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【Wリーグ】SF②ENEOSがインサイドで渡嘉敷来夢、長岡萌映子が攻め切りデンソーにGame1勝利 渡嘉敷「高田選手とのマッチアップは疲れます」

【Wリーグ】SF②ENEOSがインサイドで渡嘉敷来夢、長岡萌映子が攻め切りデンソーにGame1勝利 渡嘉敷「高田選手とのマッチアップは疲れます」

Wリーグプレーオフ準決勝の注目カードのリーグ1位で上がってきたデンソーとENEOSとの戦いになる。デンソーは悲願の初優勝向けて、両チームの対戦は、天皇杯でENEOSがデンソーに勝利している。インサイドでは日本を代表する渡嘉敷来夢、高田真希のマッチアップも注目されている。

4/8(土)セミファイナル 武蔵野の森総合スポーツプラザ
3.383人
デンソー 67-71 ENEOS
1Q 17-23
2Q 18-20
3Q 23-19
4Q 9-9

#10 渡嘉敷来夢 25得点 12Reb
#3 長岡萌映子 16得点 9Reb

<デンソー>
#6 本川紗奈生 10得点 5AST 3STL
#8 高田真希 9得点 9Reb

林のスリーポイント、星のアタックなどで9-0とENEOSがデンソーに対してランする。デンソーはひまわりのスリーポイントで落ち着かせる。両チームPGの木村、宮崎がコントロールしてからアタックして得点に繋げていく。木村もスリーポイント、ジャンパーも決めて追い上げる。さくらと長岡の見応えあるマッチアップでお互い得点して、渡嘉敷も得点してリードしていく。ENEOSのオフェンス、ディフェンスとギアを上げてスペースを作っていき23-17と1Q終える。

仕掛けていきたいデンソーは、髙橋のスリーポイントから入るが、ENEOSは中田がインサイドからバスカンでENEOSのリズムで進める。デンソーはディフェンスから立て直してインサイドから得点して渡部のスリーポイントで追い上げるが、ENEOSのインサイドは強くボールムーブよく展開してゴール下に飛び込む渡嘉敷にパスが渡り得点してまた点差を広げる。
渡嘉敷を起点にキックアウト、自ら押し込んで得点とジワジワとENEOSがリードし43-35で折り返す。

フィジカル強く熱い戦いになる後半は、本川がしっかりドライブして得点していくデンソー。林もブレイクで走ってバスカンとチームを鼓舞して流れを渡さない。ピックからポップして高田がようやくスリーポイントが決まり同点に追いつく。篠原、髙橋、渡部でボールムーブ変わって積極的にいく時間帯になりデンソーが逆転する。クォーター終わりに渡嘉敷がインサイドの強さを見せて62-59で最終へ。

お互いフィジカル強いプレーしてる中で、宮崎がスリーポイント決めて入り流れを持って行く所にデンソーはタイムアウト取りリバウンド、ディフェンスでどう抑えていくか。タイムアウト後、本川から高田へ回しスリーポイント決めて2点差にして流れを引き戻す。
終盤残り40秒で2点リードのENEOSに対してデンソーのオフェンスは本川のシュートが外れて残り19秒ENEOSボールからファウルゲームにいくがリードをこのまま保ちENEOSがデンソーを破りGame1を勝利した。

 

試合後コメント

渡嘉敷来夢(ENEOS)

J:インサイドアウトサイドと相手もわかってる中でしっかりチームを牽引したプレーについて

「ゲーム入りからリバウンドでしっかり流れを掴めたらと思っていて、高田真希選手はDFも上手いですし、変にボールを取りに来ないで後ろで待っている所とかは、今までの選手とは違うな思ったので、いつもならウイングにボールが入るとヘルプに寄って来るチームが多いですけど、今日は寄りがないのでチームに要求してそこからの1対1なら点に繋がると思っていたので明日も引き続きやっていきたい。
明日はデンソーがどう守ってくるのかは気になります。」

J:高田選手とマッチアップについて

「DFとしては悪くなかったと思うので皆でヘルプしてくれた所もありましたが、1対1守れる所はしっかりと守って明日も一桁得点に抑えられればチームの流れもかわってくると思います。
でも、、
高田選手とのマッチアップは疲れます。」

 

長岡萌映子(ENEOS)

「相手の得意な所だったり、高田選手を9得点と抑えられたのが良かったです。それでも細かい所のミス、自分も含めて大事な所でのターンオーバーが16は多かったのが凄くもったいなかったです。ただこういったタフな試合を勝ち切れたのは凄い自信になるので、デンソーはこれの倍くらいくるので自分達も受身にならずにチャレンジャーとして試合したいと思ってます。」

 

高田真希(デンソー)

J:インサイドアウトサイドと両チームが点のスタイルが出ましたが明日に向けて

「自分に関しては打てるシュートは積極的に打っていく、今日もそうですししっかり打ち切る事。渡嘉敷選手は自分についている時はヘルプに行かないので、自分がスクリナーになったりチームをフォローしながら、ドライブやP&Rもしっかりコミュニケーション取りながらゲームの中でも話が出来ていましたし、終わった後もしたので、相手のディフェンスの状況見ながら改善していきます。」

「結果的に負けてしまいましたがある程度許容範囲内だったです。自分達のイージーシュートを落としてしまったのが敗因になってしまった。そのをしっかり修正して明日に臨みたいです。気持ちも表れていてので、下げる事なく次に切り替えているので強い気持ちで次に臨みたいと思ってます。」

 

本川紗奈生(デンソー)

J:ドライブで後半よりチームを牽引して明日にどう繋げていきますか

「私はピックを使う事が多いので、まず今日みたいにどんどん狙っていく事が大切だと思うので、そこは変えずに攻めていこうと思ってます。今日%見たら4/12と落としている、でもプラスに考えたらこれだけ打てているのでこれが入ったらまた展開が違ってくるのでこのまま続けたいと思ってます。」

「出だしが少し重かったですけど、ディフェンスから段々と取り戻して点も取っていきました。ファウルも多くなったけど気持ちが出ていてファイトして戦えました。」

 

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Jbasketライター

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