強いハートと闘争心あふれるディフェンスに、速さを生かしたオフェンスでファンブースターから人気の荒川颯。
荒川はゲームの流れを変えることができるガードで、今シーズンの琉球を支えている。現在、琉球は第30節、37勝13敗と西地区首位でチャンピョンシップを決めた。
今シーズンの荒川は全試合に出場していて、平均14分出場、4.4得点、1.2リバウンド、1.8アシストとスタッツ以外も含めてチームに貢献してさらに成長を遂げている。タフなスケジュールのなか、EASLでは試合のクロージングも任されるようになった。練習生だった2年前から、着実にスタッフアップして常勝軍団の中でどんなチーム状況でも、チームでの役割を果たそうと常にハッスルする。闘争心だけではなく荒川がコート内外、チームへ積極的に声をかけるシーンもみられ、琉球のチームの雰囲気は常に最高だ。
そして、初めての天皇杯での初優勝にも貢献した。琉球ゴールデンキングスの勝ちへの拘りや、日々どんなプレイを目指しているのかを試合後にJbasketインタビューで応えてくれた。
Jbasketインタビュー
J:強く厳しい琉球のなかで自身のプレイをどう感じていますか
「まずは僕自身がキングスが勝つためにやらなければいけないこと、1番柔軟にこなせるプレイヤーにならなきゃいけないと思っていて、本当に僕がいろんなポジションをやるわけじゃないですけど、しっかりとチームに必要なことをやっていこうって考えていたので。チームに貢献できてるなっていう部分よりも、もっとこうしなければいけないなっていう部分が試合を通して自分自身もすごく感じています。
ディフェンスの部分ではもっともっとスタンダードを上げて、ポイントガードでもシューターでもそうですけど、しっかり相手の嫌がるディフェンスをやり続けなければいけないと思ってますし、オフェンス面ではハンドラーとしての役割も今年は多くもらっていると思っているので、そこの仕事もしっかりきっちりとやらなければはいけないなと思ってます」。
J:シーズン終盤どんなことを感じてCSに挑んでいきますか
「本当にキングスは勝たないと報われないので(笑顔)、内容がどれだけ良くても、勝たないと意味がないというか、その環境の中で本当プレイさせてもらっているので、本当に自分自身成長するチャンスでもありますし、それを楽しんでやれるようなプレイヤーになっていきたいなと思います」。
J:どんなプレイを魅せてくれますか
J:ファンブースターにメッセージを
上記2つの質問とフル動画はJbasketAND1で公開しています

琉球のオフェンスでガード陣には岸本、脇の得点力に加えて、4/9ホームで初得点を挙げた新加入の崎濱秀斗もいる。ディフェンスではリーグを代表するディフェンダー小野寺もいて、荒川にとってチーム内て激しい戦いの中で確実に信頼を得てきている。ここからシーズンは佳境となりCSへと入っていく。チャンピオンを狙う琉球での荒川のプレイに注目していきたい。
荒川颯キャリア
PG•SG
182cm 78kg
1997年7月25日生まれ
愛知県出身
拓殖大学
2020.1-2020.4 ライジングゼファー福岡 特別指定選手
2020.8-2020.12 滋賀レイクスターズ(現:滋賀レイクス)(練習生)
2020.12-2021.6 ファイティングイーグルス名古屋
2021-22 横浜エクセレンス
2022-23 レバンガ北海道
2023- 琉球ゴールデンキングス
注目の新加入選手 崎濱秀斗がホームで初得点をした。荒川と共に今シーズンのチャンピオンを目指す。