今シーズン平均89.5得点とB1トップの三遠を、この2試合で70点以下に抑えて2連勝した広島はクラブ史上新たな歴史を刻んだ。ワイルドカードから勝ち上がってきた広島は、確かな自信を持って愛知、ドルフィンズアリーナに乗り込む。
参照:
Game1
日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24 5/11 (SAT)/Game1 三遠ネオフェニックス 70-77 広島ドラゴンフライズ
ドウェイン・エバンス(広島)
J:東京でCSに向けて、8チームが揃った時に、優勝が目標で、その為に第1戦目が凄く重要とお聞きして、今日の勝利はどう感じていますか
「本当にGame1をしっかりと勝てたんですけども、まずは満足しないというメンタルで、しっかりとGame2に臨めたらいいのかなと思います。まだ次のラウンドに行けたわけでもないですし。ただ、Game1は取れた、ほんとにそれだけだと思います。しっかりと今日のように自信を持って、本当にアグレッシブに明日もGame2を戦っていければいいと思っています」。
「個人的には1人1人の努力、1人1人のエフォートが必要になってくると思いますので、そこは僕も意識しながら今日40分間戦い抜けたんじゃないかなと思いますね」。
大野篤史HC(三遠)
J:初のCSでチームの雰囲気は
選手たちの様子はいつも通りでしたか?
気持ちが入りすぎたりしていましたか?
J:相手が色々と新しく仕掛けてくるディフェンスに対して。
金丸晃輔(三遠)
金丸晃輔
「 CSはディフェンスとリバウンドなんですよ」
J:新チームでCSでの雰囲気はどうですが?!金丸選手の役割を教えてください。
「チームの雰囲気はレギュラーシーズンとは違った感じで、良かったです。いい緊張感を持った感じだと思います。特別に得点を取りに行くとかそういう思いとかも一切なくて、勝つ事です。
CSはディフェンスの強度が一気に上がるので、戦術どうこうじゃないんですよね。いいオフェンスをしたからではなく、やはりディフェンをしっかりしないとやられるし、もう “CSはディフェンスとリバウンド ”なんですよ。この2つをしっかりチームで40分間遂行しないと勝てないです」。
J:明日に向けての気持ちを
「今までやってきたこと変えるつもりもないし、 試合に出る人が遂行することが強度やクオリティを維持して大事になってくる。今までやってきたことを、そのクオリティをどう高く表現するかが本当に大事なんです。大事な場面ではハドル組んだりして 声かけも大事にしていきたいですね」。
J:ホーム開催で熱いファンからの声援はどうでしたか
「今日特に感じたのは、シュート1本1本が決まると、ギュラーシーズンとは違って、大きな声援が聞こえたし、それを聞くたびに嬉しく思いましたし、CSでみんな一緒に戦ってくれてるんだっていう思いがすごく伝わってきたので、本当に感謝してます。明日もう1回、もう後がないので、もう1度ファンの皆さんと一緒に戦ってほしいです」。
日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24 5/12 (SUN)/Game2 三遠ネオフェニックス 66-69 広島ドラゴンフライズ
カイル・ミリングHC (広島)
クラブ初のセミファイナル進出を決める。
「出てくる言葉がない位、良い試合だったと思います。本当に試合云々よりも、 選手たちが今まで積み上げてきたものだったり、本当に今まで犠牲にしてきたものであったり、努力だったりが今日しっかりと報われた戦いになったと思います。40分間、本当に素晴らしかった。
若いチームだと思うんですけども、三谷や、スターターが欠いている状況のなか、こういった場面でもしっかりと自分たちのやるべきことを信じて40分間やれたっていうのは、 本当に選手たちは今日を称えるべきだと思います。
そして僕たちコーチ陣を信じてついてきてくれていること、心から感謝しています」。
ドウェイン・エバンス (広島)
「いつもの様な、本当にいつもの感じのCSのゲームだったと いう風に思います。しっかりと40分間最後まで僕らも戦えたので、今日も勝つことができたので本当に良かったです。
大きな自信を僕らは今持ってると思いますし、ここ数試合でもしっかりとクロスゲームをものにできているので、私たちの大きな自信にも繋がっています。こういった場面でも落ち着いて、しっかりと遂行できたと思います」。
中村拓人(広島)
「1試合通して本当に前半にタフな時間帯が続いたんですけど、後半にはディフンスで粘りながら40分間通して僕らのディフェンスができて、それがこの勝利に繋がったんじゃないかなと思います」。
J:今シーズンフルで60試合出場し、チャンスを物にしてきて、昨年のCSでの壁も乗り越えてこらましたが、今シーズンどこが最も上がったのか、気持ちの部分も含め教えてください。
「去年から約1年間、本当にいろんな局面が自分の中でも感じましたし自分の中でも乗り越えていけたという自信にも繋がりました。その要因としては本当に僕自身、役割が明確になってきたのが、自分の中でステップアップできた要因なのかなと思います。特にディフェンスのところもそうですし、ゲームをクリエイトするところは、この1年間本当に自分の中でも自信もってプレーできました。 そこが去年とはまた違った自分を見せらているのかなと思います」。
大野篤史HC(三遠)
J:三遠は全国にたくさんのバスケットファンを増やして魅了した一年間だったと思います。
J:ホームでの声援を受けて戦ったシーズン、ファンの皆様への思いも教えてください。
大浦颯太(三遠)
J:今シーズン移籍後に“速いバスケットボールでチームの勝利に貢献する”と聞きましたが、この一年間どの様に変化しましたか
「レギュラーシーズンでこの結果をやれたっていうところでは、ディフェンスで貢献できましたけど、 やっぱりこのCSで勝てないと意味がないと思っています。レギュラーシーズンの中で成長はできましたけど、まだまだチームを勝たせられる選手、勝ちに行ける選手というところでは、まだまだ自分自身、成長しないといけなないと思います。
色んなところで成長はできましたけど負けは負けなので、そこは次のシーズンどう活かすかを考えながらやらないいけないと思います」。
「来シーズン自分たちが何が出来るか、自分自身が何が出来るのかを考えながらこのオフシーズンを過ごさないといけないと思います。来シーズンもチャンピオンシップを目指す中で、1つ1つのポジションだったり、1つ1つが大切になってくる事を改めて体験できた事は、次のキャリアの中でステップアップできるポイントかなと思う試合でした」。
日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24
5/18 (SAT) 14:05
5/19 (SUN) 13:10
5/20 (MON) 19:05
ドルフィンズアリーナ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西地区1位)
vs
広島ドラゴンフライズ (西地区3位、ワイルドカード1位)