参照：10/25(水)横浜BC vs SR渋谷
ベンドラメ礼生 (SR渋谷)
Ｊ：今シーズン新チームの中でのプレー全開を見れましたが速さに対してどう対応してましたか
「やる前から相手が速いのは分かっていたので今日もトランジションで何本かやられたシュチュエーションがあって、そこはチームとしてトランジションをやらせないと、僕ひとりじゃなく全員が後ろから河村選手のドライブコースやオリバー選手のコースを止めるだったりチームとしてディフェンスをみせてトランジション出来ないという思い印象を相手に与えた事は大きかったと思います。だからこそ速いバスケット、彼の速さについて対応できた。もう、一対一の戦いだと勝てないので、やってる方は鬼ごっこみたいになるので味方のいる方へ送る、それで守れたシーンがあって凄く良かったです。
オフェンスは今のサンロッカーズはその日、誰でもチームのエースになれるゲームを決める事が出来る。
その中で、今日は僕がいいリズムを作り出せて結果的に23得点とれたと思うので、自分の良さである積極性をしっかり出せたのは個人的には凄くよかったしチームとしてもここから勝ちを重ねていくのは凄く大きいと思うので、まだまだ2勝しかしてなくてシーズンも長い、その中で中地区の横浜に勝てた事は良かったと思います」
ルカ・パヴィチェヴィッチ HC(SR渋谷)
J：オフェンスの引き出しは多くあると思われますがピック&ポップ、ポップからの展開とやり続ける強さや手応えを教えて下さい
「我々はピック&ロールがメインのチームということです。その中でインサイドゲーム、トランジッションゲームをしっかり組み込みながらやっていくということ。今マカドウ選手が離脱してしまって大きくやりたい事が変わってしまったけれども、ギブス選手が入ってきて学びながらこのチームにもたらしてくれてますし、ジョシュ選手はポップも出来ますし、ロールも上手な選手なのでバランスが取れた選手だと思ってます。そこにカード陣のベンドラメ選手、田中選手、クレモンズ選手が加わりながらそこを見て作っているのが今のチームの現状です。
ライアン選手、ジョシュ選手は、このピック&ポップについては凄く上手く脅威になる選手だと思ってます。ここからもう少しバランスを見ながらやっていく必要があるのかなと思ってます。
今まで名古屋さん、琉球さん、長崎さんと戦って、うちに対して様々なディフェンスをしてきて、我々は毎試合どういう事が有効かと学んできて少しずつ自分達に落とし込んでやってきてます。ビッグマンを今後どう使うかは改善の余地があると思いますし、まだまだ成長する部分も大きくあると思うので引き続きやっていきたいと思ってます」
河村選手へのディフェンスで重要視したこと
「まずはボールを持たせないこと。あれだけの速さをフルコートでボールを持つので止めることは出来ないだろう。その中で彼の持ち味は3ポイントを決められるという事、ドリブルからキャッチ&シュートと決める力がある。1対1からの自分のシュートをクリエイトする力があるのが凄く優れているので、どう守るかは彼をどれだけ嫌がる事が出来るかになる。それでも10本は打ってくる選手なので彼のリズムで打たせないかが重要で5/10、2/10にするのかは凄く大事で注意を置いていました」
河村勇輝(横浜BC)
J：チームオフェンスでペイントアタックも厳しい中でどういう展開にしようとしていたのか教えて下さい
「ペイントアタックが出来なかった1つの要因として、スコット選手が欠場してピック&ロールでロールをする選手がいなくなった事で、ユトフ選手やデビン選手も基本的にはピック&ポップの選手で誰かがロールしないといけない状況で今回作る事が出来なかった。
ポイントガードやウイング陣のアタックや1対1から打開しようとペイントアタックしか策がなかった。そこを意識してしまうとディフェンスももちろん下がってしまいますし、チームとしてペイントタッチを増やしていく策が少なく、チームのスリーポイントは多いので、ペイントタッチ無しで1対1やアウトサイトが多くなるとスリーポイントの確率が良くないのでこの確率に繋がっていると思います。
これからスコット選手が居なかった時の時間帯でペイントアタックやペイントタッチはもっと考えないといけないと思ってます」
青木勇人 HC (横浜BC)
J：SR渋谷が対策してくる中、スコット不在でどんな展開を求めていたかを教えて下さい
「1つはボールを動かしてスピードの所でミスマッチを作ってアタックする事が大きくありました。そこで作ったオープンが入ってこないと少しずつ下を向きがちになってしまう。ディフェンスがそこで耐えられるどうかが次の勝負になったと思います。
ビッグマン不在の中でうちのボールハンドラーがどれだけアタック出来るかがもう1つのテーマだったと思います。それを止める為にスイッチしてくるので、そこでチームとしてミスマッチしてアタック出来るか、今日はハンドラーがそこからペイントタッチまで行かず、手前でジャンパーになってしまった所がもったいなかったと思います。その判断はこれからブラッシュアップしていかないといけないなと思います」
