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【Bリーグ】開幕戦 宇都宮がフィジカルの強さでA東京を撃破 比江島&ニュービル躍動 比江島慎「まだまだトップでやり続けたいと思っている」

【Bリーグ】開幕戦 宇都宮がフィジカルの強さでA東京を撃破 比江島&ニュービル躍動 比江島慎「まだまだトップでやり続けたいと思っている」

比江島慎
「相手に対応できるように
プレーの幅を広げてやってきている。
まだまだトップでやり続けたいと思っている。」

「まだまだ若いと思わせくれるベテランの見本を見せてくれる先輩たちの存在が、自分はやれるって自信を与えてくれるので感謝してます。」

宇都宮が開幕戦でA東京に圧勝

Bリーグ10年目の幕開けを飾る舞台はトヨタ東京アリーナにてアルバルク東京 vs 宇都宮ブレックスの好カード、魂をぶつけ合った激闘は宇都宮の勝利。最後まで熱狂に包まれ、日本バスケットの新たな物語が刻まれた。

10/3 (金) トヨタ東京アリーナ
A東京 56-81 宇都宮
1Q 15-25
2Q 12-20
3Q 13-15
4Q 16-21

<宇都宮>
ニュービル 18得点・12リバウンド・8アシスト
フォトゥ 15得点・7リバウンド
エドワーズ 13得点
比江島慎 10得点

<A東京>
安藤周人 16得点
サイズ 15得点・10リバウンド
フォスター 10得点

熱狂と歓声が交差する中、日本バスケットボールの歴史はまた一歩前へ

2025年10月3日、Bリーグ10年目のシーズンが華々しく開幕した。舞台は新時代の聖地・トヨタ東京アリーナ。記念すべきオープニングゲームは、アルバルク東京と宇都宮ブレックスという日本を代表する強豪同士の激突となった。

ゲーム入りから、宇都宮はニュービルを軸に守備から速攻へとつなげリズムを掴む。リバウンドで優位に立ち、フォトゥやエドワーズがインサイドを支配。さらに高島がA東京のエントリーを徹底的に抑え、ガード陣にボールコントロールを許さず、オフェンスのリズムを寸断した。

そして存在感を放ったのが比江島慎。要所で得点を重ねるだけでなく、試合を落ち着かせる冷静な判断とリーダーシップでチームを支えた。彼の安定感あるプレーが、ニュービルら外国籍選手を活かし、宇都宮の攻撃をよりスムーズにした。

A東京は安藤の3Pやサイズのゴール下で追撃を試みるも、要所でターンオーバーを誘発され、最後まで主導権を握り返すことはできなかった。宇都宮は終盤まで集中を切らさず、走力と守備で押し切り56-81の完勝。

守備の強度と個々の役割が光った宇都宮の勝利は、日本バスケット10年目を象徴する一戦となった。比江島の存在感、ニュービルの万能ぶり、高島のハードディフェンスが噛み合い、チームとして完成度の高さを示した。

シリーズはまだ続く。舞台は再びトヨタ東京アリーナ、日曜日のGame2でアルバルク東京が巻き返せるか、宇都宮が連勝で勢いを加速させるか。開幕カードの行方から、早くもBリーグ新シーズンのドラマが広がっていく。

 

 

 

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Jbasketライター

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