河村勇輝「出来はまだ50点」ホーム初登場22分32秒出場、7アシスト、2スティール、数字には現れないプレーでチームに貢献して滋賀に勝利
2021.1.2 横浜国際プール
横浜ビー・コルセアーズ 83 – 78 滋賀レイクスターズ
<スタッツ>
#0 河村勇輝 7アシスト 2スティール
#1 パトリック・アウダ 19得点
#4 ロバート・カーター 18得点 6リバウンド
#9 森川正明 18得点
コロナ禍でもこの日はチケットが完売。お目当ての選手は河村勇輝だった。
グッズ売り場も長蛇の列で盛り上がり、いかにバスケファンが楽しみにしていた分かる。試合後の会見で本人は、“出来はまだ50点“と評価したが、コート、コート外、スタッツにはない貢献を考えれば以上であることは間違いない。
ゲームは、
お互いインサイドでリングにアタックして得点をしていく。
滋賀は横浜ベクトンに対してはダブルチームでインサイドを抑える。1Qの5分河村はコートに入ってくる。
生原と河村の2ガードでボールの展開が良くなる。いい意味で横浜のコートに緊張感がある。
河村は高い位置からドライブ、オープンの森井にパスしてスリーをアシストする。このプレーがいくつか出てゲームをしっかり見ている。アウダとのプレーでもいいところで出て、高いレベルのプレーがもっと出てくると思われる。
一方滋賀のインサイド#12ブラントは安定してしていた。ドライブからインサイドにパス#5ハミルトンが得点、滋賀は、ハミルトン中心にゲームを展開していくが前半に中々プレーが良くなかったが後半ハミルトンらしさが出て、24得点、10リバウンド、9アシストと幅のあるプレーを見せてトリプルダブルの活躍を見せた。
後半にはいって、徐々に滋賀がペイント内で得点していき7点差まで詰める。
この日は、パパになった横浜森川の意地のスリーで10点差以上をキープする。
滋賀はアウトサイドにフリーを作ってスリーを打つが23本打って4本と厳しかったが最後インサイドで得点をして5点差まで追い上げる。
残り1分切って横浜はカーターのタフショットでジャンパーを決めて7点差になって勝負を決めた。
試合後コメント
河村勇輝(横浜)
ホームデビュー戦という事で沢山の方が駆け付けてくれて嬉しく勝って良かった。PGとしてのコントロール、シュートタイミングも悪くなかった。チームとしてスコアを決めさせる方を優先していた。アシストにアジャストできたのは良かった。
ミリングHC(横浜)
チームのエナジーを見せられた。前半からオフェンス、ディフェンスとも良かった。ピックアンドロールのプレイを多くした。河村選手は3試合目になるがチームメイトとも模索していて向上心があるのでレベルアップしていく事がチームの為になる。
生原選手(横浜)
怪我があって11月末に初めて練習してから今年は初めて勝てて自信になった。もっと良くなる。河村と刺激になるしこれほどスピードのある選手はリーグでも居ないので武器になるし、自分も違うテンポで違うスタイルのバスケを見せと思う。