東地区同士の対決で千葉に次いで2位に位置しているA東京。田中大貴、小酒部大暉、この日はライアン・ロシターと主力メンバーが欠場の中、A東京のチーム力をどう出すか、また北海道は新体制下で前節の群馬戦でオフェンス力が爆発し勝ちきってきてるのでどう対峙するのかが注目になった。
3/25(土) 代々木第一体育館 8,578人
A東京 88-65 北海道
1Q 19-23
2Q 17-10
3Q 31-17
4Q 21-15
<A東京>
#1 ジャスティン・コブス 30得点 5AST
#11 セバスチャン・サイズ 23得点 4STL
#9 安藤周人 18得点(3P4/8)
<北海道>
#21 ショーン・ロング 19得点 10Reb
#29 ドワイト・ラモス 12得点
#4 寺園脩斗 11得点
北海道はペイントにアタックしてゲームを積極的に入るが、A東京も安藤のスリーポイントなどでしっかり返していきリードを広げる。
お互いピックからの展開で引き離すA東京にラモスがスリーポイントを決めて逆転してリードする北海道は、前節からの勢いをそのままパフォーマンスする。北海道のゾーンディフェンスにサイズがダイブして得点としっかり対応するA東京。ロングもインサイドでハッスルして得点を重ね23-19北海道リードで1Q終える。
リードを広げていきたい北海道に、コブスがチームを牽引して得点していき同点にする。北海道もディフェンスから立て直しペイントアタックしてリードをしていく。A東京は得点が欲しい時に安藤のスリーポイントが出てA東京に流れに持っていこうとするが、ラモスがジャンパーを決めて流れを渡さない。
ここからA東京らしいピックからの展開が決まり追いつく、ディフェンスのギアが上がり北海道が決めていたインサイドを抑えて逆転する。
コブスが前半だけで18得点も決める。36-33A東京リードで前半折り返す。
後半の入りをイニシアチブを取りたい北海道だが、A東京から得点が続く。ラモスの連続得点でついていくがボールコントロールするコブスを止められない。A東京は後半に入って更にディフェンスの強度を上げていき、更にブレイクも出て一気に点差を広げて2桁得点差にする。じわじわとインサイドを攻略していき20点差をつける。
後半流れをグッと引きお寄せたA東京は北海道のディフェンスを崩し得点し続ける。北海道はA東京のディフェンスに攻めきれずA東京が点差をしっかり守りきり北海道に勝利してホーム19連勝を飾った。
アドマイティスHC(A東京)
J:北海道のDFへの対応で強さを見せたと思います。どうアジャストしたんでしょうか
「DFだけではなく我々のOFもしっかりした良い形で堅実に狙い所を定めてシュートが決まった一つの理由としてその後のDFをしっかりと切り替えてスムーズにいったと思います。北海道さんはやはりモータム選手が20点以上取る試合は、かなり確率高く勝利していますので、まずモータム選手をしっかりと抑えるという形から入りました。二つ目はシューター陣へ中野選手、ラモス選手、彼らが当たってしまいますと完全に向こうのペースになりますので、スクリーンゲームでいかにシュート力のある選手を抑えること。この選手を一対一と、オープンにさせずにここからDFでしっかり組織的に抑えていこうというゲームプランでした。」
ジャスティン・コブス(A東京)
J:怪我から帰ってきてA東京のバスケットスタイル、ピックからの展開は特にフィットしてますか、終盤戦どのような感覚で迎えようとしてますか
「やはりプラスのインパクトを与えるようなプレーを引き続きもっともっと積極的にやっていきたいと思います。PGですのでリーダーシップもちろん自分には責任があるという形があります。それとOFでもDFでもポイントガード選手が、これを引っ張っていくという気持ちで望んで行ってます。残りのレギュラーシーズン一番いい形入っていきたいと思います。それと怪我人もいてまだまだかなり苦しい状況ですがどんどんオプションが膨らんでいると思う。中でもシュート力のある安藤選手、バランスキー選手、怪我でいませんけど、田中大貴選手、小坂部選手、シューター陣がいるので皆んなを活かす事ビックマンを経由してプレイを膨らすのがやっていて楽しいですし、個人的にも確率のいい遂行力のあるOFだと思う」
J: 展開が素晴らしくチームにフィット感はどう感じてますか。
「P&R、OFに関しては自分でももちろん点数も取れますし、ロシターは状況判断のいい選手ですのでどんどんオプションが膨らんでいると思う。中でもシュート力のある安藤選手、バランスキー選手、怪我でいませんけど、田中大貴選手、小坂部選手、シューター陣がいるので皆んなを活かす事ビックマンを経由してプレイを膨らすのがやっていて楽しいですし、個人的にも確率のいい遂行力のあるOFだと思う」
小野寺龍太郎 HC代行(北海道)
J:シーズン終盤へ向けての想いを
「佐古HCが作り上げてきたチームの中で、基本的には大きな戦術はあまり取り入れずしっかり継続したままで、そこの強度だったり精度の部分、細かい部分まで僕らが拘っていけるのか、チームのテーマだと考ええいます。そこはやっぱり大きくはDFの部分の改善など、外国籍選手も含めて全員がやってきたことなんだけど高いレベルでより最高力を上げて行くことがチームの一つのターゲットで、もちろんB1に残ること。それ以上の成果を残す為には良い試合が出来る様にはなってきたのでネガティブにならず、自分たちのいい時間っていうのを多くポジションというのをより多く出来るか、最終的にはやっぱりチームがB1に残ること。チームとして成長できる様に、上位チームに対してチームとしてやるべき事を徹底して一つでも多く勝つ試合を皆さんへお見せ出来るようにしていきたい。」
寺園脩斗(北海道)
「1Qはディフェンスのエナジーを高く持ってゲームに臨むことができ、リードもできて良い入りだったと思います。 ただ2Q以降、A東京のディフェンスの強度、チームルールの遂行力に対して自分たちが我慢できず、ターンオーバーから崩れてしまいました。 ターンオーバーになった後もディフェンスで我慢できず、コブス選手への対応やチームルールの徹底ができず、1Q以外は良い流れを持ってくることができませんでした。
個人的な振り返りは自分の持ち味はスピードなので、今日はその部分を活かして縦にアタックし、相手のディフェンスを崩すことを意識していました。明日はもっとペースコントロールやボールを動かしていくことなどを意識したいと思っています。」