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【ウインターカップ2024】王者東山がもう一度チームを再建して初戦九州学院を撃破/エース瀬川琉久 ゲームコントロール佐藤凪Jbasketインタビュー

【ウインターカップ2024】王者東山がもう一度チームを再建して初戦九州学院を撃破/エース瀬川琉久 ゲームコントロール佐藤凪Jbasketインタビュー

ウインタカップ3日目@東京体育館

12月25日 男子2回戦
東山 81-53 九州学院
1Q 18-13
2Q 14-9
3Q 26-11
4Q 23-20

<東山>
#5 瀬川琉久 23得点 7Reb 3AST
#14 中村颯斗 12得点 (3P3/5)
#11 佐藤凪 11得点
#6 カンダ マピカ サロモン 16Reb 5得点

<九州学院>
#12 山口幹太 16得点
#7 福山拓海 14得点 15Reb

試合は入りは九州学院のハードなディフェンスに対してしっかり対応して、東山が落ち着いてプレーして10点まで入れていく。九州学院もペイントにアタックして最初は決まらなかったが決めはじめる。九州学院のディフェンスがよく東山のインサイドをみんなで守り止めにかかる。ディフェンスが厳しくくる中でも東山は1年生の中村が3本の3ポイントを沈めてチームを牽引して得点を重ねていく。一方、九州学院は東山からなかなか点を挙げられない。瀬川が一旦ベンチで休み戻ってすぐにジャンパーを決めて2桁得点差にする。

後半に入っても東山が得点重ねていくが九州学院はなかなかシュートが決まらず点差を徐々に開いていく。瀬川、佐藤、中村の得点にインサイドではカンダ マピカ サロモンがペイントをしっかり守り九州学院を突き放し81-53で東山が九州学院に勝利して3回戦にコマを進めた。

 

試合後Jbasketインタビュー

瀬川琉久
(東山3年 U18日本代表🇯🇵 日本代表ディベロップメントキャンプ参加)

J:九州学院は最初からハードに当たってきましたがしっかり ディフェンスを強固にして対応していると感じました、やってみてどうでしたか

「そうですね。やっぱり前日からスカウティングもしましたし、どういったプレーをしてくるのかもわかっていました。やっぱり自分たちは福岡第一さんやレベルの高いディフェンスを経験していて、その経験がオフェンスをする部分に関してはできたのかなと思います」。

J:去年もそうだったと思うんですけど、初戦のBやCコートでの空間のシュート感覚とかどうでしたか

「やっぱりこのウィンターカップの独特な体育館の作りであったりとか雰囲気で、前半は自分のアップからシュートは入らずだったんですけど、本当に気持ちの部分だけでシュートは変わるんだなっていう風に思いました。前半はウィンターカップの独特な雰囲気にのまれてしまって、なかなか自分の思ってるようなプレーはできなかったんですけど、後半にかけて自分の持ち味であるジャンプシュートが決まってきましたし、自分らしいプレーをコートで表現できたのでよかったなと思います」。

J:佐藤凪選手とどんな話をしてやっていますか

「自分が今年に関しては3ヶ月間チームにいなくて、その間にほんとに凪が成長してくれて、いろんな場面でボールを渡せるようになってきましたし、本当に頼りある存在です」。

夏から今大会まで

「インターハイが終わってしまって、1回チームがほんとにどん底って言っていいぐらいまで落ちてしまったんですけど、それがあったからこそみんなで這い上がれたと思いますし、 やっぱり自分たちは王者っていうよりは、チャレンジャーだっていうことを再確認できているので、すごいいいと思います。

1年ぶりの東京体育館は

「本当に1年間長いようで短かったと思うんですけど、 この体育館に入った本当に瞬間鳥肌立ちましたし、やっぱりこの東京体育館のウインターカップっていうものに対してかける思いは強いです。1年生の頃はウィンターカップに出るのが当たり前だと思ってて、そういう生半可な気持ちが負けに繋がってしまったと思いますし、去年に関してはやっぱりエースとしての自覚も少なく、決めきれないといけないところで決めきれなかったですけど、今年に関してはキャプテンもやらせてもらってますし、エースもやらせてもらってるので、そういった気持ちの部分、自覚と責任っていう部分で大きく変化したなとは思います」。

自身の役割について

「海外であったりとかジャパンの活動では、パスやディフェンスを求められたりとか、東山では求められないことを求められて、ちょっとやりにくかったっていう部分もあって。東山では点を取ること、チームをまとめること、ゲームメイクすることが仕事なので、そこの切り替えはほんとに難しかったんですけど、東山ではスコアする自分を表現していけたらいいと思います」。

 

佐藤凪(東山2年)

J:感じたことを教えてください

「そうですね。入りは固くなってしまったんですけど、結果的に勝つことができたんで、”ほんとに勝つことが全てだ” と思うんで、それはもうよかったなと思います」。

J:九州学院がハードにくることに対してしっかりディフェンスやオフェンスで抑えて力強いプレー、どんなことを意識してコントロールしていましたか

「やっぱりミスをしないことをガードとして意識してましたし、圧に引いてしまうと食らってしまうと思ったので、 そこで圧に負けないことっていうのを意識してます。はい」。

J:1年経っての東京体育館でのプレーはどうでしたか

「この東京体育館でプレーすることはすごい特別のことですし、やっぱりプレーしてすごい楽しいのです、はい、やっと戻ってこれたと感じてます。去年も同じコートでやってたのでそこは慣れてますし、すごい楽しめてます」。

J:瀬川選手とはどうプレーして会話をしていますか

「思ってることはすぐ伝えるようにしてますし、やっぱり琉久さんだけじゃなくて、僕も思ったことは伝えるようにして、お互いで意見を言いながらコミュニケーション取るようにしてます」。

J:今大会の想いを教えてください

「3年生の最後の大会なので、負けて引退させたくないですし、やっぱり3年生を勝たせるために僕はプレーしなければいけないと思っていて、 チームの勝利のために、はい、全力を尽くしたいと思ってます」。

 

男子DAY3

新田高等学校(愛媛) 62-122 藤枝明誠高等学校(静岡)

高山西高等学校(岐阜②) 56-62 正智深谷高等学校(埼玉)

東山高等学校(京都①) 81-53 九州学院高等学校(熊本)

北陸高等学校(福井) 65-52 桜丘高等学校(愛知)

前橋育英高等学校(群馬) 76-64 高知中央高等学校(高知)

日本航空高等学校(山梨①) 64-88 福岡大学附属大濠高等学校(福岡①)

富田高等学校(岐阜③) 61-80 八王子学園八王子高等学校(東京①)

報徳学園高等学校(兵庫) 64-55 光泉カトリック高等学校(滋賀)

延岡学園高等学校(宮崎) 102-74 船橋市立船橋高等学校(千葉)

駒澤大学附属苫小牧高等学校(北海道①) 52-74美濃加茂高等学校(岐阜①)

鳥取城北高等学校 (鳥取①) 84-65 國學院大學久我山高等学校(東京②)

京都精華学園高等学校 (京都③) 78-62 県立美来工科高等学校(沖縄)

北陸学院高等学校(石川) 129-71 県立長崎工業高等学校(長崎)

県立高岡工芸高等学校(富山) 57-115 開志国際高等学校(新潟①)

県立四日市工業高等学校(三重) 69-98 洛南高等学校(京都②)

福岡第一高等学校(福岡②) 95-69 福島東稜高等学校(福島)

 

 

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