ドラフト対象選手(Bリーグ発表資料より)
ドラフト対象選手の整理
・日本人(見做し日本人を含む) ※外国籍・帰化は対象外
・自クラブの U18 チーム所属選手(別紙基準あり)にはドラフト前の優先交渉権を付与
・プロ1~3年目で B.PREMIER に所属する場合は、必ずドラフトを経由しなければならない。
ただし、2025-26 シーズン開幕時点で 2026年6月30日を含むプロ契約を締結している選手以下に該当する場合もドラフト対象外
・ドラフト前に他連盟に所属しながら特別指定制度で活動を開始している選手、活動を合意している選手は、ドラフト開催シーズンに限り、
ドラフトで選択されたクラブとは異なるクラブでの特別指定選手としての活動を妨げない
ユース優先交渉権(通常契約・U22枠)
・日本国籍を有すること(見做し日本人を含む)
・前シーズン4月1日時点で満17歳の選手かつ 18歳の誕生日を迎えていない選手
・登録された期間:2 年(1 年=年度当初の期日~年度末まで有効に登録されていること)
・優先交渉期限:ドラフト開催シーズンの 12月 1 日
U22枠
・B.LEAGUE U18チームに所属中の選手かつ登録された 期間が2年以上もしくは2年見込みであること
・日本国籍を有すること(見做し日本人は対象としない)
・360 万~ 460 万(3 年契約)
※インセンティブ上限 120万 / 1シーズンで設定可
U18
U18 チームに所属中かつ、登録された期間が直近 2 年以上
育成契約選手制度
・契約時に包括合意をした特定選手に限り逐次合意を必要とせずにクラブの意思で当該選手を期限付移籍させることが可能な契約制度
・報酬額の下限上限ルールはその他選手と同じとし、諸ルールは以下の通り
1 B.PREMIERから B.NEXTへの移籍は不可とする。選手の合意があればその限りではない
2 契約枠は2名まで。年齢を25 歳以下の選手(国籍問わず)とする。
3 現契約は維持され、移籍元・先の負担割合は両クラブの協議によって決定される。Ex) 移動・引っ越しに伴い諸経費の負担割合、期間や戻すための条件など
4 対象2名の選手は本制度の趣旨が記載された契約書にサインする
ドラフトウェバー方式
1)自クラブユース選手とドラフト 1 巡目最高金額(1,400 万円)を上限に優先交渉ができる 2)1)で交渉決裂したユース選手を含めてドラフトを実施する
ウェバー方式関する諸条件
B.PREMIER クラブに初めて入団する選手(高校・大学卒業および中退・退部後の3年間と、大学在学期間中に他連盟登録の選手)はドラフト対象とし、B.PREMIER 以外のクラブ(海外含む)に入団した選手は前述のドラフト対象期間中はB.PREMIERクラブへの完全移籍不可。
選手が選択されたクラブとの契約を拒否した場合、そのシーズンは B.PREMIER クラブとの契約は不可。 ※3月末日を契約締結期限とし、それ以降の契約遅延は不可。
有効に志望届が提出されていない選手を選択することは不可。
他のクラブが選択した選手を重ねて選択することは不可。
各巡目において選択を行わないこと(選択回避)も可能。
ドラフト経由で契約した選手も育成契約選手制度での契約締結は可能。
3年契約の契約金はサラリーキャップの計上対象。
B.ONE、B.NEXT は毎年9月1日以降に翌シーズン新人選手との新規契約締結が可能。
B.ONE、B.NEXT の新人選手は、年俸上限(460 万円 + リーグ規定上限のインセンティブ)が ドラフト対象となる期間に合わせて3年間適用。
ドラフト選択における報酬表
ドラフト制度の目的と課題
目 的
・新戦力獲得のための機会を均等にすることで、将来的な戦力均衡を図る
課 題
・独占禁止法への抵触リスク 選手保護の観点を最大限強化することでリスク軽減
方針
・選手契約条件の高位水準設定
・受け入れた選手の育成環境充実のための規定化
・ドラフトに参加する全てのクラブを一定のレベルに揃えるための生活環境の規定化
具体案
1.選手の権利の充実
新人年俸の大幅増額や複数年契約の担保、契約金の設定等
2.練習環境の改善
現行リーグでは一切規定なしの状況を、規定化により大幅な整備を促す
3.生活環境の改善
移動・宿泊における遠征基準の規定
選手の権利と環境改善の取り組み
別途定める報酬表の通り(現リーグの新人水準から大幅に上昇)
選手の権利
ドラフト参加基準契約や練習環境や雇用保証、練習、トレーニング施設、なども基準を設ける。
選手が希望した場合、引退後の雇用を最大 3 年間保証 ただし、引退時にドラフト獲得クラブと別クラブに 所属していた場合は対象外練習場およびウェイトトレーニング施設規程(新設)の充足 、アスレティックトレーナーストレングス & コンディショニングコーチがいること、栄養士から適切なアドバイスを受けられる環境を用意するなどきめ細かい基準を設定。
スケジュール