前日のGame1では、けが人が多い満身創痍のA東京は最後まで戦い抜く姿勢をみせて、千葉はシーズン通して出来上がった深いローテーションを武器にインテンシティ高いディフェンスでCSで圧倒的な強さを見せた。絶対負けられない東京のディフェンスとオフェンスの組み立てにも注目された。
5/21(日) セミファイナルGame2
千葉J 93-62 A東京
1Q 27-16
2Q 23-16
3Q 22-17
4Q 21-16
<千葉J>
#21 キャビン・エドワーズ 19得点
#33 ジョン・ムーニー 19得点 8Reb
#4 ヴィック・ロー 14得点 9Reb
#34 クリストファー・スミス 10得点
東京>
#53 アレックス・カーク 14得点 8Reb
#75 小酒部泰暉 12得点
#9 安藤周人 11得点
<千葉J>
#21 キャビン・エドワーズ 19得点
#33 ジョン・ムーニー 19得点 8Reb
#4 ヴィック・ロー 14得点 9Reb
#34 クリストファー・スミス 10得点
前半から千葉の強度高いディフェンスに対して、どうオフェンスして、千葉のアウトサイド、インサイドと得点力が高いオフェンスに、ゾーンとマンツーのディフェンスをどう織り交ぜていきながら変化をもたらして展開するかポイントになっていく。千葉は40分間いつも通りのオフェンスからの得点力、爆発力をどう出していくか。
東京は千葉へのディフェンスの寄りを早く、小酒部のドライブから得点と気持ちが前面に出るプレーを見せ、スティールからブレイクでサイズが得点と東京がいいリズムを作っていく。1-3-1ゾーンで変化をつけて、オフェンスではボールムーブ良くカークがインサイドでバスカンを取る東京のバスケットを展開。
千葉は東京のゾーンにアウトサイドからローがスリーポイント、豪華なダンク含め連続得点で崩していく。東京は安藤が昨日無得点に終わったが、このシリーズ初のスリーポイントを決めて、千葉についていく。富樫も積極的にアウトサイドからスリーポイントを打ち続け1Qから熱い展開が繰り広げられる。
ディフェンスをマンツーに変えて守る東京に千葉は得意としているボールムーブよく展開する。大事なところでのターンオーバーがGame1でも出たがこのGame2でも大事になる。西村、小川がコントロールし、エドワーズと連続でスリーポイント決めきって一気に千葉の流れに持っていく。これが千葉の力だ。
2Q、原が早々スリーポイントを決めて千葉のスリーポイント攻勢は止められない。小酒部を起点に仕掛けていくが、インサイドでムーニーのブロックから勢が加速され千葉が得点をダブルスコアにする。東京もフリー作っていくが、シュートが決まらない苦しい時間帯が続き東京は小酒部、バランスキーがスリーポイントを返していくが、それでも千葉の得点は止まらず50-29で折り返す。
アウトサイド、スポットでのスリーポイントをなんとか必死に止めに行く東京だが、千葉の決定力はそれをはるかに上回っていく。
後半、安藤のオンボールからジャンパーで得点して入る。安藤のチームをなんとかしようとするプレーが続く。それでも、アウトサイドの次はインサイドと千葉は得点していく。安藤がまたまたオンボールから得点して東京を鼓舞する。千葉は変わらないオフェンスがで一人一人の決定力が高い。スクリーンでチームでフリーを作ってアウトサイドから決めていき、個人でも打開する得点に東京は中々追いつくには難しい。
また東京のインサイドのサイズ、カークもハッスルするが抑えられ72-46最大得点差で最終へ。
カークからサイズへアリウープパスでダンクと意地を見せて戦う。東京は諦めない姿勢を貫く。安藤がファウルアウト後も、平岩が気を吐きチーム全員で試行錯誤でローテーション回し、最後まで諦めない東京が今シーズン戦ってきた証をバスケットファンに見せるが、試合は千葉がリードを保ち、怪我から復帰したラシードがスリーポイントを決めて会場のボルテージも最高潮となり、東京に勝利してた。ファイナル進出を決めた千葉は遂に三冠の偉業へあと2つの勝利まできた。
試合後に両チームがCS、今シーズンとお互い称え合った。
Game1
5月27日(土) 12:00 tipoff 日本テレビ系列、NHK BS1
Game2
5月28日(日) 13:10 tipoff NHK総合
Game3
5月30日(月) 19:05 tipoff NHK BS1
配信
全試合配信:バスケットLIVE、Sportsnavi
J SPORTS/ Hulu/ AmazonPrimeVideo チャンネル
一部試合が録画配信となる可能性あり