A東京はここ5試合で強豪の宇都宮、琉球、川崎を相手に4勝1敗と東地区2位の強さを見せる。一方、北海道は平均81.9点とハイスコアのオフェンス力で今シーズン戦ってるが接戦を落としてここ5試合1勝4敗、現在東地区7勝21敗と苦しんでいるが、ディフェンスを立て直して爆破力あるオフェンスでアルバルク東京に挑んだ。
1/11(水) 代々木第一体育館
アルバルク東京 106-88 レバンガ北海道
1Q 28-22
2Q 22-24
3Q 31-16
4Q 25-26
<A東京>
#9 安藤周人 31得点 (3P9/16) 5AST
#11 セバスチャン・サイズ 19得点 9Reb
#75 小酒部泰輝 17得点 7AST
#22 ライアン・ロシター 14得点 14Reb
<北海道>
#21 ショーン・ロング 23得点 8Reb
#5 アレックス・マーフィー 18得点
#12 ブロック・モータム 14得点
コブスを起点にオフェンスするA東京は、入りからリバウンドを取りに行きロシターがインサイドから連続得点する。また北海道は落ち着いてボールムーブして得点する。コブスが得点すれば橋本がスリーポイントを決めてリズムを作る。A東京のオフェンスリバウンドが強いのでシューターもいいタッチで打てていく。それでも北海道は橋本がまたスリーポイント決めてついていく。その後インサイドにアタックする北海道は得点、A東京は、PGコブスがアクシデントとなるが、直ぐにアジャストしてフリーを作り安藤が連続で3本スリーポイントを決めてリードし、1Qから既に点の入れ合いの様子を呈していて、 安藤が決定力を見せ28-22A東京リードで1Q終える。
A東京のディフェンスの強度は高くしっかり1対1で抑えていく。この日の安藤は止められない、スリーポイント含む連続得点していい流れを作っていき2桁得点にする。北海道はA東京のディフェンスを攻めあぐねて厳しい時間帯になるが、強度高いディフェンスを1対1で抜いてペイントアタックして、ロングがフォウルをもらい、北海道のプレーがようやく出てくる。
激しいディフェンスから流れを掴むA東京にアジャストし、ディフェンスでカムバックしていけるか大事な場面でしっかり得点して4点差まで追い上げる。そこからA東京はフリーを作って決めて、スティールから得点と追い上げる北海道をまた2桁得点差にする。北海道はディフェンスのローテーションを対応していきたいが、50-46でA東京リードで折り返す。
入りが大事な後半はA東京がインサイドから連続得点で入り、北海道がやりたかった、インサイドでの得点を許してしまう。ディフェンスが大事になる北海道だが、ピックから安藤がフリーを作って6本目のスリーポイントを決めて一気に引き離すが、ここでモータムのアタックで追いついていき6点差の2ポゼッションにして、北海道のオフェンス力の高さを見せる。その後、A東京はボールムーブして、小酒部、安藤がフリーでスリーポイントなどを決め切って16点差にする。ここが大きな場面になった。また、北海道の特別指定選手の島谷はフリースロー決めて、Bリーグ初得点を挙げる。
追い上げる北海道にカーク、小酒部と得点して流れを渡さない。ディフェンスでA東京のオフェンスを中々止められずの展開から、終盤13点差まで追い上げたが、しっかり対応したA東京が連続得点してまた引き離して、リードを守って北海道に勝利した。
またゲーム中に負傷退場したコブスが大事に至らないといいが、チームの発表待ちになる。
アドマイティスHC(A東京)
J: 今日の試合で準備してきた以上に出来た事は何ですか
「HCはどれだけ上手くいっても満足する事はないんだ。特にゲームプランを途中で変えないといけないのは思っている以上に大変で、メインPGに比重を置いてるのでそこを変えないといけなくなったのにきちんと遂行出来たのはよかったです。例えばこの5ヶ月半で色んなオプションを積み上げてこれた。プランB.Cを用意して試合に入るが、今回のコブスの怪我でプランB.Cを持ってくる事が出来たのはしっかりやってこれたから良かった。」
「不幸なことにコブスが第1Qで怪我をしてしまって急遽アジャストないといけない試合になった。残りの選手達は凄くいい反応してくれた。DFでは上手くいかない部分があったがそこをOFで得点してエネルギーが出たいい試合だった。コブスの怪我が心配で、それが心の片隅にありながらの試合でしたが、まずは勝てたことが何よりで彼の怪我が重くないことを祈っています」
安藤周人(A東京)
J: 30得点を超える事に率直に気持ちを教えて下さい
「そうですね、、疲れましたね笑。今スタッツ見たんですけど、21本打ってますけどチームが打たせてくれているのはもちろんですし、キックアウトからのシュートはパスが来るシチュエーションが沢山ありました。12月から調子が上がってきていて、今日はよく入りました。のチーム全員が自分なら決めてくれると信頼してパスをくれているで、それに応えられた手ごたえあった試合でした」
J: ゲームでスペースを使って決め切っている事で意識してる事を教えて下さい
「大貴さんがチームから離れてしまっている事、今日はジャスティンが怪我してしまって点数取るのが限られてくるシチュエーションだったので、より気合を入れ直してチームを勝たせる為に点数を取りにいく姿勢を見せる事が出来ました。ジャスティンの怪我が重くない事を願うばかりです。今チームに求められている事は、点数取る事、チームを勝たせる為に自分がもっとやらないといけない状況になってきているので、自分だけの力では勝てないのはわかっていますし、チームが自分の為に沢山のパス、コールをしてくれるので、いい信頼関係が築けていると思います。」
佐古賢一 HC(北海道)
「全体的にRebを制された事が展開を作りきれなかった試合になりました。また1Qから積極的に安藤選手がシュートを打った事に対して、そこに粘り強く付いていくことが出来なかった。DFでのコミュニケーションミス、マッチアップミスを相手に突かれて30点越えの得点されて、DF、OFで中々リズムが掴めない中でも繋いでいくシュートを選択できていた。ただ、我慢したい時にTOが出てしまって、もう一回振り出しに戻ってしまいました。二桁点差から一桁点差に持ち込む時、必ずいいシュートで終わっていく事を出来なかった所だと思います。Rebの差がこれだけの得点になってしまった。課題にしてるが中々形にならなかった。しっかり構築していきたい。」
島谷怜(北海道) Bリーグ初得点
J: 今日の初得点での気持ち、プレーに関してを教えて下さい
「1本決める事が出来たので安心しました。今日のゲームでミスが多かったので、アルバルク東京さんのディフェンスはリーグの中でもトップレベルだと思うので、その圧に負けないように、自分のプレーを出せるように、今日は不甲斐ないプレーではありましたが、自分の課題を見つけることができました。」
J: Bリーグに同世代がどんどん出てきていることへの気持ちやBリーグでの感想を
「同世代がどんどんBリーグに入ってる中で、負けられないなという思いで映像やスコアを見ています。DFの圧の違いや外国籍選手が常にコートに2人いるので、そこの違いにアジャストしていきたいです」
今日のゲームについて
「前半は自分達の粘りがあって競った展開に持っていくことが出来ましたが後半は相手のRebやTOなどから流れを手放してしまい、点差をつけられてしまった試合だったと思います。」
この日のハーフタイムを盛り上げてくれたのは「水曜日のカンパネラ」素晴らしいパフォーマンスで会場を盛り上げた。
【Bリーグ】#水曜日のカンパネラ
1/11(水)A東京vs北海道のハーフタイムを盛り上げてくれたのは「水曜日のカンパネラ」
YouTubeの総再生回数は2億回を超える人気を誇る。2代目ボーカルの詩羽が会場を盛り上げた。前回のは松平健氏の「マツケンサンバ」に続き最高のパフォーマンスを見せてくれた。 pic.twitter.com/a2JvAchOPn— J basket (@Jbasket_web) January 12, 2023