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【パリ五輪】恩塚亨女子日本代表HC「まず感じたのは”来たな”と、楽しみが一番大きな感情で、アメリカに当然勝ちに行きます」

【パリ五輪】恩塚亨女子日本代表HC「まず感じたのは”来たな”と、楽しみが一番大きな感情で、アメリカに当然勝ちに行きます」

3月20日都内にて恩塚亨女子日本代表HCのメディア向けに取材が行われた。今年の夏、パリ五輪バスケットボールの組み合わせ抽選会が現地時間19日にスイス・ミースで行われ、女子日本代表は7月29日に女王アメリカ、8月1日ドイツ、8月4日ベルギーと対戦が決まった。この組み合わせについて恩塚HCから気持ちを聞く事が出来た。

恩塚亨 女子日本代表ヘッドコーチ

「まず感じたのは”来たな”と、楽しみが一番大きな感情でした。
東京オリンピック決勝でラストゲームを戦ったアメリカと戦い、得た課題を解消すべく、この3年間で強化してきたので成長した自分たちの力でしっかりと戦っていきたいと思ってます。
ヨーロッパチャンピオンのベルギーもドイツも強豪国です。ドイツも年々ステップアップしている中にWNBAのスター選手が加わって戦力アップしている手強い相手です。しかしOQTの時もそうでしたが、強豪国に対して良い準備をしながら成長し、結果を出すことができました。パリオリンピックも同様に、この機会を成長につなげていきたいです。」

アメリカと初戦に対戦する事について
「対戦が決まって気持ちは昂りました。寝れなくなってしまいました(笑顔)。寝てないです(笑)、色々考えました。東京オリンピックで決勝で戦った次の試合がここになるので、感慨深いと思ってます。だからこそ、この3年間の成長をぷつけられる機会にしたいと思ってます。当然勝ちに行きます。」

選手達に伝え続けていきたい事
「1つは、勝つ形がOQTではっきりしてきたので、それを大事にしながら、まだ不合理な所、正確さが欠ける所があったのでそこは成長のポイントにしたいと思ってます。もう1つは、これから3チームのゲームを分析しながら勝てるポイントを見つけて、それを繋げて勝ち筋を共有して、戦うストーリーを示していきたいです。」

“走り勝つシューター軍団”について
「これは日本の最高の強みなのでこれはやり続ける事で、個のスキル、個のチームの組み立てを上乗せしてきたので個のレベルは上がってると思ってます。その上で、成長した個がいかにチームとして総力戦で戦えるかという事です。チームとして戦えない時もあってOQTでいくつか掴めたので、ここが戦う武器になると思ってます。総力戦がキーワードになると思います。」

アメリカとは
「オールスター軍団で気が付いてたら点差が開いている。当たり前の事を当たり前にやってくる。雪崩のように押し寄せてくるので、そういう状態を作らない事がカギになる。」

ドイツとは
「カナダ人のHCがいて、カナダのシステムをしつこくやってくるチームで、そこにWNBAのスターが加わってスコアしてくるので、そこの噛み合わせをどう止めていくかが大事になる。」

ベルギーとは
「代表チームとして洗練されている。それは、1つ1つのプレーに対してあらゆるディフェンスに対してのカウンターをしっかり持っている事。そこをどう突いていくかが大事になると思ってます。」

 

組み合わせ・日程

グループC
日本🇯🇵 (FIBA世界ランキング9位)
アメリカ🇺🇸 (1位) 7/29
🇩🇪ドイツ (19位) 8/1
🇧🇪ベルギー (6位) 8/4

グループA
セルビア🇷🇸 (10位)
スペイン🇪🇸 (4位)
中国🇨🇳 (2位)
プエルトリコ🇵🇷 (11位)

グループB
カナダ🇨🇦 (5 位)
ナイジェリア🇳🇬 (12 位)
オーストラリア🇦🇺 (3 位)
フランス🇫🇷 (7 位)

女子予選ラウンドは2024年7月27日~8月5日、準々決勝は 8月7日、準決勝は8月9日、3位決定戦と決勝戦は 8月11日に開催予定。

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