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【インカレ】ファイナルに相応しい熱い戦いは日本大学が東海大学を破り15年ぶり13回目の優勝/大怪我を克服した米須玲音MVP獲得

【インカレ】ファイナルに相応しい熱い戦いは日本大学が東海大学を破り15年ぶり13回目の優勝/大怪我を克服した米須玲音MVP獲得

12月15日(SUN) オープンハウスアリーナ太田
男子決勝戦
日本大学 70-63 東海大学
1Q 27-14
2Q 19-13
3Q 13-17
4Q 11-19

<日大>
#12 コンゴロー デイビッド 21得点 10Reb
#13 泉登翔 13得点
#51 一戸啓吾 11得点

<東海大>
#3 ハーパー ジャン ローレンス ジュニア 15得点 6AST
#18 西田陽成 15得点
#2 轟琉維 14得点

日本大が入りから、米須を中心にした速さと高さを活かして1Qから27得点と勢いをつける。東海へのディフェンスも徹底するとボールも人も動かしていく。東海もハーパーと轟のツーガードがスピードで組み立てるが、ペイントエリアの得点に苦戦し、最大19得点差まで開き我慢の展開が続く。ターンオーバーもあり前半46-27で折り返す。

後半に入るとここまで抑えられた東海が魅せる。ハーパーが早々にディープスリーを沈めると続いて轟も決め切り、東海が連続得点で勢いに乗る。轟と米須、そしてハーパーと米須と、それぞれのマッチアップも激しくアリーナも盛り上がりをみせ、東海が日本大にじわじわと点差を詰めてくるが、3Q最後にまたスリーポイントを決められる。

そして、最終クオーターに入ると東海は西田がディフェンスで気を吐き轟のスリーポイントが決めるなど、流れを引き寄せたい。だが日本大はディフェンスの強度が落ちる事がない。だが、そこから西田の連続スリーポイントが決まると一気に点差を詰め66-59日本大にタイムアウトをとらせた。東海は高い位置から気迫のディフェンスで轟も決めると3点差まで詰めよる。残り2分切るとゴール下で身体を張ったゴンゴローの、フリースローで4点差となる。そして、残り34秒この日まだ無得点だった米須がフリースローを2本沈めると70-63と7点差にして、逃げ切り日本大学が15年ぶり13回の優勝を勝ち取った。

優勝が決まった瞬間、米須はその場でコートに両手を付けて安堵の涙を落とした。そして最高の笑顔を見せた。自身としては初めての優勝を手にすることができた。怪我で苦しんだ大学、最後のインカレで手にする事ができた。

この1年間、ワンチームをテーマにしてきた日本大学、選手たち、ひとり、ひとりが力を出し15年ぶりに勝ち取った優勝となった。

ツーメンゲームで4年間最高の相棒だった
米須とコンゴロー 勝利目前での2人のシーン

 

 インカレ2024優勝🏆日本大学 (13年ぶり15回目)

準優勝 東海大

第3位 白鷗大

第4位 名古屋学院大

 

個人賞

米須玲音(日本大4年)
MVP 最優秀選手賞
アシスト王

西田陽成 (東海大4年)
敢闘賞
得点王
3ポイント王

優秀選手賞
新井楽人 (日本大3年)
コンゴローデイビッド (日本大4年)
ハーパージャンローレンスジュニア (東海大4年)
佐藤涼成 (白鷗大3年)
永野威旺 (名古屋学院大4年)

リバウンド王
オコエピータージュニア (名古屋学院大4年)

MIP賞
永野威旺 (名古屋学院大4年)

クリーン・ザ・ゲーム賞
東海大学

最優秀監督賞
古川貴凡(日本大)

 

勝利が決まった瞬間のシーン🎥
米須玲音は長い間、怪我と向き合ってきた。自身初の優勝を最後の大きな舞台で優勝とMVPを獲得

日大は15年ぶり13回目の優勝 米須玲音胴上げ

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