今シーズンA東京は代々木体育館を満員にする人気チーム。今試合は駒沢屋内の超至近距離でゲーム観戦できるのはファンにとって価値ある好カードとなった。
第12節 12/14 Game1 駒沢屋内
A東京 78-74 島根
1Q 13-13
2Q 30-35
3Q 46-50
4Q 65-65
OT 78-74
<A東京>
#75 小酒部泰暉 19得点
#3 テーブス海 15得点 5アシスト
#11 セバスチャン・サイズ 9得点 8リバウンド
#23 レオナルド・メインデル 16得点 8リバウンド
<島根>
#13 津山尚大 21得点
#3 安藤誓哉 17得点 6アシスト
#1 コティ・クラーク 15得点
前半
東京は相手の強度の高いディフェンスに対して苦戦するもテーブスやサイズを起点にセットプレイを活かしながら得点を重ねる。途中小酒部のドライブや3ポイントの連続得点で島根を一時は突き放す展開となる。対する島根はニックのコンビネーションや津山の3ポイントで応戦。変則的なゾーンディフェンスなどを活用し2Qになると安藤誓哉の3Pやジェームズのダンクシュートが炸裂し5点リードで折り返す。
後半
開始早々、東京の小酒部・テーブスの連続得点で同点となり島根はすかさずタイムアウトを要求。その後も東京の安藤周人が3ポイントを連続で沈め会場のボルテージは全開となった。しかし島根は強い。コティ・津山が3ポイントを決め、続く安藤誓哉も果敢にドライブを仕掛け4Q残り3分までリードし逃げ切るか、と思ったが東京のロシター・テーブスが相手のファウルを誘い、メインデルが土壇場で3Pを決めオーバータイムにもつれ込んだ。
OT
一進一退の手に汗握る試合、今試合40分の出場時間となる島根の安藤誓哉がハッスルし勢いを掴むが、東京の小酒部が残り57秒で逆転となる3Pを決めきり激闘の末に東京に軍配が上がった。
デイ二アス・アドマイティスHC(A東京)
総括
「島根さんはとてもタフでフィジカル面などとても当たりの強いチームでした。ぶつかり合いのところで負けなかったとゆうことが勝負の鍵でした。セカンドチャンスを与えずに苦しい展開の中OTにもつれ込んで勝利したことが私たちのプラスになったと思っています」。
#75 小酒部泰暉 公式より
「今日もいつも通り、強い気持ちを持って、攻め気を持って臨んだのでそこが勝利に繋がったと思います。あまり試合の中身を覚えていませんが、(最後のシュートは)もう空いたんで打つって感じでした。明日もタフな試合になると思いますが、しっかりと今日出た反省点を改善して、勝利に繋げたいと思います。今日も熱い応援、本当にありがとうございました。
今日もいつも通り、強い気持ちを持って、攻め気を持って臨んだのでそこが勝利に繋がったと思います。あまり試合の中身を覚えていませんが、(最後のシュートは)もう空いたんで打つって感じでした。明日もタフな試合になると思いますが、しっかりと今日出た反省点を改善して、勝利に繋げたいと思います。今日も熱い応援、本当にありがとうございました」。
レオナルド・メインデル 公式より
「タフなゲームに勝利できてよかったです。苦しい状況からでもカムバックできているのは、ディフェンスが鍵だと思います。オフェンスも大切ですが、まずはとにかく相手の点数を抑えるディフェンスにしっかり集中する。そうすれば必ず良いオフェンスに繋げることができると思っています。その集中力、そしてアドHCが求めているシステムをしっかりと信じて、チーム一丸となってそのディフェンスで我慢して頑張ることでオフェンスにも繋げられていると思います。
(小酒部選手の活躍について)ラストショットもタフでよく決め切ってくれましたが、それ以前の今日も本当に1試合通して安定した良い仕事をしてくれていました。あの最後のシュートだけが目立ってしまいますが、全体的にオサは素晴らしい仕事をして本当にチームの勝利に貢献してくれたと思います。
(ファンの皆さんへ)チーム一体となって最後まで戦った結果、このような形で勝利することができました。それと同時に、ファンの皆さんのいつもいつもあたたかい応援に感謝しています。アルバルクのユニフォームを着てプレーすることを誇りに思っています」。
ポール・ヘレナHC(島根)
総括
今試合は素晴らしいものになった。結果としては負けましたが選手達を誇らしく思います。懸念点はフリースローのカウントが8本と少なかった事で相手は27本もの数を打っている。激しくプレイした中で正直冗談かと疑問に思うシーンもあるが明日に切り替える事が大事です。
J:かなりハードな試合でしたが安藤誓哉選手の様にゲームタイムが多い選手が継続して出場していく中で、新加入のアンソニー介川選手は今後どの様な期待をしていますか?』
「まだ練習などは合流していませんし、手の骨折をしていますのでプレイできるまではなるべくチームに溶け込んでもらい、我々のシステムを理解するまではプレッシャーを掛けずに馴染んでもらいます。彼は好青年ですし勿論期待している選手です」。