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【ウインターカップ2024】DAY4 精華女子が大接戦で一進一退から最後は桜花学園を1点差で撃破しセミファイナル進出を決める🔥 清藤優衣 中釜光来「京都精華に絶対勝ちます、新しい歴史を作る」

【ウインターカップ2024】DAY4 精華女子が大接戦で一進一退から最後は桜花学園を1点差で撃破しセミファイナル進出を決める🔥 清藤優衣 中釜光来「京都精華に絶対勝ちます、新しい歴史を作る」

DAY4 女子クォーターファイナル
12月26日 東京体育館
桜花学園 65-66 精華女子
1Q 18-20
2Q 15-15
3Q 17-15
4Q 15-16

<精華女子>
#44 アキンデーレ タイウォ イダヤット 31得点 18Reb
#4 清藤優衣 12得点 2STL 2BLK
#5 中釜光来 8得点 6AST 4Reb

<桜花学園>
#4 阿部心愛 22得点 12Reb
#6 白石弥桜 15得点 8Reb
#5 三國ソフィアエブス 12得点

桜花が金澤、阿部が起点となってペイントからしっかり得点していく。ルーズボールにしぶとく絡み試合を進めていく。精華女子はディフェンスで桜花のシュートを#14 下川がブロックして対応する。#5中釜から#44イダヤットへ渡りインサイドでの得点を増やす。そこに金澤のスリーポイント、下川のドライブと速い展開で進んで精華女子が逆転する。2Qではお互い一進一退の攻防が続き、清藤の3ポイントとドライブからの得点で精華女子が抜け出し、2桁得点差まで広げたが、桜花が#5三國のドライブからパスカンして勢いを取り戻して35-33で折り返す。

後半に入って#44イダヤットがペイントからの得点を増やして精華女子のリードを守っていく。桜花も3人でペイントをしっかり寄って守るが強さを見せる#44イダヤット。そして#7下川のオフェンスリバウンドの強さで流れを掴む。それでも桜花は攻め続けて遂に同点に追いつき50-50同点で最終クォーターへ。
お互いエースの阿部と清藤が得点を入れ合いエースの意地を見せていく。痺れる展開が続き残り3分切って1点差で桜花がリードする。清藤、中釜、イダヤットが中心となって攻撃して逆転する。さらに残り2分切って1点リードの精華女子に対して、桜花 阿部のフリースローでまた逆転と交互に得点して残り1分で再度精華女子が逆転して目まぐるしい展開になり、残り20秒で桜花からスティールを奪った精華女子はわずか1点のリードをしっかり守って桜花を撃破した。

 

試合後Jbasketインタビュー

清藤優衣(精華女子3年 U17日本代表🇯🇵) 

J:今大会でかなりハードにディフェンスされるのでボールが回ってこない時間も結構あると思います、その中でもみんなに声かけて、安定したプレーをしていて自身はどう感じていますか

「やっぱりキャプテンの役割としてチームメイトに声をかけるっていうのが、ほんとに大事だと思っていて、特に留学生とかも含めて下を向いてしまう時間があったんですけど、そこで”前を向いて”っていう声をかけたり、下向いてたらプラスな声かけをしたら、みんなが前を向いてくれて、前向きに頑張ってくれたので、 自分の役割がしっかりできたのかなと思います」。

J:今年も色々なチームと戦い、一戦一戦戦う中で今日は桜花に勝って、次セミファイナルです、どんな気持ちですか

「本当に絶対にもう日本一になりたいっていう気持ちが強いです。京都精華は3連覇もかかってるし、やっぱりプライドとかもあると思うし、キャリアのある選手も多いので、自分たちは本当にそれに負けずに、 自分たちらしい雰囲気でプレーして明日も勝って決勝に進めるよう頑張りたいと思います」。

J:試合を通して左のワンハンドのシュートがしっかり確立されてますが、ブロックされにくく仕上がりはどうですか

「やっぱり左利きのワンハンドってあんまいないと思うんですけど、あそこでタイミングずらしてステップバックとかを打ったりしてるので、自分としては あとはもうしっかり決め切るだけかなっていう手応えはあります」。

「明日、京都精華と対戦することになるんですけど、 ここに勝てばまたさらに新しい歴史っていうのが作れると思うので、ほんとにメインコートの舞台を楽しんでプレーしたいと思います。メインコートは、自分たちの応援も、プレーもたくさんの方に見てもらえるっていうのがあるので、ほんとに楽しみで楽しみで仕方ないです」。

 

中釜光来(精華女子)
「明日は京都精華との対戦で “精華対決”なので、自分たちが精華って言われるように、絶対勝ちます!!」

J:今大会の試合通して相手とマッチアップして振り切れるスピードのパワーはこの大会に向けてどんなことを意識してましたか

「体幹の部分をインターハイで負けてから意識し始めて、その体幹を強くすることで、シュートのブレーだったり、スピードの部分でぶれなくなるように、夏からそういうトレーニングをやってきました」。

J:勝って次に進むっていうのは、この3年間やってきた中でどんな思いですか

「1番嬉しいです。
明日は京都精華との対戦で、”精華対決”なので、自分たちが精華って言われるように、絶対勝ちます!!」

桜花学園に勝利して
「率直にめっちゃ嬉しいです。ウインターカップでの1番の目標設定は桜花に勝たないと日本一になれないので、日本一になるためにみんなで共有して桜花という大きい壁を打ち破ることをみんなで話し合ってきてこういう結果におわって嬉しいです。自分たちにフォーカスを当てて、ベンチでも応援席でも、チーム一丸となって楽しくゲームできたことが1番の勝利につながったと思います。
高さのミスマッチがあるので、そこの部分で点数を取っていこうとみんなで話し合ってやってました。

勝ち切れたことについて

「インターハイはベスト16っていうところで負けてしまって、練習の部分からルーズだったりリバウンドの部分をしっかりやるということ、自分たちでぶつかり合いながらやってきた成果が出たと思います」。

 

阿部心愛 (桜花学園) 22得点 12Reb ダブルダブル

J:激闘でした、清藤さんと高いレベルでのマッチアップでした。戦った感想を教えてください

「清藤さんはアンダー🇯🇵代表にも選ばれてて、すごいシュート力も高くて、ほんとに上手くて、前日にビデオを見て、こうこう守ろうとか思ってプレーしました。でも、自分がちょっと最初ファウルトラブルしちゃって、ハーフで2回しちゃって、 ちょっと厳しいところはあったんですけど、周りがしっかり助けてくれて、その清藤さんのところは結構抑えられたかなっていう感じなんです。今日の試合してて、やっぱり楽しい気持ちでプレーできたし、ずっとやりたいって感じでした」。

「3年間日本一取るってやってきたので、チームとしては、ほんとに3年間、、3回戦だったりとか去年もこの日に負けてるし、 そのメインコートまでの道が長いんですけど、、3年間達成できなかったです。桜花学園に声をかけてもらって、それ自体が夢のような感じで、全然自分も想像してなかったんですけど日本一目指すと言って親元離れて行って、この厳しい環境の中で切磋琢磨して成長して、この選択は間違ってなかったと思うし、その結果はこんなんですけど、 みんなで頑張った過程はすごい良かったものだと思います」。

 

DAY4 クォーターファイナル
京都精華(京都) 65-62 鵬学園(石川)
桜花学園(愛知) 65-66 精華女子(福岡)
昭和学院(千葉) 62-57 大阪薫英女学院(大阪)
慶誠 (熊本) 62-57 岐阜女子(岐阜)

12月27日セミファイナル
京都精華大(京都) vs 精華女子(福岡)

大阪薫英女学院(大阪) vs 慶誠(熊本)

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