12月26日にウインターカップ、バスケットボール全国高校選手権大会は第4日に迎えた。男子は3回戦が行われて、ベスト8が出揃った。
男子3回戦
前橋育英(群馬) 41-89 福岡大学附属大濠(福岡)
1Q 7-26
2Q 6-20
3Q 17-18
4Q 11-25
福大大濠は全員バスケで15人全員が得点するバスケットで前橋育英を圧倒した。大濠はゲーム入りから速い展開で得点を重ねて13-3のランで勢いつけて試合を進めていく。前橋育英に対してハードにディフェンスを続けてさらに24-3でリードを広げる。後半は、渡辺伶音、高田、湧川も3Q入りからコートインして流れをしっかり掴んで、チーム全員でバスケットを展開して勝利した。そして今大会、昨年の悔しさをしっかり持って忘れずに臨んでいる福大大濠から片峯聡太コーチと渡辺伶音にベスト8、準々決勝前に聞くことができた。
渡辺伶音(福大大濠)
J:今日は全員バスケでチームは盛り上がり勢いつきましたか
「はい、この先もおそらく全部留学生と対峙するっていう考えた上で、片峯先生が少し考えてくれたかなと思います」。
J:ここからビデオみたり、気持ちを引き締めたりとチームの雰囲気や伶音選手はみんなにかけてる言葉など教えてもらっていいですか
「そうですね。やっぱりディフェンスのところをしっかり最初から足元強くやろうっていうのはみんなで話していたんで、今日少し2クォーターや3クォーターで失速した部分もあったんですけど、特に昨日とかは初戦にしてはいい内容で終われたと思うんで、 もっと今日より明日っていうのを忘れずにっていうのはみんなに話してやってます」。
J:あっという間にクォーターファイナルであと2つ勝てばファイナルですね、どういう思いで過ごしていますか
「あとやれてももう残り3試合なんですね。明日からはメインコートになると思うんですけど、去年メインコートで すごい悔しい思いをしてるんで、あのコートでしか去年の悔しさの借りは返せないって思ってるんで、そこを意識して明日も絶対勝つっていう気持ちでやりたいなと思っています」。
片峯聡太コーチ(福大大濠)
J:今日は全員バスケを見させてもらいました
「今日は特に前半はね、控えの子たちが最初ちょっと緊張もあってつまずいちゃったんですけど、そこからよく運動量を持ってやってくれたと思います。ちょうど主力のメンバーたちもかなり休むことができたのでよかったです。ほんとにチームで戦うことを今日は目標にしてたので、そういった意味ではよくやってくれました」。
J:今日のような全員バスケはチームはどのような雰囲気ですか
「それは上がりますよね。はい、上がります。主力ばっかりってなると、もちろん疲労も溜まるし、やっぱり出たい子たちが多いんですね。はい。もどかしくなる子たちが多いので、そういった意味で、こういう大会の1試合しっかりみんなが出れるのは、すごく明日に向けてね、弾みをつけるいいきっかけになったんじゃないかなと思います。ただ、また締めなきゃいけないところもあるので、そこはやります」。
J:いよいよ大会も終盤に入っていきますね。選手たちに何か伝えているメッセージがあったら教えてください
「それはほんとうに悔いのないようにと伝えています、はい。その日その日、その1試合1試合、そのワンプレーワンプレーが悔いのないようにしっかりやっていけっていうのは毎日言っています。それで去年は悔しい思いを彼ら自身がしてるんで、はい。そこはこの大会は悔いのないものにする、それプラスやっぱり勝ちにこだわるっていうところで彼らはやってると思うので、私もそのサポートができればなと思ってます。
一戦一戦を大事に勝つこと、それはずっと徹底してやってきていて、あんまり先を見すぎると、ちょっと足元救われちゃうんで、1つ1つしっかり戦っていこうっていうことはずっと言ってます」。
DAY4 男子3回戦結果
正智深谷(埼玉) 72-98 藤枝明誠(静岡)
前橋育英(群馬) 41-89 福大大濠(福岡)
東山(京都) 84-72 北陸(福井)
報徳学園(兵庫) 50-64 八王子学園八王子(東京)
鳥取城北(鳥取) 85-69 京都精華 (京都)
延岡学園(宮崎) 81-67 美濃加茂(岐阜)
北陸学院(石川) 42-69 開志国際(新潟)
福岡第一(福岡) 71-65 洛南(京都)
12月27日クォーターファイナル
東山 vs 藤枝明誠
八王子 vs 福大大濠
福岡第一 vs 開志国際
鳥取城北 vs 延岡学園