今シーズン初対戦の両チーム、川崎はジョーダン・ヒースが出場停止だが久しぶりのホームゲーム。信州は熊谷、前田、岡田がアジア大会に向けた日本代表合宿に招集されて、チームの評価は高い。両チームの戦いは一進一退のゲームとなった。
3/4(金)川崎市とどろきアリーナ
川崎ブレイブサンダース 77-84 信州ブレイブウォリアーズ
1Q 18-28
2Q 14-11
3Q 22-21
4Q 23-24
<信州>
#50 ウェイン・マーシャル 24得点
#24 ジョシュ・ホーキンソン 23得点
#11 熊谷航 12得点 6スティール
<川崎>
#34 パブロ・アギラール 20得点 9リバウンド
#0 藤井祐眞 14得点
#7 篠山竜青 13得点
川崎は藤井、篠山の2ガードで入って、篠山が得点していく。信州はマーシャル、岡田、熊谷で得点して13-4と信州が走ってリズムを作る。PGの藤井と熊谷のマッチアップも激しく見応えがある。信州は前田が、1on1を仕掛けてからインサイドにマーシャルが飛び込んで得点してオフェンスが爆発する。ディフェンスも変わらずハードに行き、岡田からホーキンソンへのパスでスリーポイントとオフェンスも速攻だして川崎に点差を縮めさせず、ホーキンソン、マーシャルで共に12得点をあげて、33-38信州リードで折り返す。
後半に入ってすぐ、川崎がニック、藤井とボールを展開してからしっかり得点を決め切って一気に追いつく。藤井はスリーポイント400回という記念すべく記録も合わせて決める。流れを持ってくる川崎に対して、信州はそこから崩れず、逆にリバウンドとり、アウトサイドから決めてリードを開く。2ケタ離れた得点を川崎は前田と篠山の連続スリーポイントでまた2点差まで追い上げ60-54信州リードで最終クォーターへ。
3Qで3本スリーポイントを決めた篠山が川崎のゲームをコントロールして逆転する。前田はこのクォーター2本目のスリーポイント決め、ここから試合は拮抗する。残り1分30秒で1点差で川崎リード。ニックがハイポストからインサイドのアギラールへと得点し、僅差で残り1分の展開に。アギラールがフリースローもらうが2本入らず、信州マーシャルはフリースローを決めて3点リードで残り30秒。ファウルゲームに行くが川崎は一歩及ばす、信州はゲームの最初から最後までハードワークしたことで強豪川崎から大きな勝利を掴む。
熊谷航(信州)
「最後の最後までタフなゲームになりましたが、チーム一丸となって勝てて良かったです。最後、本当はもっとファウルを貰いたいところもあったけど、篠山選手は上手くて、ただプレッシャーはかかっていたのでビックマンに合わせたりシンプルな事を考えてました。
スティールは、スカウティングで準備していた。その前のファイト、気持ちで負けない様に思っていた。」
篠山竜青(川崎)
「出だし向こうに、走られてしまってリズムを掴まれ結果的に最後まで響いた。終盤の詰めの甘さもあるので皆んなで共有してやり返さないといけない。リズムに乗れない中でも自分が強気でいかないと行けないと思ってプレイしたが、ターンオーバーなどもありガードとしてコントロール出来ると思っている。群馬、信州も実力あるチームで我慢比べのゲームだった。目の前の一つ、一つの試合、順位争いでも負けられないので集中していく。先ずは明日の試合に勝つ。」