Bリーグ

【EASL】桶谷大HC(琉球) 日本バスケットの発展に尽力をして今「日本のバスケットは本当に世界から注目される所まできて、日本のバスケが世界を倒すフェーズに入ってきている」

【EASL】桶谷大HC(琉球) 日本バスケットの発展に尽力をして今「日本のバスケットは本当に世界から注目される所まできて、日本のバスケが世界を倒すフェーズに入ってきている」

EASL(東アジアスーパーリーグ)とBリーグの新シーズンが迫ってきた。昨シーズンBリーグファイナルに出場した琉球ゴールデンキングスは、今年もEASLの出場権を獲得している。9月末にEASLの公開練習が沖縄アリーナにて行われ、全体練習をした後、いよいよ始まるEASLや今シーズンについて、公式記者会見がおこなわれた。桶谷HC、小野寺キャプテンに、世界と戦う日本バスケット界に長く尽力してきた想いや、新しい琉球ゴールデンキングスとなった今、あらためて佐々アソシエイトヘッドコーチ加入後の”佐々マジック”とは、チーム雰囲気にどんな変化があるのかJbasketインタビューで話を聞くことができた。

桶谷HCは、2021-22シーズンに7年ぶりに琉球へ復帰してから、Bリーグファイナル進出、2年目は西地区6連覇と悲願であるBリーグ初制覇を成し遂げた。3年目となった昨シーズンは西地区の連続優勝は果たせなかったが、天皇杯準優勝、3年連続のBリーグファイナルへ進出させる結果を残した。シーズンが始まる前にはイタリアで開催された大会へ出場するなど海外でもチャレンジできる環境を手にし常勝チームとなった琉球。今シーズンは、キャプテンのヴィック・ローの幅広いプレー、新加入となるケヴェ・アルマもチームに加わり馴染んできている。そしてインサイドの大黒柱であるジャック・クーリーとアレックス・カークと盤石の体制に、琉球のエースとして長年牽引している岸本、3ポイントをキャッチ&シュートと自らメイクして得点が期待される松脇。若手からは荒川と、今シーズン中心選手として期待される脇と新しい力も増して楽しみになる。

「日本のバスケが世界を倒すフレーズに入ってきている」

2024-25シーズンのキャプテンを任された小野寺祥太

Jbasketインタビュー

桶谷大HC(琉球)

J:桶谷HCがアメリカかや日本に帰ってきて、日本バスケットの盛り上がりに尽力を注いで現在、当たり前のように海外EASLと試合ができるようになりました。当時から振り返ってどんなことを感じますか。

「日本のバスケットをメジャーにしたいという思いがあって、当時は居酒屋で野球の話しか聞いたことがなかったんですけど、居酒屋でバスケットボールの話が出てくるような、そういう世界にしたいっていうふうに思ってコーチになったっていうのがあるので、今まさに、日本のバスケットがすごく話題が出てきて、Bリーグでも本当にもう世界が注目しているリーグになっていて、この前イタリアに行った時も、イタリアのチームだったり、GMと話できたんですけど、今、Bリーグ、日本のバスケットが本当に注目されていて、すごく質問をされたっていうのがあリます。やっと日本のバスケットもここまで来たと、次は日本のバスケットがやっぱ世界を倒すフレーズに入ってきているなと思っています。本当にまだまだ日本のことを知らなかった世界が、知ってくれるっていう、自分たちがそこでずっと働けてることに本当に誇りに思います。そういうステージがあるのは、僕だけじゃないんで、いろんな人がいこのステージを作ってもらっているので、本当にそういう人たちに感謝したいですし、次は勝てるように、次世代につなげていけたらなと思ってます」。

桶谷HCが”ここまできたんだと言う想い”そして新生・琉球ゴールデンキングス

の雰囲気が変わった理由は佐々アソシエイトヘッドコーチ のもたらす”佐々マジック”とは。フルバージョンは動画でもご覧になれます。

J:琉球が今シーズン佐々さんがチームに入り活気に満ちていると思いますが、チームはどんな雰囲気でしょうか

 

東アジアスーパーリーグ(EASL)とは

EASLは2017年より国際バスケットボール連盟(FIBA)の公認を受け発足。今回が第3回大会となり、B.LEAGUE(日本)、P.LEAGUE+(チャイニーズ・タイペイ)、KBL(韓国)、PBA(フィリピン・バスケットボール協会)さらに香港、マカオのチームが加わった計10チームが出場し、東アジアのチャンピオンの座をかけて戦う。

EASL2024-25シーズン出場チーム
<グループA>
広島ドラゴンフライズ(日本)
水原KTソニックブーム(韓国)
桃園パウイアンパイロッツ(チャイニーズ・タイペイ)
サンミゲル・ビアメン(フィリピン)
香港イースタン(香港)

<グループB>
琉球ゴールデンキングス(日本)
釜山KCCイージス(韓国)
ニュータイペイキングス(チャイニーズ・タイペイ)
メラルコ・ボルツ(フィリピン)
マカオ・ブラックベアーズ(マカオ)

注目としては、やはり、今シーズンからPBAフィリピンカップ優勝を果たし、2シーズン連続でのEASL出場が決定したメラルコ・ボルツに移籍した、アレン・ダーラムとの対戦だ。沖縄アリーナに相手国として凱旋する。EASL2024-25シーズン初戦から熱い戦いになることは間違いなし。

 

2024-25 EASL配信日程
広島・琉球試合スケジュール/配信はU-NEXT

<琉球ゴールデンキングス>
◉10月16日 19:40
琉球vs メラルコ・ボルツ(沖縄)
10月30日 21:10
琉球vs マカオ・ブラックベアーズ(アウェイ調整中)
◉12月4日 19:40
琉球vs 釜山KCCイージス(沖縄)
◉12月25日 19:40
琉球vs ニュータイペイキングス(沖縄)
1月8日 20:10
琉球vs ニュータイペイキングス(台北)
1月22日 21:10
琉球vs メラルコ・ボルツ(ケソン)

<広島ドラゴンフライズ>
◉10月16日 19:10
広島vs 香港イースタン(エフピコ)
10月30日 19:10
広島vs 香港イースタン(アウェイ調整中)
12月4日 19:10
広島vs 水原KTソニックブーム(アウェイ水原)
12月25日 21:10
広島vs 桃園パウイアンパイロッツ(桃園)
◉ 1月8日 19:10
広島vs サンミゲル・ビアメン(サンプラ)
◉1月22日 19:10
広島vs 桃園パウイアンパイロッツ(エフピコ)

 

キャリア

桶谷大
163cm/ 1977年12月23日生まれ/46歳/ 京都府出身

京都府立朱雀高等学校
アリゾナ州立大学

◉2005-06 大分ヒートデビルズ アシスタントコーチ (2006.1-ヘッドコーチ代行)
◉2006-08 大分ヒートデビルズ ヘッドコーチ
◉2008-12 琉球ゴールデンキングス ヘッドコーチ
2008-09 bjリーグ優勝
2009-10 bjリーグ3位
2010-11 bjリーグ準優勝
2011-12 bjリーグ優勝
◉2012-15 岩手ビッグブルズ ヘッドコーチ
2014-15 TKbjリーグ4位
◉2015-18 大阪エヴェッサ ヘッドコーチ
◉2018-20 仙台89ERS ヘッドコーチ
◉2021- 琉球ゴールデンキングス
2021-22 Bリーグ準優勝
2022-23 Bリーグ優勝
2023-24 Bリーグ準優勝

 

 

Bリーグ
Jbasket

Jbasketライター

-バスケットボール 専門メディア

twitter : @jbasket_web
Instagram : @ jbasket_web