[天皇杯2021]川崎ヒース「チームでフルスロットル」を掲げ三河に勝利、去年の雪辱を晴らす為ファイナルへ進む
セミファイナル②
川崎ブレイブサンダース 79-67 シーホース三河
さいたまスーパーアリーナ
1Q 22-11
2Q 23-19
3Q 14-16
4Q 20-21
川崎
ジョーダン・ヒース 26得点
三河
ダバンテ・ガードナー 20得点
川崎はゲームの入りからギアを上げてシュート、ドライブと三河にリード。いつものようにゲームを運んでいくが、三河はスリーの本数はゼロと、シュートの本数も少なく決まらない。
2Qに入っても川崎はリングにアタックして得点していき、辻、ニックとスリーポイントを決める。
三河はアウトサイドからが入らない状態がつづく、なんとかしようとするがパスがうまくいかない中、金丸が大事なジャンパー決めていく。
スリーは13本打つが1本しか決まらなく前半、45-30で川崎のリードで後半へ
3Q、双方ゴールに嫌われる時間帯もある中、金丸のスリーポイントがやっと決まりだし、2本決める。川崎は、篠山のハッスルプレー、ボールが小気味良く周り川崎ペースで試合は進む。
4Q残り半分で三河が得点を重ねて、6点差まで追い上げるが、そこから川崎が藤井のスリーポイントファウルをもらってしっかり得点して残り2:43で11点差まで広げる。
試合はそのまま川崎がリーダーして勝利して去年と同じくファイナルへ進んだ。去年の雪辱なるか川崎。
ジョーダン・ヒース(川崎)
「フルスロットル」をチームで掲げて全てを出し切るといことができてよかった。去年自分たちが勝てなかった天皇杯を明日しっかりと取り返すチャンスがあるので取りたいと思います。
いつも見ていてくれているファンの皆様、川崎のために明日、優勝したいと思います!!スリーポイントも明日の狙っていきたいと思ってます!!ありがとう。
辻直人(川崎)
自分たちのやりたいことが試合の頭からできて、ヒース選手の調子が良くて、チームを勢いづけてくれました。
(終盤追い上げを受けたことについて)ちょっとやるべきことができない時間があって、逆に三河さんのやりたいことをやられてしまって、そこで点差が詰まりましたが、もう一回ディフェンスからしっかりやろうと声をかけていました。
(明日に向けて)本当に僕にとっては特別な大会ですし、去年のこともあるので強い思いを持っています。優勝まであとひとつ、やり返す環境が整ったと思いますのですごく楽しみにしています。
佐藤賢次HC(川崎)
前半は自分たちのプランを遂行できたと思います。オフェンスに関しては相手が準備する前に全員で起点を作って、相手に打たされるのではなく自分たちで打っていくことでチャンスを作れました。後半では相手のハードディフェンスに対して受け身になってしまった部分がありましたが、最後は自分たちのディフェンスが出来て勝ち切ることができました。
(明日に向けて)今まで積み重ねてきたことをとにかく全部出しきる、それしかないと思います。
藤井祐眞(川崎)
今日は出だしが勝負だと思っていたので、試合の頭から走って、ハードにディフェンスしてということを意識して試合に入りました。(決勝進出について)先週の宇都宮さんとの試合では負けているので、その借りを返したいと思います。今シーズン戦った2戦ともロースコアで終わっているので今回も我慢の展開になると思いますが、どちらがより我慢して集中力を切らさないかがポイントになると思うので、明日しっかりと集中して戦いたいと思います。
篠山竜青(川崎)
チームみんなでやるべきことをやって、チームみんなで勝ち取った勝利だと思います。
(ディフェンスのエナジーについて)最低限自分がやらなければならないことですし、自分に限らず全員でディフェンスできて、いい手応えをつかんでいます。
(明日の決勝について)みんなで去年の忘れ物を取り戻して、川崎に帰りたいと思います。
金丸晃輔(三河)
三河はボールが止まって、回らなかった。それだけです。それが三河にとって1番良くない事だった。うちのリズムが出なかったです。
ボールと人がうまく回らないと僕がいる意味がない。3Qはそうなった。最初からこれができればよかった。チーム的に硬かったですね気合い入りすぎてしまうこともあると思います。
ファンの皆さんに後半の追い上げた時のような試合をみてもらいたいですね。