NBAとFIBAが第8回BWB(バスケットボール ウイズアウト ボーダーズ)グローバルキャンプを2月16日から18日までインディアナ州インディアナポリスのNBAオールスター2024の一環としてモジョ・アップ・スポーツ・コンプレックスで開催された。
日本からは瀬川琉久(東山高校)が世界各地から選出されたトップ選手の中で参加した。アフリカ、南北アメリカ、アジア、ヨーロッパの22の国と地域から高校生の有望選手40人が集まった。過去には2016年にNBAレイカーズの八村塁も参加している。
アジア太平洋地域からは6名のプレーヤーが参加した。
ルーク・フェネル(オーストラリア)
ジェイコブ・ファーフィー (オーストラリア)
ローマン・シウレパ (オーストラリア)
瀬川琉久 (日本#31)
ジュリアス・ハライフォヌア (ニュージーランド)
アンディ・ゲマオ (フィリピン)
瀬川は日本で世代ナンバーワンガードと言われている選手で、記憶に新しい所では、昨年末のウインターカップ。優勝候補として準々決勝で挑んだ福岡第一戦で大逆転負けを喫した。試合後にエースでこれからアメリカ留学が決まっている崎濱に対して、気持ちや責任が違っていたと最後に自分が決め切れなかったと悔しさをコメントした。その瀬川がこのBWBで世界の世代トップ選手とプレーすることは大きな財産になる。
今回のBWBではプロのスカウトやNBAチーム関係者がNBA全30チームが出席した。アフリカ、南北アメリカ、アジア、ヨーロッパから高校生の有望選手40人が集まり、運動能力テスト、動作効率、スキル開発、シュートなどに参加する。
そして素晴らしいのは、ジョアキム・ノアやデトレフ・シュレンプを含む、現役および元NBA選手、WNBA選手、レジェンド、コーチの指導の元、ゲーム、ライフスキルセミナー、5対5ゲームなどを開催された。キャンプ参加者は同日遅くにゲインブリッジ・フィールドハウスで開催される第73回NBAオールスターゲームにも参加した。
NBAとFIBAの世界的なバスケットボール開発およびコミュニティ支援プログラムであるBWBには、2001年以来140の国と地域から4,300人以上の参加者が集まり、114人の元キャンプ選手がNBAまたはWNBAに進んだ。
NBAとFIBAは、6大陸33か国の48都市で72のBWBキャンプを開催しました。日本ではJr.NBAクリニックが開催されていて、昨年ワールドカップ前には渡邊雄太が参加したクリニックもあった。今後も東京と群馬で開催される予定だ。