8月5日からFIBAアジアカップがサウジアラビア・ジッダで開催されている。男子日本代表は初戦のシリア戦を99-68で勝利し、グループステージ第2戦で強豪となるイランと激突した。アジアカップ予選ラウンドGAME2 強豪イラン戦は大接戦となったが悔しい敗戦
イラン🇮🇷 78-70 🇯🇵日本
1Q 16-13
2Q 18-21
3Q 24-24
4Q 20-12
<日本>
富永啓生 22得点(3P5/9)
ジョシュ•ホーキンソン 20得点 17Reb
馬場雄大 11得点
日本は積極的に3ポイントを打っていき、ブレイクも出ていい入りをするが、イランがターンオーバーからしっかりと得点に結びつけてリードしていく。日本は富永の3ポイントで日本に勢いをつける。サイズが大きいイランに対して、ミスもある日本だがリバウンドに対してエナジー全開でハッスルする。プレッシャーかけるイランに富永が3ポイントを炸裂させるが、イランのペイントアタックをなかなか止められず34-34同点で折り返す。
後半に入って、イランはペイントにアタックしてコーナーからシュートと日本がやりたいバスケを仕掛ける。それでも富永はファアルをもらってフリースローを決めて繋いでいく。追いつきたいがミスも出る日本だが、なんとかくらいついていきホーキンソンが逆転し、馬場の3ポイントでリードを広げる。
さらに富永の3ポイント、ホーキンソンのリバウンドと得点、富樫や西田が入ってまた流れを変えていく。それでもイランは粘り58-58で最終へ。
馬場が3ポイント、さらにバスケットカウントで苦しい日本に勢いをつける。富樫も試合をコントロールして、ホーキンソン、富永を中心に試合を作っていくが、残り2分19秒で富永がファウルアウトになってしまい、勝負どころで3ポイント含む3連続でイランに決められてしまい悔しい敗戦となった。
接戦の中でイランが、日本が得点できなかった最後のクラッチタイムでしっかりと得点したことに富永は、
「彼らはタフなシュートを決めたし、最後の3分間は僕らよりもシュートを打っていた。でも自分たちは、最後の3分間はあまりいいシュートが打てなかったと思う。だから、特に試合終盤は実行力が一番大事だと思う」とコメントして10日のグアム戦に挑む。
トム•ホーバスHC試合後コメント
「タフな試合だった。タフな戦いになることは分かっていた。第3Qの終わりごろから、僕らが本当に牽引し始めたように感じた。相手が疲れてきて、ボールを回し始めてファウルトラブルになった。第4Qの最初に4ファウルの選手が2人いて、ちょっと勢いがなくなってしまった。
西田がバックドアでカットしてコートの濡れたところでスリップしターンオーバーに。ジョシュ、馬場は珍しくダンクを外した。ファウルかどうかはわからないが、それが現実だ。試合中に起こった小さなことの積み重ねなんだ。このような接戦では、すべてが必要なんだ、だから今日は残念ながらそうはならなかった。
でも、次の試合に向けて準備をしなければならない。僕らのトーナメントはまだ終わっていない」。
富永啓生
「間違いなくタフな試合だった。ここに来る前から、この試合がどれだけ重要かは分かっていた。だから、試合に負けたのはつらいけど、また次の試合がある。僕らには改善できるターンオーバーがたくさんある。
そして僕自身は、試合終了までコートにいられなかったことをチームに申し訳なく思っている。でもまだ試合があるんだから、変えないといけないし、気を引き締めていかないといけない」。
#2 富樫勇樹 (PG/ 167cm / 31歳 / 千葉J)
#4 ジェイコブス晶(SF/ 203cm / 21歳 / フォーダム大学)
#7 テーブス海 (PG / 188cm / 26歳 / A東京)
#13 金近廉 (SF/ 196cm / 22歳 / 千葉J)
#14 狩野富成 (C/ 206cm / 23歳 / SR渋谷)
#18 馬場雄大 (SF / 196cm / 29歳 / – )
#19 西田優大 (SG / 190cm / 26歳 / 三河)
#23 ジャン・ローレンス・ハーパージュニア (PG/ 181cm / 22歳 / SR渋谷)
#24 ジョシュ・ホーキンソン (C/PF / 208cm / 30歳 / SR渋谷)
#30 富永啓生 (SG / 188cm / 24歳 / 北海道)
#91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / 27歳 / 三遠)
#99 川真田紘也 (C / 204cm / 27歳 / 長崎)