パリ五輪に向けて、男子日本代表は国際強化試合2大会を終えた。6月は北海道大会でオーストラリアと戦い1敗1分け、そして7月は東京大会で韓国と戦い1勝1敗と16名の選手で臨んできた。
韓国戦 game2 参照:
ジョシュ・ホーキンソン
「この2試合を通しても、本当に色々たくさんのことを経験できたなと思っています。特に1試合目は負けてしまったのですが、その試合後しっかりフィルムを見て、修正できることは何かをミーティングの中でトムさんがしっかり指摘してくれて、今日の試合に本当に活かすことができたなって思ってます。
自分はビックマンとしてしっかりリバウンドの仕事をすること。いいスクリーンをかけて、しっかり味方をオープンに活かせるようなプレーをすることで、自分がオープンになる可能性もすごく高くなるので、その2つを今日は本当に集中しました。
韓国1試合目で自分たちが本当にやりたいと思ってるトランジションだったり、3ポイントを韓国にやられてしまったのは本当によくなかったなと思っています。これからすごく強い相手とどんどん試合をしていくので、常に自分たちのペースで試合を進めていくことは本当に大切だなと思っているので、そこはしっかり意識してやっていきたいですね」。
河村勇輝
「ここから学んで、塁さんと雄太さんが入ってきて、オフェスのコンセプトは変わらないとしても、変わっていく部分はあると思うので、今日出た課題をまた明日から修正して取り組んでいければいいなと思ってます。
前の試合ほど意図せずボールを持ち続けることは多くなかったと思いますが、今日の試合で新しいコールも入ってきて、ポイントガードの1対1を強調するプレーでボールを持ち続けるという時間帯があったかもしれないですけど、良かった部分もあれば悪かった部分もあると思うので修正して次に向けていきたいと思います。
常にドイツやフランスに勝つことを想定して、この韓国戦もプレーしないといけないと思っていて、10点、15点差でも勝てればもう最高ですけど、クロスゲームになると思うので、ワンプレー、1秒が大事で、ターンオーバーをなくす、1つのディフェンスの強度、考え方をより意識してプレーをするようにしました。
トムHCが言われていた通り、パッションのところを、自分はそういうタイプではないですけど、少しでもボディーランゲージでチームも鼓舞できればいいなと思いました。ファンの皆さんも盛り上がってくれるかなって思ったので、それも良かったと思います。
富永選手のスリーポイントに関しても、この2試合なかなかうまく使ってあげることができずに、彼の良さを引き出してあげれなかったというのもあって、フランスだったりドイツに勝つためには、彼のスリーポイントや彼の爆発力は必ず必要になってくると思うので、そういった意味で、彼が1本でも決めて欲しいっていう思いがあったので決められてよかったです」。
ジェイコブス晶について
「彼とは横浜ビーコルで一緒にプレーもしていましたし、代表期間でも結構一緒にいる時間も多くて、よく話したりする後輩の1人です。彼はほんとに練習中からすごくシュートが入っていて、 もしかしたら代表の練習で1番入ってたんじゃないかなぐらい入ってました。
僕も代表を若い頃に経験して、若いからこそ、すごく成長に繋がるし、そういう時期に彼は差し掛かっているんじゃないかなと思います。この2試合で彼なりにすごく自信がついた試合になったと思うし、もうほんとに楽しみです」。
ジェイコブス晶
J:気持ちを変えずにうち続け、ディフェンス、リバウドとこの2試合終わってみてどうですか
「そうですね、やっぱりすごく嬉しい気持ちはあります。1年前の韓国戦で活躍を見せられなかったし、北海道でのオーストラリア戦の2試合、自分を見せられなかった気がしていました。 でも、韓国戦この2試合で僕も100%までではないですけど、ちょっとずつ経験を積み上げて、自分も自信持って出れてると思うし、自分が動きたいように動けるようにはなっていると思うので、自分の自信もすごく大きくなりました」。
J:ディフェンスでのカバーやヘルプなど終わってみてどんなところを次へ活かそうと思っていますか
「1番はファウルがちょっとこの試合で多すぎて、でも早く判断してオープンのレイアップでチャンスが無いならそのまま流して、ファウルしてしまうと、もう1回ポイントを与えてしまうのでディフェンスにいけると思うなら、 ハードのファウルではないけど、点が決められないようなファウルの仕方をすること。簡単にアンドワンをさせてしまうと、相手の流れになってしまい、チームにも良くないので、そういう細かいところまで、もっと良くできるかなと思いました」。
シュート決定、打ち続けることについて
「2本目決めたのが自分の中で嬉しい。最初の5本を外してるけど、いつも僕は自信持って打てているので、 変わってはいないと思います。ずっとやってきたことを普通に試合で同じようにすればいいという考えで、試合で活躍しても活躍してなくても、同じように自分に自信を持ってプレーしようと思っています」。
川真田紘也
J:ゲームもですけど、ベンチでも盛り上げて、八村選手や渡邊選手と盛り上がってましたがどんな会話だったのですか
「塁さんがもいつもベンチでの応援が座ってこうやって(自ら表現して)手を叩くので、”もっと立って!もっと立って!”って言ってました(笑顔)。僕はちょっと塁さんに絡みに行こうと思って、無理やりでした。でもなんか笑ってくれてたんで、良かったと思って(笑)。
僕というか、ベンチを盛り上げるって大事なことですし、 そうやって負けてる時も勝ってる時もやっぱり大事なことですし、僕ら負けてる時、よく沈んでる時間帯があるので、雄太さんがそういう部分でもっと盛り上げていこうと言われるので、勝とうが負けようがもっと盛り上げていくことが大事だとは思っているので、今日はそれが勝ってる試合とはいえできたので、よかったかなと思ってます」。
自身のプレーについて
「前回に比べて出し切れた感がほんとにああります。 自分のしたいプレーはできました。僕はクリエイトするタイプではないので、合わせて点を取る、カッティングさえすればパスくれるガード陣がいるのでそこは信じてダイブしてます。ディフェンスも自分のするべきことはやり切ったと思います」。
#2 富樫 勇樹 (PG / 167cm / 千葉J)
#4 ジェイコブス 晶 (SF / 203cm / ハワイ大学)
#5 河村 勇輝 (PG / 172cm / 横浜BC)
#6 比江島 慎 (SG / 191cm / 宇都宮)
#7 テーブス 海 (PG / 188cm / A東京)
#18 馬場 雄大 (SF / 195cm / -)
#24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / SR渋谷)
#30 富永 啓生 (SG / 188cm / – )
#33 佐々木隆成 (PG / 180cm / 三遠)
#34 渡邉 飛勇 (C / 207cm / -)
#91 吉井 裕鷹 (SF / 196cm / 三遠)
#99 川真田 紘也 (C / 204cm / 長崎)