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【Bリーグ】京都が中地区首位横浜BCを接戦で撃破 久保田義章「残り試合全部勝ち取るPGになる気持ちで、久保田義章全てを見てもらいたい」

【Bリーグ】京都が中地区首位横浜BCを接戦で撃破 久保田義章「残り試合全部勝ち取るPGになる気持ちで、久保田義章全てを見てもらいたい」

20勝12敗中地区首位の横浜BCはホームで12勝20敗西地区7位京都を迎え撃つ。
横浜は河村が起点となって戦うチームになっている、スタッツでは得点では1試合平均18.3得点、アシストでは8/8と2部門でチームハイ、リバウンドでは9.8とジャクソンが引っ張っているようにハイローやインサイドアウトサイドのバランスが今シーズン始めより格段に良くなっていて後半戦に向けて注目のチームになっている。
また京都は、NBAでグリズリーズで共に渡邊雄太とプレイしたユトフ、久保田がチームでゲームメイク、得点で起点になっている。ティージェー・ロールも復帰しここからに注目される。

1/28(土)横浜国際プール
横浜BC 76-80 京都
1Q 25-19
2Q 19-23
3Q 13-21
4Q 19-17

<京都>
#31 シェック・ディアロ 17得点 8Reb
#1 ジェロード・ユトフ 16得点 11Reb
#11 久保田義章 15得点 7AST
#7 マシュー・ライト 15得点

<横浜BC>
#5 河村勇輝 19得点 12AST
#10 チャールズ・ジャクソン 17得点
#23 キング開 13得点

ジャクソンのインサイドから得点する横浜、京都は久保田の得点から入る。ジャクソンのハッスルから河村、キング開が早々にスリーポイントを決めてリードする。京都はリズムが合わずタフなショットを打っていく。さらに横浜は河村を起点に速い展開で得点していく。満田が河村にディフェンスしてリズムを崩したいが、赤穂が連続で得点と横浜のオフェンスがリードを広げる。そして、河村とジャクソンのピック、ドライブと様々なバリエーションで攻め、対して京都もターンオーバーからしっかり得点して25-19横浜リードの1Q。

2Q早々に松崎のスリーポイントとジャンパー、モリスの得点で8連続得点して、松崎はユトフにパスコースを読まれていたがしっかりチームに勢いつける得点で入る。京都はここで離されると厳しいところでディアロ、ライトが得点して4点差の2ポゼッションに追いつく力を見せる。横浜は仕掛けていっているので得点をしっかり取っていきたい展開で、河村、キングが得点してリードを広げるが、このゲーム京都は離されずに久保田がしっかりPGとしてコントールしてライト、ディアロが得点してオフェンス力を見せて追い上げて44-42横浜がリードして折り返す。

後半に入り、京都はディフェンスからブレイクでファウルを貰い同点に追いつき、ライトのジャンパーで遂に逆転する。その後久保田も含め連続6点を取り流れを京都に引き寄せる。
横浜は河村を起点に得点して自らも得点し逆転する。必ず速い展開から流れを渡さず、これが横浜の今シーズンの首位にいる強みになっている。京都もチームを牽引するユトフが後半で爆発していく。大事な場面で離されずに得点を決めて拮抗し、ジワジワと京都が得点して63-57と京都リードで最終へ。

お互い得点してから京都の小西がフリーでコーナーからスリーポイントを沈めてリードを広げ、2桁得点差にする。京都はボールムーブよく展開する。スティールした横浜は河村のジャンパーで追い上げ、ユトフがスリーポイント決めれば、キングがスリーポイントをお返しし、さらにユトフがスリーポイントを返しと入れ合いに会場のボルテージはマックスに。
残り1分切って、赤穂の得点で2点差にする横浜。残り26秒、ここでユトフがドライブしてそのままレイアップして得点して4点差にする。残り18秒でフリースローで横浜ジャクソンが決めて2点差と最後までもつれたが、ファウルゲームに対してライトはしっかり2本決めて4点差にしてリードを守り京都が横浜にGame1を勝利した。

また、大学バスケで活躍してきている特別指定選手で加入している、益子拓巳(拓殖大4年)と浅野ケニー(専修大2年)の活躍も楽しみになる。

 

試合後コメント

久保田義章(京都)
J:今日横浜勝った事について
「チームとして大きい勝利ですけど明日もあるので一喜一憂せずに明日に向けて修正できる所はして、いい所は共有して明日タフになると思いますがエナジー全開でやっていきたいです」 J: 自身のプレーでチームの役割や目標について「ゲームメイクもですけど、コントロールの部分でもコートに立ったら責任と自覚をもってやっているので毎試合そういう気持ちで臨んでます。
どれだけチームを勝たせるPGになるかが重要な事なので残り試合全部勝ち取るPGになる気持ちでやって行きたいです。久保田義章全てを見てもらいたいです。」

 

河村勇輝 (横浜)
J:点差が開いて追いつき勝つ為に大事にしている事はなんでしょうか
「京都さん自分達より勝率が低いといえど凄く調子を上げているチームだと思いますし、やはり前半で10〜20点を引き伸ばす事で一回叩いておくと自分達の流れに持っていきやすいし凄く大事だと思います。クロスゲームになる程、その時の選手の調子だったりに左右される事もあるし、実力的には勝っていてもその日のヒーローが出てくる事もあるので、クロスゲームにならない様にしなければいけない。
最後は経験値のあるユトフ選手に決められてしまったので、ある程度、点数を離してゲームをコントロールしなければいけないと思いました。」

 

ロイ・ラナHC(京都)
J:河村選手に19得点でしたがチームで色々DFを仕掛けて勝ち切った事について
「今日は本当にミスが少なく自分達のDFを徹底できました。1対1で河村選手を止めるのは難しい中でお互いサポートし合ってしっかりフォーカスしてコーチ陣が準備したスカウティングを最後まで遂行した結果だと思います。いい選手なので明日も簡単ではないので準備していきます」

J:後半戦に向けてDFから仕掛けて行ける状態に感じますが
「前半は苦戦しましたが、ディアロ選手の所でリーダーシップを取ってくれたり、1ポゼション毎にしっかりやっていくことをしてくれて、チームが結束してこの形で出来ています。 今日は自分達にとってはグレイトなゲームだった。ファンの方も見ていてワクワクする戦いだったと思います。最後はフリースロー決め切って、ユトフがビックショット決めた事が大きかった。」

 

青木勇人 HC(横浜)
J::OFで前半は差がついてもカムバックしたと思いますが後半は難しかった感じでしょうか
「前半44点、そこは心配してなく悪くないと思っていたけど42点取られたのが問題だった。後半に追い上げようという時にストップからスコアに繋がらない時間が多すぎた。後はストレスが溜まる場面があってフィニッシュまで繋がらなかったが、シュートまでは行っていたし良いシュート、選択はあったけど今日は全く得点やフリースローに繋がらなかった。そういう時こそDFでもう少しトランジションバスケに繋げたけど1on1のとこやファウルになってしまった。DFの終わり方がよくなかった試合だった。明日はターンオーバーで簡単な得点をあげない事と最後守り切ってタフなシュートで終わらせられるかです。」

 

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Jbasketライター

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