リーグ戦は各レベルに分けてチームがリーグ戦で戦う。日本代表の強化はアンダーカテゴリーの育成にかかっている。昨年から関東では初めて開催されたが、組織になって、新たなトップリーグも出来て、3つのレベルに分けて戦うことになる。
◉U18トップリーグ
◉U18ブロックリーグ
◉U18都道府県リーグ
大会目的・カテゴリーの分け方
リーグ戦はU18トップリーグ、U18ブロックリーグ、U18都道府県リーグに分かれる。U18世代の育成・強化の充実リーグ戦によって試合数の確保、競技力の向上を目指す競技大会。
トップリーグは、令和3年度インターハイとSoftBank ウインターカップ2021の試合結果(順位)をもとにポイントを付けて推薦順位を決定した。高校チームのみならず、B.LEAGUEクラブのU18チームやクラブチームが出場することも視野に入れている。ブロックリーグの現在は4ブロックで関東、東海、中国、四国で開催。いずれ9ブロックにしていく。ブロックリーグは、各都県バスケットボール協会から推薦された各都県男女チーム。各ブロックにより、1、2チーム選出。
また入れ替えなどこれから決まる事も多いが“U18世代”の競技環境を中長期的に整備していく構想。出場チームの多様化は、1年代下カテゴリとなるU15世代における進路選択の多様化にも寄与することが期待されている、このリーグに期待。
またJBAからの発表は
リーグ戦文化の導入により、実力が拮抗するチーム同士の対戦、予定された試合日程/対戦相手、確保された試合数、負けた場合でも次の機会があることなど、一定の試合数が確保された中で、競技に取り組むことで、習慣を変えること、また、試合に臨む準備を反復できる仕組みを構築することで、質と量を高めることによる競技力の向上を目指している。
渡邊雄太 NBA ブルックリン・ネッツ
「自分が高校生のときは、リーグ戦がなかったので、すごくうらやましいと思います。今の高校生たちには、この競技環境を当たり前と思わずに感謝して、高校集大成のウインターカップへの成長に生かしてもらいたいです。事前に決まっている対戦相手へのスカウティングなど、しっかり準備ができるリーグ戦を、高校生の頃から経験することは、将来プロになったときに生かすことができ、必ず日本の未来につながってくると思います。」
高田真希 Wリーグ デンソー アイリス
「リーグ戦によって、試合数が増えることはすごく良いと思います。トーナメントの一発勝負とは違い、リーグ期間ベストな状態で戦えるコンディショニング調整や、戦略・戦術が求められるようになると想像します。私自身、高校生の時にこのような競技環境があったら、もっと楽しかったと思いますし、特に高校卒業後も、トップレベルでバスケを続けていくことを目指す選手にとっては、トップカテゴリのチームに近い競技環境を高校生の時に経験できることはとても有意義なことだと思います。」
三屋裕子 日本バスケットボール協会 会長
「国内バスケットボールのU18世代におけるスタンダードを変える 「リーグ戦文化の定着」 に向けて、「U18日清食品リーグ」 の開催実現にご尽力いただいた、学校関係者の皆様、ブロック協会や都道府県協会の皆様、そして多大なるご支援をいただく日清食品様、安藤財団様に心より感謝申し上げます。選手はもちろん、指導者、審判、TO、関わるバスケットボールファミリー全員が一丸となり、継続的に大会を重ねていくことが、世界を沸かす未来の日本バスケットボール界をつくるということを信じて、進化にチャレンジしてまいります。」
U18トップリーグ
2022年8月~11月
最終節の11月26日・27日は、男女ともに国立代々木競技場 第二体育館にて開催
トップリーグはJBAの YouTube 、バスケットで配信されている。
(男子)
・仙台大学附属明成高等学校(宮城県)
・前橋育英高等学校(群馬県)
・正智深谷高等学校(埼玉県)
・帝京長岡高等学校(新潟県)
・東海大学附属諏訪高等学校(長野県)
・中部大学第一高等学校(愛知県)
・福岡第一高等学校(福岡県)
・福岡大学附属大濠高等学校(福岡県)
(女子)
・昭和学院高等学校(千葉県)
・東京成徳大学高等学校(東京都)
・明星学園高等学校(東京都)
・岐阜女子高等学校(岐阜県)
・安城学園高等学校(愛知県)
・桜花学園高等学校(愛知県)
・京都精華学園高等学校(京都府)
・大阪薫英女学院高等学校(大阪府)
U18ブロックリーグ
関東、東海、中国、四国の4つ
2022年8月〜12月
◉関東ブロックリーグ
(男子)
つくば秀英高等学校(茨城県)
県立宇都宮工業高等学校(栃木県)
新島学園高等学校(群馬県)
埼玉栄高等学校(埼玉県)
船橋市立船橋高等学校(千葉県)
八王子学園八王子高等学校(東京都)
桐光学園高等学校(神奈川県)
県立日川高等学校(山梨県)
(女子)
土浦日本大学高等学校(茨城県)
矢板中央高等学校(栃木県)
桐生市立商業高等学校(群馬県)
埼玉栄高等学校(埼玉県)
千葉経済大学附属高等学校(千葉県)
八雲学園高等学校(東京都)
鵠沼高等学校(神奈川県)
日本航空高等学校(山梨県)
◉東海ブロックリーグ
(男子)
美濃加茂高等学校(岐阜県)
富田高等学校(岐阜県)
藤枝明誠高等学校(静岡県)
浜松開誠館高等学校(静岡県)
桜丘高等学校(愛知県)
安城学園高等学校(愛知県)
四日市メリノール学院高等学校(三重県)
県立四日市工業高等学校(三重県)
(女子)
県立岐阜商業高等学校(岐阜県)
県立岐阜農林高等学校(岐阜県)
浜松開誠館高等学校(静岡県)
浜松学院高等学校(静岡県)
名古屋経済大学高蔵高等学校(愛知県)
名古屋女子大学高等学校(愛知県)
県立四日市商業高等学校(三重県)
四日市メリノール学院高等学校(三重県)
男子は既に、🏆藤枝明誠高等学校(静岡県)が5勝1敗(勝点11)で優勝に輝いた。
◉中国ブロックリーグ
(男子)
鳥取城北高等学校(鳥取県)
松江西高等学校(島根県)
県立岡山工業高等学校(岡山県)
県立広島皆実高等学校(広島県)
県立豊浦高等学校(山口県)
(女子)
鳥取城北高等学校(鳥取県)
県立松江商業高等学校(島根県)
倉敷翠松高等学校(岡山県)
県立広島皆実高等学校(広島県)
県立徳山商工高等学校(山口県)
◉四国ブロックリーグ
(男子)
徳島県:県立城東高等学校
徳島県:県立鳴門渦潮高等学校
香川県:尽誠学園高等学校
香川県:県立高松工芸高等学校
愛媛県:新田高等学校
愛媛県:県立松山工業高等学校
高知県:明徳義塾高等学校
高知県:高知中央高等学校
(女子)
徳島県:県立富岡東高等学校
徳島県:県立城北高等学校
香川県:県立高松南高等学校
香川県:英明高等学校
愛媛県:聖カタリナ学園高等学校
愛媛県:済美高等学校
高知県:県立岡豊高等学校
高知県:高知中央高等学校
◉U18都道府県リーグ
今後に向けて、並行して全国各地で「都道府県リーグ」の設置も進められている。
大会サイト