FINALS GAME1
5/24 (SAT) 横浜アリーナ 13,121人
宇都宮 81-68 琉球
1Q 24-20
2Q 17-15
3Q 18-10
4Q 22-23
<宇都宮>
D.J・ニュービル 25得点 (3P4/10) 4リバウンド 6アシスト
小川敦也 15得点 (3P3/5)
ギャビン・エドワーズ 15得点 4アシスト
比江島慎 5得点 6リバウンド 5アシスト
<琉球>
ヴィック・ロー 18得点 9リバウンド3アシスト
ジャック・クーリー 16得点 11リバウンド #15 松脇圭志 11得点 (3P3/6)
アレックス・カーク 12リバウンド 7得点
ニュービル、小川敦也、エドワーズが2桁得点して、比江島慎がルーズボールや球際の強さと気持ちを見せてチームを引っ張り、琉球の追い上げを寄せ付けずGAME1を勝利して、チャンピオンシップに王手をかけた。
ゲーム入りからインサイドを強調する琉球に宇都宮が3ポイントを果敢に打ち抜く
お互いに得意としているドライブを脇とニュービルが決めて、エドワーズをブロックするローは3ポイントを決めて熱い試合が始まった。そして、エース2人のニュービルとローのマッチアップは注目を集めて最後までその戦いを魅了した。また、比江島から代わった小川敦也が3ポイント決めて宇都宮の流れし、比江島が3ポイントを打ち抜き宇都宮がリードしていく。
比江島のフリースロー2本、小川のレイアップを外した後に琉球に流れが行きそうな時に、比江島がルーズボールをしっかりと取り小川に渡ししっかり決め切る。そして、ジェレットとフォトゥのツーメンゲームがハマり得点を重ねる宇都宮は流れを引き戻す。そこを打破する琉球のツインタワーのクーリーとカークがペイントを支配するが、宇都宮の得点が上回りリードを2桁得点差をつける。またまた比江島はルーズボールでもしっかりと絡んでいき、 ボールを遠藤に繋いで3ポイントを決めて41-35と宇都宮がリードで折り返す。
後半に入っても宇都宮のアウトサイドの決定力は変わらず決めていく。宇都宮の強度高いディフェンスが、それを得意とする小野寺からスティールして得点とリードを広げる。なかなか流れをつかめない琉球は伊藤をコートに入れていくが、琉球の得意とするリバウンドをフォトゥ含めてしっかりと絡んでいき、リズムを作り小川、ニュービルとペイントにドライブして得点を決めて59-45と宇都宮がリードして最終へ。
琉球は、松脇が3本の3ポイントを決めて追い上げの狼煙をあげる。クラッチタイムに入って琉球は、クーリーの高さとインサイドの強さを出して10点差まで追い上げる。しかし宇都宮はこのGAME1で打ち抜いた3ポイントを最後まで決め切って81-68で琉球に勝利して3年ぶり3回目の優勝に王手をかけた。
ジーコ・コロネルHC代行
「今シーズンの初めから築き上げてきた自分たちのハビット、習慣をしっかり出せるように、今まで積み重ねてきたものを今日このコート上に全て出していこうとみんなに伝えました」。
比江島慎 (琉球)
J:GAME1での比江島選手の50/50ボール、リバウンド、ルーズボールから小川選手や遠藤選手に繋いだりとチームを鼓舞してプレイして戦っていました、球際での思いの強さを教えてください
「こういうチャンピオンシップでは、やっぱりそういう球際であったり、リバウンドだったり、1ポセッションがもうほんとにすごく重要になってくると思うんで。
なかなか、あんまり良くない状況でも、自分はアシストでもドライブを仕掛けてアシストだったりリバウンドだったりのところで何かしら貢献できるとは思っているんで。
本当に素晴らしいスコアラーたちが揃っているので、そこをしっかり見極めながら、自分がやれることを今日も最低限できたかなとは思ってます」。
小川敦也選手について
「もうファイナルも引き続きすごく自信を持ってプレイしてくれてますし、ほんとにベンチから勢いのところを与えてくれて、今じゃもうほんとに欠かせない選手になってると思うんで、これは全然彼にとっては僕は普通だと思ってるんで、明日も引き続き頑張ってほしいなと思います」。
ケビンHC、ジーコHC代行との絆の強さについて
「元々ブレックスのカルチャーとしてチームがしっかりまとまっている、そこにタフな状況というか出来事が起きましたけど、ほんとにみんなで支え合って、優勝したいって目標に向かって、みんなで共通としてあるので、ジーコが引き継いでくれて、楽しいこともメンターとしても、バスケットの知識も豊富で、みんながこうね、1つの目標に向かって進んでいくところを示してくれてるので、そこはブレずに、ケビンのためにという思いもあるし、はい、そういった意味があると思います」。
小川敦也 (琉球)
「アグレッシブにプレイできた結果が今日の得点に繋がったので、明日も引き続きミスを恐れず、アグレッシブにオフェンスもディフェンスも取り組んでいきたいなと思います」。
明日GAME2へ
「今1勝はできているんですけど、琉球さんも三遠戦の時にすごい劇的な勝利をしてから優勝したような、自分たちは千葉戦で2戦目を落としてしまったので、次の2戦目っていうのは本当に次勝った方が優勝するというぐらいの気持ちで、一戦一戦を大切に取り組みたいと思ってます」。
3ポイントへの意識
「3ポイントはずっと課題で、ずっと練習して取り組んできた部分があったので、そこは(スペースが)空いたら、ヘッドコーチやチームの方々から空いたら打てと言われているので、空いたら打つというところに自信を持って3ポイントに取り組めてます。
自分が打てたシュートはセンターの人が綺麗にスクリーンをかけてくれていたりと、DJからのポストだったり、自分はその周りの人からのアシストの3ポイントが多いと思うので、空いたら決めていきたいと思います」。
高島紳司(宇都宮)
ブレックスの強さに高島紳司がいる。 Bリーグ快挙となる2年連続のリーグ1位でCSへ。この2年間で選手がほぼ代わってないことでチーム力や連携はより深いものになっていることは間違いない。
今年のブレックスの強さには、高島紳司と小川敦也の成長は欠かせない。高島はしっかりとプレイタイムを勝ち取って、3ポイントを決め切り、そしてハードなディフェンスで常にチームに力をあたえてきた。ファイナルGAME1に聞くことができた。
J:GAME1勝利 率直な感想教えてください
J:大東文化大学から、今このトップチームの中心としてプレイしていますね
J:琉球の強度高いプレイにしっかり対応して勝利したポイントを教えて下さい
J:ここぞでの強力な3ポイントは明日以降ですね
J:ファンブースターさんへメッセージお願いします
宇都宮ベンチも勝利へチーム一丸となり最高潮に盛り上がった