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【Bリーグ】Mr.バスケットボール佐古賢一HC来季へ「育成強化の昨シーズンから度外視して勝負に拘る采配を/歴史の積み重ね必要」

【Bリーグ】Mr.バスケットボール佐古賢一HC来季へ「育成強化の昨シーズンから度外視して勝負に拘る采配を/歴史の積み重ね必要」

6/10(金)レバンガ北海道は、2022-23シーズンも指揮を執るミスターバスケットボール佐古賢一HCの会見を開いた。

北海道は、昨シーズン21勝35敗で東地区9位という成績で終わった。20勝に手が届かなかった以前のシーズンから躍進している。
FIBAバスケットボール連盟から2020年に日本人として殿堂入りという偉業を果たし世界から認められ、日本代表に携わって、北海道に来た指揮官は、
昨シーズンの総括と来シーズンに向けての意気込みを、十分に話してくれた。

来シーズン継続への報告で「来シーズンも指揮を取らせて頂くということになりました。自分の気持ちとしては、就任会見からシーズン終わってみて思う事は、少しずつ形になってきているという実感があります。」と、北海道がシーズン前に抱えてる問題点から向上し、新たに来シーズンの構想と思いを述べた。
まだメンバー全員が決まっていない中で、「次シーズンに向けて希望しかないです。昨シーズンからもう一段階ステップアップしていくという事に関して、いいイメージを持ってます。悪くなった時のイメージというのを、選手たちと学べたと思います。」シーズン前半はいい試合を競って落としてしまう事もあったが、
「間違いなく、昨シーズンよりいいチームにしていきたいと、そういう思いで一杯です。」2年目を見据えていた。

「1シーズン1シーズンが勝負になってくると思いますので、就任会見でも言った、最終的にはチャンピオン目指していけるチーム作り、まずCSに出るという事が我々の次の目標になってくる。」続けて「これだけは言っておきたいと思うのはあくまでもCSを目指しますけど最終的なチャレンジはチャンピオンチーム」
就任時にも出したメッセージは変わらず、「チームというのは積み重ね、歴史が必要になってくる。今、まさにチームの転換期だと感じている。
来シーズンがチャンピオン狙える年になるのか。その次なのか、それは自分でもわからないけど、まずは積み重ねていい歴史を作っていって取り組んでいきたいと思います。」

シーズン通して戦いながら感じていた思いだった。優勝する事がキャリアでの素晴らしさを日本で1番経験しているからこそ、何が必要かをわかっている中で、チーム事情諸々含めての思い。

チーム構成では、
「弱いポジションを補うために、システムや戦術の部分を変えて、最後はかなりいい結果になった。変えたタイミングは2月だった。3月は勝利に恵まれず、1.2月が落ち過ぎた。そこがCSに届かなかった。」
就任した時からのチーム事情から
「ディフェンスを強化してロースコアゲームをしていた。2.3番の所が補いきれなかった。
データと感覚的なもの、マインドなどコントロールしたけど、自分の中でもミスがかなりあった。」と話しここから、
「2年目になると、いい部分を残して、悪い部分は無くしているので、あとは新戦力2.3番の所を加えてやっていく。
トランジッションの部分で得点が出来なかったので、外国籍選手に頼っている面が多かったけど、1on1などを見極めて補いたい。」
佐古賢一HCの理想とするバスケットスタイルに近づいていけるシーズンになる。

加えて来シーズンについて
昨シーズンは若手の育成しながら勝利を目指していた。次シーズンはそういう事を度外視して勝負に拘っていく戦術、采配をしていく。
もうそこに舵を切っています。

と佐古賢一HCはリーグ、天皇杯合わせて21回も選手時代に日本一に導き、若手からベテランのケミストリーや、自身でも経験してきているからこそ、勝負所を佐古賢一HCしかわからない、感じる事を言葉と行動でチームをあげようとしているのが伝わってくる。

また、折茂代表とは
「プライベートとの話と仕事での話があるけど 笑」としながらも
「仕事としては、いい評価をもらっている。
チームのマインドを変えるには時間が必要になる。自分の考え、思いはクラブには全て話していて、クラブからも1年目は育成・強化、そして就任の際はこのチームを立て直して欲しいと言うことがあった。そんな1年になった。」と育成しながら勝ちにいく難しさを話した。昨シーズン通して選手たちには、「期待しすぎるとマインドが落ちる事もあったり、経験は大きな財産になる。」チームに関しては橋本選手、桜井選手の戦うマインドは助かっているという。橋本選手とはシーズン終わってからも話をしっかりして、来シーズンはワクワクして迎えられるという。

さらに、佐古賢一HCと折茂代表の2人での会話の中で
「2年目は勝負させてほしいと話した。戦うマインドにチームはなっている。折茂(代表)からもそう思ってるよと言ってもらってる。」と共通の認識を持って臨む事になる。

最後に「プライベートの電話で言いたいことを話している笑」と2人の仲を感じさせてもらえた。日本のバスケットを変えて来た2人のケミストリーは選手同士では実現しなかったが、こうやって、今HCと代表という形だが、同じチームで同じ方向に向かっているのは、長くバスケットを見てきたファンにはたまらない。そして来シーズンに更にエナジー上げて全開でいく事を感じさせてもらえた。

会見の終わりに佐古賢一HCは、
「僕があまり突っ走らないように、チームと共に戦って結果を出していきたいです。
2年目は間違いなく我々は勝負しないといけない。結果が出ない場合には責任というのは僕に全てあると思っている。」
と述べて来シーズンにかける思いが伝わって来た。

 

佐古賢一HCキャリア

・ミスターバスケットボール
・天皇杯優勝12回
・リーグ優勝9回
・アジアNo.1ガード
・NBA選手らから認められる
・日本バスケットボール協会理事
・日本代表AC
・日本代表アンダーカテゴリーHC
・現在レバンガ北海道HC

・2020年FIBAが殿堂入りを発表
FIBA殿堂9名
イザベルフィジャルコフスキー(フランス)
Mieczyslaw Lopatka(ポーランド)
スティーブ・ナッシュ(カナダ)現在NBAブルックリン・ネッツHC
アグネス・ネメス(ハンガリー)
パク・シンジャ(韓国)
モデスタス・パウラウスカス(リトアニア)
佐古賢一(日本)
アレキサンダー・ヴォルコフ(ウクライナ)
Jure Zdovc(スロベニア)

そうそうたるメンバーが名を連ねた

 

折茂武彦引退試合

6/18(金) 14:05 tipoff
北海きたえーる

TAKEHIKO ORIMO FINAL GAME | レバンガ北海道
2019-20シーズンをもって27年に渡る現役選手を引退した折茂武彦の引退試合を2022年6月18日土曜日に開催します。
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J basketライター

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