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【Jbasket 2025夏 3大キャンプレポート】大倉颯太 最終章3/3 逆境を力に変えた復活のシンボル

【Jbasket 2025夏 3大キャンプレポート】大倉颯太 最終章3/3 逆境を力に変えた復活のシンボル

大倉颯太 最終章
Jbasketはこの夏、国内外で注目を集める3つのキャンプを取材。「Jbasket 3大キャンプレポート2025」。トップアスリートたちが、次の世代にどんな想いを託したのか、その軌跡を追う。

①大倉颯太(Bリーグ アルバルク東京)3/3
②ジェイレン・ウィリアムズ(NBA 2024-25チャンピオン/オクラホマシティ・サンダー) 2/2
③八村塁(NBA ロサンゼルス・レイカーズ)2/2

二度の前十字靱帯断裂という大きな壁を乗り越え、再びトップレベルで戦う大倉颯太。その歩みは、ただの復帰ではなく、バスケットボールにかける情熱と覚悟を示す物語だった。千葉ジェッツでのプロデビューから、名門アルバルク東京への挑戦へとつながる道のりは、逆境を力に変えてきた証である。大倉が体現する「諦めない姿勢」は、多くの若き選手やファンに勇気を与えている。

二度の大怪我と復活
大倉颯太といえば、やはり二度の大怪我からの復帰だ。
1度目の大怪我
2021年4月(大学3年)。東海大学での練習中に右膝前十字靱帯断裂、長期リハビリに入る。
2度目の大怪我
2022年4月(大学4年)。関東大学リーグへ向けたトレーニング中に左膝前十字靱帯断裂。両膝に大怪我を負い、競技人生が危ぶまれる状況に。徹底的なリハビリを経て競技復帰。苦しい時間を乗り越え、バスケへの情熱を再確認し、精神的にも大きく成長した。

千葉ジェッツでのプロデビュー
2023年、Bリーグ・千葉ジェッツと契約。
復帰直後ということもありプレータイムは制限されていたが、コートに立つたびに鋭いドライブやスピードで会場を沸かせた。「大倉が帰ってきた」という声援に背中を押され、短い時間でも確かな存在感を示した。千葉での経験は、怪我を乗り越えた自信と「やれる」という手応えを与え、次のステップへの道を切り開いた。

アルバルク東京での新たな挑戦
2024-25シーズン、強豪アルバルク東京へ移籍。
名門の一員として、新たな環境で挑戦を続けている。両膝の影響もありプレータイム制限が設けられる試合もあるが、限られた時間で勝負強さとゲームコントロールの巧さを発揮。「二度の前十字靱帯断裂を乗り越えた復活の象徴」として、チームに欠かせない戦力へ成長している。本人も「ここからさらに飛躍を見せたい」と語り、その挑戦にファンの期待を集めている。

ここから
二度の前十字靱帯断裂を経験しながらも、リハビリを乗り越え復活を果たした大倉颯太。千葉でプロの扉を開き、アルバルクで新たな挑戦を続ける姿は、日本バスケ界に大きな勇気を与え続けている。石川県から全国へ、そして世界へ。止まることなく挑戦を続ける大倉颯太の物語は、まだ始まったばかりだ。

未来への挑戦は続く
石川の地から夢を育み、二度の大怪我を経て再びコートに立つ姿は、日本バスケットボール界における象徴的な物語だ。大倉颯太は復活の証明者であり、挑戦をやめない戦士として、これからも観る者を熱くさせるだろう。そしていよいよ Bリーグ2025-26シーズンは10月3日開幕、アルバルク東京vs宇都宮ブレックスがトヨタアリーナ東京で幕を開ける。 大倉の新たな戦いがここから始まる。

 

クリニック実践編&Jbasketインタビュー🎥

大倉颯太
「KOAクリニックへの想い」
J:想いの強い地元開催2日間どうでしたか
J:その石川県の見どころを教えてください
J:このクリニックをどうしてやろうと思ったか教えてください
J:地元を盛り上げる想いとは
J:KOAからも世界へ、現役選手が日本を盛り上げることへの想いを
J:その世界で戦う1人に仲がいい河村勇輝選手がいますが、やり取りしてますか
J:怪我から復帰してからここからの飛躍を期待されてます、どんなプレーを見せてくれますか

Jbasket AND1でクリニックや大倉颯太インタビュー🎥を公開中

【Jbasket 2025夏 3大キャンプレポート】大倉颯太 最終章/クリニックと今回の想いJbasketインタビュー 2本の動画🎥
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