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[NBA]渡邊雄太 本契約後インタビュー「流れを変える選手になって最終的にチームの勝ちに繋がるプレーができる選手になっていきたい」

[NBA]渡邊雄太 本契約後インタビュー「流れを変える選手になって最終的にチームの勝ちに繋がるプレーができる選手になっていきたい」

4月19日に渡邊雄太選手はトロント・ラプターズと本契約を結びました。そして、日本時間4月21日に行われた渡邊選手へのインタビューです。

(今回の契約について)

このチームに来て凄く成長出来ていると思います。出場機会も沢山もらえて経験を得ることで自分の良さ出していっている部分があるので、このチームに残って長いキャリアを過ごせたらと思っています。
オファーがあったときは凄く嬉しかったですし、来シーズン保証はまだされてないけど、今後もしっかりアピールして来シーズンに結びつけるように頑張っていきたいです。

(NBAのルールが変わって2WAY契約でもファイナルまで行けるようになって、今回本契約にコンバートすることについて)

50試合の制限がなくなって良かった。ベンチにいたから本契約にコンバートする、しないじゃなくて、しっかり僕のパフォーマンスとか、プレシーズンから含めて認めてもらった上でのコンバートなので、素直に嬉しく思います。

(本契約したことについて)

肩の荷が降りたというより、全然油断ができないし、3シーズンに渡って2WAY契約でやってきて、中々結果が出ない時期もあったり、苦しい時期もありましたし、その中で目に見える結果として何かを得られるというのは凄く有り難いことですし、それが自分のモチベーションになるので、これに関して素直に喜んでいいのかなと思っています。

(NBAに残るという思いについて)

メディアの皆さんを利用させてもらった(笑)
プレシーズンの時や、皆さんがいつも質問してくれて自分がうまく行ってない時に、もう辞めたいとか、なんでこんなにやってるだろうって、逃げ出したくなる時が沢山あったんですけど、記事にしてもらって読んでくれる人たちがいるので、言ったからには自分にハッパをかけてやっていた部分もあるので、自分自身を奮い立たせるのが難しくなっていた時期が正直凄くあった。
本来ならやってるから言えるんですけど、一時期は言ったからには、やらないといけない状況を作っている時もありました。

(今後について)

契約が変わったからと言って変わることはないです。自分のなかではよりプレッシャーがかかるというか、もっとやっていかないといけないという気持ちがある。だからと言ってプレースタイルを変えることはないですし、僕がやっていることが評価されているので、次戦、相手がネッツ だからとか、本契約に変わったからとか関係なくいつも通りプレーをしっかりやれば、どのチーム相手でもある程度やれるという自信にはなっているので変わらないかなと思ってます。

(渡米して8年間でのターニングポイント)

毎日、毎日新しい発見があった。こっちにきてからアメリカ人に勝つためには、彼らよりいい選手になるにはどうしたらいいのか考えて、日々努力して、それでも上手くいかない時がたくさんあったんですけど、それでも大学4年間しっかりやり遂げて、サマーリーグを経て、メンフィスと2WAY契約して、今回ラプターズと2WAY契約して、今回の本契約を結んで、どこが具体的にピンポイントでターニングポイントがあったという事ではないんですけど、節目節目に、努力して良かったなと思える瞬間がいつもあったので、自分がやり続けた結果かなと思う。今後も続けていかないといけないと思ってます。

(今シーズンについて)

プレータイムもらえるようになって、ローテーションに入いれて、GSW戦で大量リードしていて、3Qの終わりから4Qの間ずっとプレーしてゲームが終わった。ここで久しぶりに長く一定の時間使ってもらえて、そこであんまり出来ていなかったリング周りのフィニッシュとかが出来ていた試合だったので、好調のキッカケになった試合だったと思います。
サンダーの試合の前に本契約の話が出ていたが、サインするフォームが出来てないなかったので待っていた状態でした。

(4月のブレイクについて)

全部がうまく重なった。この世界で生き残っていくのに大事なのは、実力、努力、それと運も大事だと思っています。1月に掴みかけたチャンスを逃してしまって、中々 2度目のチャンスって来ないと思う。でも掴み損ねたチャンスがもう一度掴めるチャンスわ3月の終わりから4月にかけて頂いて好調の兆しが出てきた。成功例が出ると自信につながって、感覚として染み付いてくるので3つが重なっていい感じになっていると思います。
努力してが報われるというのは、成功した人が言えること、努力しても中々結果が出ない人って当然居ると思う、僕もそういう時期が続いた時期があって、過去3年間こういう世界にいるので、それなりの努力で大活躍している選手を何人も見てきて、世の中不公平だなと感じることって凄くあったんですけど、じゃ自分はそういう選手たちに対して比べて、才能があるわけでもないし、身体が強いわけでもない、はしる、ジャンプ力があるわけでもない。自分に残されていることは何かと考えた時に、努力することしかなかった。
最終的に、シンプルなところに戻ったということです。
両親の存在が大きかった。そして親友、日本での恩師含めて、ダメな時も常に僕のことを信じてサポートしてくれた人達が僕の身近にいたという事が凄く大きな支えになっていた。

(日本でバスケットをやっている子供たちへ)

これから未来もあります。こうやって、塁だったり、僕だったり、NBAでやることによってもっとよりNBAを身近に感じてもらって自分たちでも努力をすればできるんだっていうのを感じてもらえるだけで大きな一歩だと思います。
少しでも子供たちの影響力になれればなと、ずっと思っている。僕はここで生き残るためにやっているんですが、その結果、子供たちのモチベーションになってくれれば嬉しいと思います。

(将来像について)

チームを勝たせられる選手になりたい。
前から言ってますが自分が20.30得点取ってくることが自分の仕事ではない。今だったらベンチから出ていつも通りエナジー出して、ディフェンスやって、オフェンスの部分で積極性をみせることによって、流れを変える選手になって、最終的にチームの勝ちに繋がるプレーができる選手になっていきたいと思っています。

インタビューの途中にチームメイト ブーシェも参入してきて「superstar Yuta!!」

 

ラプターズオフィシャルYouTube
渡邊雄太特集

また、渡邊雄太(ラプターズ)の評価が各方面で上がっている。
カナダではトレンドワードで「Yuta」が上位にはいったり、
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」
カナダスポーツ専門局「TSN」
『NBA.com Canada』
トロントの地元紙「トロント・スター」
「ヤフー・スポーツ・カナダ」
NBA reporter Twitter
数多くのメディアも取り上げている。

そしてチームのHC、ニック・ナースはよく
「姿勢、バスケットボールに関する賢さ、そして我々がここ数試合で見たように、思った以上にオフェンス面で才能がある」と期待を寄せている。

NBA海外
編集長J

編集長Jライター

Basketball Journalist / Podcaster
Bリーグ、NBAの情報を配信。ミスターバスケットボール 佐古賢一氏と20代前半に出会いバスケに感銘を受けて20年以上自身もバスケをしている。

twitter : @jbasket_web Instagram : @ jbasket_web