ハンガリーに勝利して日本男子U19史上初のベスト8入りを果たし今大会の目標は達成して、さらにベスト4を掛けた前回大会チャンピオンのアメリカ戦では前半互角に戦い、後半引き離されて悔しい負けを喫したが日本らしいバスケットを展開した。そして5-8位順位決定戦では予選で破れた強豪セルビアにリベンジに向かったが、逆転して日本のバスケットを見せたが悔しい敗戦になった。
そして今大会最終日、7/2の24:30から7−8位決定戦をカナダと戦う。
5-8位順位決定戦
7/1(土)
セルビア🇷🇸 99-73 🇯🇵日本
1Q 24-16
2Q 21-28
3Q 31-12
4Q 23-17
<日本>
#4 ジェイコブス晶 20得点 5Reb
#9 小川瑛次郎 11得点 (3P3/5)
#6 八重樫ショーン龍 9得点(3P3/4)
#15 渡辺伶音 9得点
ジェイコブス、川島、小澤、武藤、岡田のスターター。
予選でセルビアに敗れているのでここでリベンジを果たしたい大事な一戦になる。日本よりサイズがあるセルビアに速くマッチアップして、リバウンドはボックスアウトして守りたい日本。
アウトサイドの確率がいいセルビアから得点して入る。ターンオーバーもあり先行したかった日本は0-8のランをされてしまう。ジェイコブスがドライブからのスリーポイントと得点で繋ぐ。そしてポストアップからの攻撃が出来る川島の存在も大きい。ジェイコブスが3本目のスリーポイントを決めてセルビアの勢いを切って同点にする。これが日本のスタイルという形をみせる。それでもセルビアのインサイドは強く日本を引き離し16-24で1Q終える。
2Qはセルビアはフリーを作ってスリーポイントを決めて入る。セルビアのディフェンスが徐々に効いて得点を重ねるセルビアに小川が2本スリーポイント決めて喰らいついていく。そしてジェイコブスのドライブからの個人技での得点と日本らしいバスケットを見せる。
日本はディフェンスがカギになる。ミスマッチを作られてからヘルプに行った後の次のカバーを修正していきたい。もちろん世界トップレベルの中でのプレーで一瞬の判断の難しさが要求されてしまう。
日本はボックスアウトも全員でいきチームディフェンスしていき、内藤のスリーポイントで追い上げ、そしてジェイコブスのスリーポイントが炸裂して2点差に、日本はディフェンスも変化させていき、遂に小川の3本目のスリーポイントで逆転、45-44日本リードで折り返す。
後半セルビアの外角が決まり逆転していき、小澤がコーナーフリーからスリーポイント決めてセルビアの勢いを切っていく。それでもセルビアのアウトサイドが決まり始める。小川が今度はドライブからアタックして得点とここでなんとかついていきたい。武藤がコーナーから得点して一桁得点差でついていく。日本は激しいディフェンスから流れを作っていくがセルビアを止められず、76-56で最終へ。
流れはセルビアに持っていかれてしまってるが、日本は変わった八重樫がスリーポイントを決めて意地を見せる。
アウトサイドが決まる日本は流れを一気に作っていける。いいディフェンスからボールムーブしていきたいが、シンプルになるシーンもあるので流れを作りたい。坂本、八重樫と日本のシューター陣がスリーポイント決めて返していき、最後まで戦ったがセルビアにリベンジは果たせなかったがその中でも、小川瑛次郎、八重樫ショーン龍、渡辺伶音らがプレータイムがあれば活躍して自身のプレーを見せて牽引するシーンは今後の日本に大きな期待をもたらした。
40分間戦い抜く日本は、7/2に7-8位決定戦を24:30からカナダと対戦する。今大会最終戦になる日本に期待。
ジェイコブス晶 (SG /203cm /NBAグローバルアカデミー)
湧川颯斗 (PG /194cm /滋賀レイクス)
岡田大河 (PG /174cm /Zentro Basket Madrid)
小澤飛悠 (SF /188cm /日本体育大学1年)
八重樫ショーン龍 (SG /185cm /白鷗大学1年)
坂本康成 (SG / 194cm /筑波大学1年)
武藤俊太朗 (SF /190cm /明治大学1年)
川島悠翔 (PF /200cm /NBAグローバルアカデミー)
小川瑛次郎 (SG /187cm /羽黒高校3年)
ロロ・ルドルフ (PG・SG /188cm /St.Augustine High School / Dream Vision)
内藤耀悠 (SF /190cm /レバンガ北海道U18)
渡辺伶音 (PF /204cm /福岡大学附属大濠高校2年)
平均:191.4cm、18.0歳