5月13日Bリーグオフィスにて、B.LEAGUE GLOBAL INVITATIONAL 2025を開催発表。
日本代表を強化、Bリーグの成長から取り組みを動き出した。5年後10年後の日本バスケット界の発展のために2025年6月にオープンハウスアリーナ太田でオーストリアNBL選抜との対戦が6月28日、29日に開催される。
目的
海外プロジェクトの一環としてオーストラリアのナショナルバスケットボールリーグ(以下「NBL」)との交流を行うことで、選手・コーチ・スタッフ等リーグの中核を担う未来の担い手に、国際的な舞台で研鑽を積む機会を創出することで、リーグのレベルの底上げを図る
B.LEAGUE UNITED vs AUS NBL(NBL選抜)
2025年6月28日(土)19:00 TIPOFF
6月29日(土) 19:00 TIPOFF
オープンハウスアリーナ群馬
B.LEAGUE GLOBAL INVITATIONAL 2025
今後のスケジュール
◉5月13日
選手ロングリストの発表 / 試合開催を発表
◉6月中旬
候補選手絞り込み 発表予定
大会出場チーム練習
◉6月28日、29日
B. LEAGUE INVITATIONAL 2025 B.LEAGUE UNITED vs AUS NBL(NBL選抜)
◉チケット発売
2025年5月19日(月)10:00~
販売方法B.LEAGUE チケット
基準価格を基に価格が変動するダイナミックプライシングを採用
配信 バスケットLIVE
特設サイト
https://www.bleague.jp/global-invitational/2025/jun/
前提として同時期に日本代表に招聘された場合は代表活動を優先する
選手31名
クラブ、名前、年齢、身長、ポジション
1 北海道 ライアン・クリーナー 27 208 PF
2 北海道 トーマス・ウェルシュ 29 213 C
3 青森 マックス・ヒサタケ 27 203 PF
4 群馬 細川 一輝 27 187 SG
5 群馬 淺野 ケニー 22 198 SF
6 宇都宮 小川 敦也 24 190 PG
7 千葉J 金近 廉 22 196 SF
8 千葉J 瀬川 琉久 18 184 PG
9 越谷 ティム・ソアレス 28 211C
10 SR渋谷 ハーパー ジャンローレンスジュニア22 181 PG
11 SR渋谷 トロイ・マーフィー ジュニア 22 193 SG/SF
12A東京 小酒部 泰暉 26 187 SG
13 横浜BC キーファー・ラベナ 31 183 PG/SG
14 信州 渡邉 飛勇 26 207 PF
15 信州 狩野 富成 23 206 C
16 三遠 湧川 颯斗 21 194 PG
17 FE名古屋 佐土原 遼 25 192 SF/PF
18 名古屋D 今村 佳太 29 191 SG/SF
19 滋賀 游 艾喆 23 180 PG
20 大阪 ライアン・ルーサー 29 204 C/PF
21 京都 岡田 侑大 26 189PG/SG
22 広島 渡部 琉 24 193 SF
23 広島 三谷 桂司朗 23 191 SF
24 広島 中村 拓人 24 184 PG
25 島根 介川 アンソニー翔 21 197 SF/PF
26 長崎 エージェー・エドゥ 25 208 C/PF
27 長崎 山口 颯斗 26 195 SG/SF
28 長崎 川真田 紘也 26 204 C
29 琉球 ケヴェ・アルマ 26 206 C/PF
30 琉球 植松 義也 26 190 SF/PF
31 横浜BC 佐藤 涼成 21 173 PG(現在は白鷗大学所属)
また、島田チェアマンにJbasketからCSで8チーム枠について、ドラフト制度について聞くことができた。
J:現在CSセミファイナルまで来てますが、今後のCS参加が8チームからの変化はどうお考えなのか
島田チェアマン
「ポストシーズンの参加クラブの枠を8チームから増やそうとしてもスケジュール的にも大変なんですね。
代表活動が6月すぐになるので、そこを仮に増やせば増やすほど、ポストシーズンの終わりが伸びていくんです。なので、代表への協力をしていくというスタンスと、選手の疲労とか、コロナで経営を担保していこうとか、途中でB革新があったんで、降格なしの制約をしていくんで、いきなりね、Jリーグは戻しましたけど、もっとドラスティックにするよりも、上のカテゴリーに行った方が成長余地が高いから、今はいいなとか、事業を成長させるために降格を一旦置いて、クラブを維持しようということで、ここまで来ました。
ただ、今度Bプレミアで26チームになって、これからエクスパンション増えていった時には、30チームぐらいの時に話したら、もうかなり狭き門になるので、それをどうしましょうかって議論は今もう起こってます。
なので2026はスケジュールで厳しかったんですけど、2027とか2028でどうしてこのいくのかを、今Bリーグの中でも議論があるし、JBAとの協議もしてます。
その方がシーズン後半の消化試合がなくなる、やはりアリーナとかそのチームにも相当投資をして運営してて、枠が8チームだとかなり確率が低いんで、ちょっとギャンブルになってしまうんで、もう少しファンの皆さんもワクワクするような状況を作っていくことが重要だなと思ってます。
あとは、やっぱり選手たちをある程度休ませて、代表活動に、これがワールドカップとかオリンピックとかは7月になるので早いですから、もうシーズン終わってすぐそこから合宿して、即席で行くぐらいの感じになっちゃう可能性があるわけで、もうそもそもどうしていくべきなのか議論があるんで、簡単じゃないですけど、いい折衷案というか、代表強化とBリーグの盛り上がりをどうバランスとるのかを、まさにそんな話はしています。はい」。
J:ドラフト制度について
ドラフトが26チーム2巡目まで52名の大人数になることも含めて、もしドラフトが0になるチームも数チーム以上ある場合など考えられますが、どういう考えと想いでいるのか教えてください
島田チェアマン
「もうそれはしょうがないんじゃないですかね。うん。
それも議論として結構このドラフト議論の中で大きなテーマだったんですよ。
仮にね、これだけクラブ数が多くなった中で、26チームが2人で52名の数になりますね。
今、何がなんでもあれだけのトップサラリーを払ってほしい選手が学生からいるんですかという議論もありました。
でもそれは今はもしかしたら満たないかもしれないし、指名しないクラブが出てくるかもしれない。でも、それはそれで仕方がない。
それも今のバスケット界の立ち位置だっていう風に思うしかないと思います。
で、ただこれをやらないと未来へとならない。
(ドラフトを)始めることで、その結果が2026年に今の現在地が分かった上で、どうやって育成して大学界と連携をして、選手が次々と生まれるようなシステムを作っていくのかっていうことを真剣に考えていくべきだと思うんですよ。
ただ、こういうビッグイベントがあったり、ある種のリトマス試験紙がないと明確に評価できないですよね。
なので、そこもわかった上で、もう無理やりに指名しなさいとか、誰でもいいから指名しなさいしなさいっていうことでは、それはフェアじゃない」。
J:ドラフトなしということも覚悟を持って臨んでいくということですね
島田チェアマン
「もちろんです。だから盛り上がりは多分1年目だから、初めての試みなので盛り上がりはあるんですよ。でもドラフトの本質的な盛り上がりは、スター選手がどこのチームへ行ったみたいなことは、まだ少し先、地元の盛り上がりっていうのは、やっぱり年々時間をかけて作っていくもんだと思います。
Bリーグが盛り上がっていって強くならなきゃいけないし、アンダー世代が育って若手もいなきゃいけない。あとはウインターカップなども盛り上げていくとか、ここのプラットフォームのイベントを盛り上げていくことも、総合的なアプローチをしていかなきゃいけないことだと思うんですよ。
本当に盛り上げること。だから、大事なことは決めてやるっていうこと。それが本当に開花していく今後の為に、仕掛けてきたりしたいんですけど、うん、それがきっかけになると思います」。