[ 天皇杯2021 ]宇都宮ブレックスファイナル進出へ、3Q残り3分の攻防が勝敗を分けた
アルバルク東京 54-64 宇都宮ブレックス
さいたまスーパーアリーナ
1Q 11-15
2Q 13-16
3Q 15-47
4Q 15-19
ブレックス
ライアン・ロシター 17得点 7リバウンド
LJ・ピーク 12得点
ジェフ・ギブス 10得点
ジョシュ・スコット 10得点
A東京
デション・トーマス 15得点 7リバウンド
ケビン・ジョーンズ 10得点
安藤誓哉 10得点
第96回天皇杯 ファイナルラウンド初日
お互いインサイド、アウトサイドで得点してスタートした。
宇都宮は、比江島からギブスに高い位置からドライブにパスを合わせて得点15-7で8点差と、ボールをよく展開して得点を重ねていく。
アルバルクは全くシュートが決まらない時間帯が続くがデション・トーマスが気を吐き、第1Qの11得点全てを得点する。
ブレックスは、ロシター、ギブス、ピークと外国人選手達の得点が目立つ流れで、アルバルクは、安藤、須田が個人技で得点してついていくき、前半は24-31で宇都宮のリード。
後半に入って安藤からピック&ロールでズレをなんとか作ってミスマッチにしてそのまま、又、高い位置からドライブしてレイアップとアルバルクらしいバスケットが出てきてA東京らしくなる。ここで流れが来てハードにディフェンスも合わせ3Q残り2:30で、同点に追いつく。
ここからがポイントになった。
ほんの少しの判断で点差がついてしまう試合とはこういう試合だ。4Qではアルバルクでザック、小酒部、安藤、ターンオーバーが出てしまった。
またインサイドでのペイントに、強引にアタックがある中で、宇都宮ピークのスリーポイントやロシターがターンオーバーから、そのまま速攻でレイアップで15点差に広げ、東京を54得点におさえ試合が決まってしまった。
宇都宮は次の日の天皇杯ファイナルにコマを進めた。
ライアン・ロシター(宇都宮)
まずはチームが勝って良かった。東京は素晴らしいチームですし、最後で決める力があるチームなので自分たちも集中力を切らすことなく最後までやり切らないといけないと思って試合に臨みました。
自分的には、積極性が欠けた部分もあったので、明日の決勝で修正していきたいと思う。
天皇杯は歴史のある大会ですしブレックスは優勝がないので勝ちにいきたいと思っています。
決勝で会場に来られないファンの皆様でテレビ等通じて応援してもらえたらと思います!
かなり激しい試合になると思うので楽しんでもらえたらと思います!!
安齋HC(宇都宮)
今日は選手が集中力を持ってやってくれた。それが、リバウンド、ディフェンスに出ていた。
東京と試合をする時は、どっちが遂行力を持ってやれるかという勝負に最後はなる。
3Qに追いつかれそうになっても、決めてくれて点差が離れた。選手のプレータイムは長い、短いありますが一人ずつ自分の持ち味を出してくれているので勝ちに繋がっていると思う。
竹内公輔(宇都宮)
去年も一昨年も、決勝に行けなかったので今日勝って良かったです。このチャンスをモノにしたいおと思います。今日のパフォーマンスでもライアンにバトンタッチできたと思います。リバウンドに関しては、徹底してチームで話してやっているので良かったじゃないかなと思っています。
遠藤(宇都宮)
チームでやるべきことを全員が理解して40分間しっかりできたのではないかと思う。ブレックスは色々なディフェンスを全員でやってコミュニケーションも取れていたと思う。
天皇杯優勝、したことがないので、去年は自分がでれなかったので今年は絶対優勝したいと思ってます。自分はやるべきことをやらないといけない立場なのでゲームスタートからやっていきたいと思います。
小酒部(A東京)
ゲームの入りが良くなかった。相手のディフェンスにアジャストするのが遅かったので相手にペースを持って行かれたと思います。今日はいつもよりも思い切りがない、アグレッシブにやってくれとコーチに言われたので3Qはいいプレーも出せた。そのあとターオーバーも出てしまった。今大会で独特な雰囲気もあって自分らしいプレーが出なかった。