコミュニケーションを取ることによって、こういう気持ちが上がってくると思うので、そういった部分をしっかり意識して戦っていきたいなと思います。ワクワしてます!」

 

桃井優(京都精華)

「チームで目標としているのはディフス、ルーズ、リバウンドを徹底することと、校長先生の支持を徹底することをチームの目標としてやってるので、ディフェンスでが出来たらこそオフェンスに繋がってリードできた時間帯も あったと思うし結局いつも言われてる事をやり切った結果かなって思うんですけど、でも最後相手にファウルをとられてフリースローを打たしてしまったのは自分のミスだと思うんでそこを調整して決勝でも頑張りたいと思います」。

 

清藤優衣 (精華女子)

J:今大会のキャプテンとして声かけをずっと続けてきて、精華女子のバスケットはどういうバスケットだったのか教えてもらっていいですか

「やっぱり精華女子はプレー面ではほんとにディフェンスが武器のチームだと思ってて、 プレーだけでなく、ほんとにチーム全員が一体となってみんなが勝つ勝つことを信じ続けてやっていて、もうほんとに明るい笑顔が最後まで絶えないチームだっと思います」。

「3年生が今20人いるんですけど、その20人全員がほんとに仲が良くて、時にはもう厳しいことも言い合ったりする時もあったんですけど、最終的にはこうしてみんなで目標に向かって突き進んでこれて、この20人で今までやってこれてよかったなと思います」。

J:今後はどんなプレーを目指していますか

「次のステージでは大学に行くんですけど、この身長の選手というのはいくらでもいるので、やっぱりもっとプレーの幅を増やして、 ハンドラーのスキルであったり、シュートだけでなく、そういった味方を生かすプレーも身につけていきたいと思います」。

振り返って
「夏負けてからもう1回チームを見直す必要があると思って、目標に対する向き合い方だったりをチーム全員で話す時間を増やして、最後のウインターカップはチームで1つになって絶対勝ち切ろうって、絶対日本一になるんだっていう気持ちを強く持ってやってきました。
チームが勝つことによって、またその次の日の準備ができることが本当に楽しみでした。また勝って、 自分たちの課題見つけて、それを改善して、もっとさらに成長できるっていうのをすごい実感して、それをここ勝ち切って決勝でもやりたかったなと思います。

代表と精華女子で役割やプレーの違いについて

「代表に行くまでは3ポイントシューターという感覚ではなくて、代表に行ってシューターとして経験させてもらってからチームに帰ってそるが本当に自信となって、空いたら打つというのを意識してやってきて、これからの次のステージに向けてもすごい自信持ってできるかなと思います」。

J:たくさんのバスケファンが見ていたと思います、メッセージもらえますか

「史上初のベスト4に入ることができて、京都精華さんに勝って3連覇を阻止して、また新しい歴史を 作りたかったなっていう風に思うんですけど、初めてこうしてベスト4に入ることができたっていうのはほんとによかったです」。

 

大上コーチ(精華女子)

「頑張ってくれたなって…いうのがもう1番の印象なんですけど、もっとできたかなって、もっとやれたんじゃないかって いう思いも、ベンチで見ながら、もっと声も出せたし、もっと積極的にいけたしって 思いながらだったんですけど。これが、チームが初めてメインコートに立たせてもらって、100年間の京都精華さんとの、そういう部分でのトータルの差っていうのを 感じ、うん、感じたゲームでしたね。うん」。

 

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