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【Bリーグ】ワイルドカード枠でのCS出場にかけるSR渋谷が仙台から勝利して最後まで諦めず戦う/仙台は奮闘するもあと一歩及ばず

【Bリーグ】ワイルドカード枠でのCS出場にかけるSR渋谷が仙台から勝利して最後まで諦めず戦う/仙台は奮闘するもあと一歩及ばず

第29節 4/6(SUN) Game2
青山学院記念館 3905人
SR渋谷 70-58 仙台
1Q 21-13
2Q 17-20
3Q 11-9
4Q 21-16

<渋谷>
#5 アンソニー•クレモンズ 16得点 7リバウンド
#4 トロイ•マーフィージュニア 12得点
#8 ジョシュ•ホーキンソン 9得点 7リバウンド 8アシスト

<仙台>
#7 スタントンキッド 19得点 6リバウンド
#11 荒谷裕秀 9得点
#45 ネイサンブース 18得点 8リバウンド
#14 青木保憲 5アシスト

前半
開始早々渋谷のベンドラメ、トラヴィス、クレモンズは攻守ともに連携が上手くいきゲームを支配する。対する仙台は追いかける展開ながらも単発なシュートやターンオーバーが続き苦しい状況をスタントンの3ポイントや星野、青木のディフェンスで奮闘して38-33の渋谷のリードで前半折り返す。

後半
渋谷は田中とマーフィジュニアの3ポイントが決まり仙台はすかさずタイムアウトを要求。その後仙台のディフェンスは渡辺を筆頭にフロントコートから激しくなりリズムを作り出した。荒谷とネイサンブースの連続得点に勢いに乗り4点差まで詰め寄ったところで渋谷がタイムアウトを要求。渋谷はギヤが上がりホーキンソンを起点にマーフィジュニアの連続得点が決勝点となりゲーム終了し、今期初となるホーム2連勝を飾った。

試合後コメント

ルカ•パヴィチェヴィッチHC (SR渋谷)

「この2連戦、選手たちはよく戦い切ったと思います。昨日とは違うゲームになることは誰もが思っていましたがよく対応した結果、勝つことが出来たと思います」。

J:残り僅かの試合となりましたが、このまま良い状態で勝ち続けるためにどの様なことを考えますか

「シンプルに次の試合を勝つこと、一つひとつの試合を大事にすることです。これはシーズンが始まった時から共通している事であり、選手は皆ハードに戦っています。ただハプニングは付きものです。そのハプニングに対応出来なかった期間もありました。その中で勝ちきれなかった現実もあります。それは我々の中で起きている事です。残りの試合は選手、コーチ、スタッフの皆が一つになることが重要となります」。

 

トロイ•マーフィジュニア (SR渋谷)

「相手のリバウンドやシュートを抑えることができて勝利繋がったと思っています」。

J:決勝点となった4Qの連続得点は自分にとってどんな事を意味しますか

「そうですね、昨日はあまりシュートが入らなかったので今日はしっかり調整したので大事な局面で決める事が出来たと思っています」。

J:限られた時間の中で結果を出す為に何を意識していますか

「ベンチメンバーがもっと貢献して対応することが重要でアグレッシブにやり続ける事を大切にしていきたいと思います」。

 

イゴア・ジャレティッチ HC (仙台)

「昨日とは違う展開で終える事が出来たことは良かったと思います。本来であればこの2連戦でやらなければいけない事がありましたが、渋谷さんの方がポイントとなるところでシュートを決め切ったこと。ここが勝敗の決まったところだと思います。
自分たちは厳しい試合を40分間戦い続ける事が大事であり、選手たちには今日の試合で落ち込むことなく次に活かしてほしいと思っています」。

J:スモールラインナップで戦っている中で試合中にガード陣によく声をかけておられましたがどの様な事を話されていましたか

「常に自分たちはファイトしなくてはいけない事を伝えました。やはりサイズのアドバンテージがある中で、ファイトした事によりリズムを作れたと思います。

J:4点差まで追い付けた状況であと一歩及ばなかったところはどんな所と考えますか

「厳しい状況の中で渋谷さんはギヤを上げてきました。その時に私たちはその勢いに飲み込まれてしまったと考えます。だからこそ40分間ファイトする姿勢が重要と改めて感じていました」。

 

渡辺翔太 (仙台)

「昨日の試合に比べ今日は切り替えて出だしからハードに戦うことができたと思っています」。

J:昨日と今日の試合の入りの違いはどんな事を意識していましたか

「昨日は出だしからピックアンドロールを何度もやられていました。今日はその点を修正しゲーム中に選手間でのコミュニケーションやタイトに守ることを意識しました」。

J:3Qの途中4点差まで追いついた場面でイゴアHCが渡辺選手を呼んで何か話をされていましたがどのような事をアドバイスもらいましたか

「渋谷さんはディフェンス面でスイッチをして対応してきました。その際に僕がハンドリングしている中でボールが止まる状況があったのでその点のアドバイスを受けました。詰まった状態でガードとしてどうするのか。などの具体的考えをもらいました」。

J:スモールラインナップの状況ではありますが残りの試合に向けてどうでしょうか

「とにかくフロントコートからファイトして相手のやりたい事をさせずに戦い続けることです。自分の役割は1秒でもハーフコートに入ることを遅らせる事です。そして自分たちのアドバンテージを見つけ出しフォーカスしていく必要があると思います」。

 

試合後会見では、3人のコーチがアルバルク東京で共にコーチをしていたことからとても仲がよく、ルカ•パヴィチェヴィッチとイゴア・ジャレティッチは高校からの仲ということで3ショットとなった。

デュシャン・グヴォズディッチAC(SR渋谷)
ルカ•パヴィチェヴィッチHC(SR渋谷)
イゴア・ジャレティッチHC(仙台)

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Jbasketライター

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