中地区首位の三遠、渋谷は天皇杯の屈辱を晴らす試合となり首位に躍り出るかの熱い一戦となる試合、三遠は直前にキープレイヤーのメイテンが骨折、金丸など主力不在のなか始まる。
11/30(水)水曜ゲーム
SR渋谷 87-82 三遠
1Q 20-23
2Q 24-24
3Q 21-15
4Q 22-20
<渋谷>
#5 ケビン・ジョーンズ 25得点(3P5/7) 9Reb
#9 ベンドラメ礼生 16得点
#28 津屋一球 10得点
#34 ライアン・ケリー 10得点
<三遠>
#0 サーディ・ラベナ 22得点 7Reb 5AST
#24 佐々木隆成 18得点(3P 3/4)
#4 アイゼイア・ヒックス 18得点
試合の入りは、渋谷のマカドウのスティールからのダンクで得点。インサイドが、厳しいなか、佐々木のスリーポイントと連続ポイントで繋いでいく三遠は、バックドアからの得点と仕掛けていき、ラベナのスティールからそのまま得点と三遠がリードする。ブレイクから激しいディフェンスで守り切る両チーム。山内が入りスティール、ブレイク、スリーポイントと三遠を引っ張り23-20三遠リードで1Q終える。
三遠はスピードのある佐々木がアンスポ貰い得点。スティールからラベナがブレイクしてバスカンと、ディフェンスもプレッシャー強くいく三遠が奮起、ラベナの果敢なアタックで11点差にする。今度は渋谷はアウトサイドからケリー、津屋、ジョーズの連続スリーポイントとアウトサイドが決まり徐々に1点差と追い上げて、タイムアウト後もジョーンズのスリーポイントで逆転。根来もスリーポイント、ラベナが押し込み47-44三遠がリードで折り返す。
後半に入り、ヒックスのペイントアタックから得点の三遠。同じくジョーンズ、ベンドラメと渋谷らしい得点で三遠を捉える。お互いシュートの精度が上がり、渋谷がディフェンスのギアを上げ、三遠は我慢の時間帯。渋谷は得点してじわじわ広げるか、この試合大事なシーンになっていく。ここで三遠は粘り強く引き離されずついていき、三遠が渋谷のお株を奪うディフェンスをしていく。ラベナがディフェンス、ゲームコントロールに牽引する接戦、65-62渋谷逆転リードで最終へ。
三遠はラベナを起点にペイントアタック仕掛けて逆転する。三遠は色んな仕掛けを見せて入りにパワーをかけていく。ここから一進一退で得点していく両チームはプレーオフの様な戦いの雰囲気になる。
津屋のコーナーからフリーでスリーポイント、盛実のスリーポイントファウルで渋谷が3分切って抜け出した。ほんの一瞬のプレーの連続の中に差が生まれる。そこから、ジョーンズのスリーポイントで2ケタ得点にする。オフェンスのターンオーバーからスリーポイントはかなり効果的に効く、三遠は1:35でどんなバスケットを見せるか。
タイムアウト明けに佐々木の連続得点スリーポイントで4点差に54秒。そしてお互い入れて3点差となり、残り22秒ディフェンスして三遠ボールとなり、ラベナがスリーポイントを狙ったが決まらずゲームオーバー。
素晴らしいお互いのディフェンス、カムバックする展開を見せてくれた。
87-82で渋谷が勝利を飾った。
またこの日、三遠19歳の高橋はチームの緊急事態にスターターで出場してチームに貢献した。本来なら松藤監督率いる中京大学1年生としてインカレに出場するはずが、三遠で特別指定選手でスターターでB1でプレーしている。これからも注目したい。
伊佐HC(SR渋谷)
J: 今日40分間どのように挑んで、ポイントになりましたか
「オフェンスが慌ててスペーシングも悪く、取られて向こうのペースだったんですけど、3点差で折り返せて後半はシュートで終える事が出来て3Pが効果的に決まって足が動き出した。三遠はラベナ、佐々木が得点してたのでチームとして共有して我慢出来ました。DFの強度としては全然三遠の方がフィジカル、スピードと上ですね。見習って近づけるようにやらないといけない。相当タフなDFでした。」
三遠がスティールでトップとういうのはチームでシェアしてました。前半面白いようにスティールされてペース掴めず、後半はどこからヘルプ来てるか修正して流れがうちにきた。三遠に1つ勝てたのは良かった。
津屋一球(SR渋谷)
「みんなで我慢できたのが良かった。伊佐さんに思い切って打てと言ってくれるので、今日はしっかり気持ち良く打てたのは良かったです。
J:1点聞きたいです、今日は津屋ってますか?
「今日は津屋りましたね笑。最近津屋ってなかったのでホッとしてます!!!
改めて新しいチーム戦ってるって感じてます。僕自身吠えることは無かったですが、ファンの一体感で思わず吠えてしまいました。これからも吠えられらる場面が増えていきたいです。」
大野HC(三遠)
良いゲームだったと思います。今この状況で勝ち切るにはベーシックなところを意識を持って取り組む所を疎かにしない。ところが一番重要かと思います。イラッとしないでギフアップしないで40分間戦ってくれた選手を誇りに思いますし、今後に向けて彼らのステップアップになると思っています。
J:今日のこの緊急事態で素晴らしいカムバックとディフェンスでチームで一番大事にしていた事はなんでしょう
一番は戦うメンタリティをしっかり持てた事、ゲームが始まる前に失うものは無い。自分達は得るだけだから、ただ自分達が全てを出さないと良いもの、悪いものも出ないからね。と伝えた。しっかりコートで表現してくれた。
J:今のメンバーピンポイントで当たったと思うんですが。選手もコーチ陣も自信になっていますかね。
今のメンバーで選手たちがビビらず打って欲しいんですけど、経験のところなどもあるが、怪我人が多く、外国人も1人でこのメンバーでも僕らは勝つ術を探してやっていますけど、拘って40分間やり続けるディテールの部分に拘る、今後の課題だと思う。それをやるしかない。選手たちもわかっていると思うので全員で共通理解を持って取り組んでいきたいと思います。
佐々木隆成(三遠)
J: 今日は特にどのようにゲームをコントロールしましたか
「大きさでは負けるので、大野さんも言ってましたが機動力、どんどん走ってミスマッチは起きるのでそこをカバーしながらやっていこうと話してました。自分は最初コントロールしようしようし過ぎて自分のプレーが出来なかったですが、今はまずは自分で得点していく流れを大事にして結果的にコントロール出来ているというのが理想です。
J:今自身で理想から何割位プレー出来てますか
「負けてるいるので、50点位です。もっともっと出来ると思ってます。大野HCにも多くの自信を上げて貰ってます。