プレーオフに向けて負けられない両チームの対戦は4/6(水)墨田区総合体育館で行われた。
渋谷 64-55 秋田
1Q 23-7
2Q 11-14
3Q 17-23
4Q 13-11
<渋谷>
ジェームズ・マイケル・マカドゥ 18得点
ベンドラメ礼生 12得点
<秋田>
コルトン・アイバーソン 12得点
渋谷は石井、ベンドラメとペイントにアタックして得点して入る渋谷。小気味良く、関野、マカドゥと得点、そしてバックドア含めてしっかり決め切る渋谷が16-5とランする。渋谷の勢い、気迫あるプレーでシュート確率が更に上がりリードを広げ、23-7渋谷リード1Q終える。
2Qに入っても渋谷はドライブからペイントにアタックして得点していき、秋田は渋谷のオフェンスを止められない。
渋谷のディフェンスもスイッチがしっかり出来て秋田にバスケットをやらせない時間が続き点差も縮まらない。渋谷のハイプレッシャーディフェンスもかなり効いて、2Qは4分ほどで11得点しかあげられてない秋田のゲーム展開はあまり見る事がなく、珍しく厳しい時間帯が続き、34-21で折り返す。
前半の秋田はアウトサイドのシュートは決まらずペイントへのアタックも積極的に行きたい所、後半どう巻き返すかがポイント。
秋田の入りはアグレッシブにインサイドにアタックしてファウルもらうなどで得点をあげ渋谷にじわじわ追い上げてくる。あれだけあった点差を一桁にする。さすが秋田のオフェンス力を見せる。得点に苦しむ渋谷はようやく得点する。3点差にまで追いつかれた渋谷は、マカドゥのインサイド、ジョーンズのスリーポイントと連続で決めて追い上げる秋田を引き離し51-44で最終クォーターへ。
4Qで追い上げたい秋田に、ベンドラメ、高橋と得点して渋谷が流れを渡さない。いい形を作るがフィニッシュが決まらない秋田は苦しい時間が続く。3Pに関しては、渋谷も良いわけではないが、秋田は数字に表れている。この試合で渋谷の3Pは6/22だったが、秋田は3/23と厳しいスタッツになってしまった。
渋谷は終盤、この試合終始インサイドでの得点をあげ続けているマカドゥが決めて二桁得点差に戻し、追い上げる秋田を振り切った。
この勝利はCSに向けて渋谷は大きな勝利になった。秋田も痛い1敗を喫した。
ベンドラメ礼生(渋谷)
「課題である試合の入りは良かったと思います。相手に激しく来られてもリードを保ち粘れたのは良かった。久しぶりのホームを感じれてファンの皆様の声援も聞こえて、力をかりることが出来て良かった。いつもトリプルダブルを意識しています。笑
次も目指して頑張ります。オフェンスでは無くディフェンスで勝つのが渋谷の戦い方。自分達のバスケットが出来て良かった。3月はアウェイ続きで今日のホームでの勝利は沁みます。」
伊佐HC(渋谷)
「今後の試合はついては、数試合前から1試合負けたら”go home””勝ったらCSが近づく”とみんなに伝えてました。ディフェンスでコントロールしていい勝ち方が出来る様に、ここからどのチームもタフなスケジュールか続くそれは一緒なので、我々はそれを言わない様にスタッフとも話しています。良い意味で吹っ切れています。」
古川孝敏(秋田)
「CS向かっていく時、こんな試合をしてしまって自分達で自滅してしまった。勝ちにいくチームとしてメンタルの部分で意思統一出来てなかった。連敗した中でも出来る自信にも繋がる試合もあったが、勿体ない試合なので、もう一度しっかり準備しなければいけない。
踏ん張りどころで下を向かずチームとしてポジティブに一試合ずつやっていきたい。気持ちですね!」
前田HC(秋田)
「悔しい敗戦でした。前半、良い条件に持って行けなかったのは自分のせいです。自分達はCS圏内ですが苦しいとこにいる。自分達が成長しないと、今日は他人任せなバスケットをしてしまった。次戦に向けて止まる暇もないのでどう終盤へ向けいくかチームと話します。
前半渋谷さんが仕掛けてくるのは分かっていた。ズレを作れなくスペーシング出来なかった。前半と後半の違いは、ガード陣の積極性と判断。それが前半から出来なかった。やる事は変わらないが個々の判断が大事だと思っている。一番嫌だったのが渋谷さんの方が気迫が違った。」