4月8日〜10日で2戦先勝方式で武蔵野の森総合スポーツプラザにて「京王Presents Wリーグプレーオフ 2022-2023」が開催。
リーグ1位のデンソー対リーグ4位ENEOS、リーグ2位のトヨタ自動車対リーグ7位のシャンソン化粧品が行われた。この準決勝で勝者がファイナル進出を決まる。
シャンソンは昨シーズンプレーオフで2連敗し、ファイナル進出を阻止された相手トヨタ自動車にリベンジ出来るか注目になる。1月で対戦して65-71、59-81と2連敗してるが7人というチームの大量離脱から逆転劇で勝ち上がってきたシャンソン、HCも鵜沢潤HC(41)に変わった。遂行力、DF、リバウンドをやり切れるかのセミファイナルのゲーム。
4/5(土) 武蔵野の森総合スポーツプラザ
セミファイナル①
Game1
トヨタ自動車 78-64 シャンソン
1Q 17-19
2Q 24-12
3Q 22-14
4Q 15-19
<トヨタ自動車>
#23 山本麻衣 19得点 (3P5/8) 4Reb 3AST
#3 馬瓜ステファニー 17得点 9Reb 6AST 4STL
#24 梅澤 カディシャ樹奈 15得点 7Reb
<シャンソン>
#4 イゾジェ ウチェ 19得点
#3 金田愛奈 16得点
#14 𠮷田舞衣 13得点
インサイドの強さを活かしていくトヨタ自動車にシャンソンがどう対応していくか。ステファニーから梅澤のハイローから入る。シャンソンも返していくが、ピック&ロールでシンプルに得点していくトヨタ自動車。そこに山本のスリーポイントでアウトサイド、インサイドとバランスいいオフェンスを見せる。シャンソンも金田が積極的にアタックしていきなんとかついていく。鍵になる小池のペイントアタックからイゾジェへパスと新しいホットラインでの得点で逆転するシャンソンは19-17で1Q終える。
2Q𠮷田のスリーポイント、ウチェのジャンパーと言い張りのシャンソン。さらに小池が上手くドライブしてからレイアップで得点で流れをシャンソンに引き寄せる。そこから修正したリバウンドの粘りを見せていくトヨタ自動車は川井が何度もチャレンジしてスリーポイント決めて流れを渡さず、さらに平下がフリーからスリーポイント決めて逆転する。インサイド、アウトサイドとトヨタ自動車らしいプレーで得点重ねて、シャンソンはミスが連続で出て我慢の時間帯になるが𠮷田のスリーポイントで点差を縮めるが山本のディープスリーブザービーターで41-31で折り返す。
後半ステファニーのアタックから得点したがすぐさまにウチェがインサイドに押し込んで得点して繋げていく。ハイポストからの梅澤はこのゲームしっかり得点していきトヨタのリードを広げる。山本はボールムーブよく展開もして、フリーから3本目のスリーポイントを沈めてトヨタの勢いを止められないシャンソン。なんとかしたいシャンソンはターンオーバーされ山本の4本目スリーポイントを決めて15点差をつけて一気にトヨタの流れに。
追い上げたいシャンソンに連続の平下、山本5本目のスリーポイントで21点差をつける。トヨタ自動車の一気に畳み掛けるオフェンス力がシャンソンを圧倒する。
シャンソンはシンプルにインサイドとアウトサイドから得点して返していく中、諦めないシャンソンは意地を見せる、ディフェンスからハードにいきリズムを立て直して9点差まで追い上げを見せる。その後トヨタ自動車は終盤しっかりゲームを締めて勝利してGame1を勝ち取った。
大神雄子HC(トヨタ自動車)
J:的を絞らせないOFについて
「昨年から3ビッグ、2ビッグ、今日は使ってないですけど宮下とステファニーのファイブアウトに近いシチュエーションを展開出来ると思いますので、ウチェ選手に対してうちのインサイドの選手が身体張って頑張ってくれたので、インサイドを使うプレー、またアウトサイドはハンドラーが山本と川井がいるので、そこから切り崩してオープンショットを見つけていく、このような展開が上手く出来たと思います。」
J:Game2に対しては
「相手も間違いなくうちのピックにアジャストしてくると思いますし、うちもウチェ選手と小池選手にどう対策するのかですね。
若いチームなので1つ勝てた事は良かったです。一瞬一瞬が自信になるので準備してきました。明日勝ってこそなので繋げていきます。」
山本麻衣(トヨタ自動車)
J:初戦でしっかりスタッツも出して自身のプレーについて教えて下さい
「3週間空いてゲームがしたかったので、本当にこのゲームが待ち遠しかったですし、こういった大きい舞台でプレーするのが凄く楽しみでした。緊張はなかったのでみんなで楽しもうといい顔してやろうと思っていたのでそこが思い切りのいいプレーに繋がってよかったです。」
J:Game2に向けて
「Game1と同じようにリバウンドだったりスリーポイントをやらせてしまうと乗ってしまうので、そのを40ふんかん徹底してやる事。ウチェ選手と小池選手のホットラインをどう守っていくかがカギになってくると思います。」
梅澤 カディシャ樹奈(トヨタ自動車)
「1Qてわリバウンド取られてしまって、2Q修正出来て良かったんですけど、最後の方で自分達の流れを止めてしまったので、それが今日の修正点でした。
鵜澤潤HC(シャンソン)
J:何度も追い上げてましたが15点差ついてからミスも出てしまいましたがどんな展開にしようと思ってましたか
「最終的には残り5分を切った所で一桁得点差にもっていきたかったです。
自分達のいいオフェンスが出来なかったり、相手にリバウンド取られてセカンドチャンスを与えてしまったり、トラップ仕掛けたら相手に上手くリリースされてしまってオープンスリーポイント決められてしまったりと中々上手くいかなったです。
それでも1つずつ仕掛けるしかないと思ったのてなんとしてもGame1を取りたかった所です。」
小池遥(シャンソン)
「この1週間リバウンドを大事にやってきたんですけど、相手にOFリバウンド取られてスリーポイント、セカンドシュートをやられて相手のリズムになってしまったのが原因かなと思います。」