ネットを首にかける岸本隆一
この日ずっとネットを離さなかった岸本隆一
初戴冠のチャンピオン琉球ゴールデンキングスのネットカット&シャンパンファイトがセレモニーの後に行われた。
初のBリーグチャンピオンになった琉球は試合後のチャンピオンだけが許されるリングのネットを収める”ネットカット”は表彰セレモニーが終わってから行われた。
各選手が思い思いにリングのネットにハサミを入れて行くの姿、表情が印象的なシーン。その後は琉球ファミリー、各選手、スタッフのファイミリーもコートに集まりこの1年間をみんなで分かち合った。
ネットカットの選手たちはバスケット少年のようだった。
この後のインタビューでは怪我で苦しんだ昨シーズンから、その後のパフォーマンスでも苦しかった想いとバスケットの神様からのプレゼントの瞬間と表現した琉球のキャプテンとして引っ張ってきた田代
琉球ゴールデンキングスファミリー
琉球ゴールデンキングスが、初の西地区優勝トロフィーを手にし沖縄へ届ける。初のプロスポーツとしても沖縄に大きく貢献していて、沖縄ということもあってバスケットボールがカルチャーになっている特別な場所。2007年にチーム発足してbjリーグに所属し過去4回優勝。2016年からBリーグが発足加入してから西地区優勝は4回もしてきたがBリーグチャンピオンには至っていなかった。
特に昨シーズンは初のファイナル進出を果たしたが、宇都宮との激戦に敗れたのが多くファンが記憶に残っている。
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そして今シーズンでは西地区で後半戦強さを発揮して48勝12敗という結果を残し、島根と同率ながら、直接対決の得失点差で上回り西地区優勝を果たしてCSに突入した。
勢いついている琉球のCS初戦は、名古屋Dと戦い2連勝して、そして天皇杯でも激闘して勝利した横浜BCとセミファイナルで戦うことになり、その横浜BCに2連勝してファイナル進出を決めた。
そして、昨シーズンのファイナルで敗れてから、1年後の約束の地に帰ってきた。その琉球のファイナルで対戦する相手は、今シーズンに最多勝利記録を叩き出した千葉ジェッツとの戦いになった。
第1戦は、激闘死闘、ダブルオーバータイムからの琉球の勝利、第2戦もインサイドとスリーポイントの確率が上回り琉球が2連勝して勝利して、初の栄冠を手にした。西地区初の優勝、Bjリーグチームからの優勝も初めてになった。
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琉球の優勝は日本のバスケットボール界に大きな意味をもたらしたことは間違いないことで、2026年の新B1リーグに向けて各チームが更にチーム力を上げて、アリーナ問題、ルール、強いては日本代表の育成、強化に繋がることを期待しているファンは多い。琉球の初優勝で今シーズンの幕は閉じた。