【Bリーグ】広島がGame2でギャップを上手く作って得点して横浜を圧倒して勝利 1勝1敗に／ドウェイン・エバンス2試合共にチームを牽引

第5節 Game2
10/29(日) 横浜国際プール
横浜BC 65-90 広島
1Q 14-18
2Q 5-22
3Q 23-25
4Q 23-25

<広島>
#13 ドウェイン・エバンス 18得点 12Reb 4AST
##8 ケリーブラックシアー・ジュニア 16得点 7Reb
#24 ニック・メイヨ 15得点 3AST
#10 上澤俊喜 11得点 (3P3/4)

<横浜BC>
#5 河村勇輝 16得点 5AST
#30 須藤昂矢 12得点(3P4/8)
#1 ジェロード・ユトフ 11得点 4Reb

横浜は河村からミスマッチを作ってドライブしてファウルを貰い得点としっかりオフェンスを仕掛ける。広島はディフェンスから速い展開でボールを動かしてメイヨがスリーポイントを決めて広島のバスケットを展開する。お互いここからセットして攻めるがシュートが決まらない時間帯が続き18-14で広島がリードして1Q終える。

横浜はリズムが良くなく、広島はディフェンスから速い展開を繰り返し、ズレを作ってインサイドにアタックして更にスリーポイントを決めていき、あっという間に12点差にして2桁得点差を作った。広島は流れを掴み、上澤、エバンスとスリーポイント決めてダブルスコアにする広島の爆発の力を見せる。横浜のディフェンスに徹底してズレから分け行ってアタックするエバンスを止められない強さを見せる。横浜はこのクォーター5得点とオフェンスの展開に苦しみ40-19広島リードで折り返す。横浜はコントロールしきれずの前半になった。

広島はリバウンドを取ってからリズムよく人とボールが動きエバンス、外から山崎のスリーポイントで点差を広げて横浜にバスケットをさせず29点差まで広げる。ユトフ、河村のスリーポイントで勢いをつけていく横浜だが、それでもエバンスからメイヨとインサイドの強さを見せる広島。更にミスマッチを作ってインサイドを押し込んで得点して65-42で最終へ。

広島のシュートは爆発して30点差をつける。広島はボールコントロールしてハーフコートオフェンスでしっかりスペースを作って得点して横浜を寄せ付けず、広島の強さを見せリードをしっかり保ち横浜に勝利して1勝1敗第5節を終えた。横浜は4勝5敗で中地区5位に、広島は3勝6敗で西地区7位で次週に繋げた。

また、横浜は前日に入団会見を行った田中力がコートインして初得点とアシストを挙げる。横浜にまた新しい力が加わった。
3分41秒出場 2得点3AST

試合後コメント

朝山正悟(広島)、河村勇輝、田中力(横浜BC)

カイル・ミリングHC(広島)

Ｊ：ズレをしっかり作って徹底されているのはプラン通りに遂行されたのでしょうか

「先シーズンと比べてメンバーもあまり変わっていませんので、本当にこれからどんどん順応していこうと考えてます。仰った通りかなりギャップを埋めたと思います。そこはしっかりとセットプレーを遂行するのを今日のテーマに掲げていたので、それによっていいスペーシングやギャップが出来たと思ってます。シーズンを通して色々なスタイルに適応していけばいいか見極めながらやっていこうと考えています」

Ｊ：以前横浜で指揮を執っていた頃と比べてどう感じましたか

「馴染み深い人達とも今日会えたし、ファンの人達も熱いファンだな感じました。本当に組織もどんどん大きくなっていると感じました。こうやってまた帰って来れて馴染み深い人達と会えて話も出来て本当に素晴らしい体験が出来たと感じてます。
横浜がどんどん大きくなっているのが実感出来て嬉しいです。横浜にいた当初も家族を連れて来ましたし、息子も連れて街の観光もしたので、横浜の街は本当に大好きな場所なのでまた帰って来たいです」

青木勇人HC(横浜)

Ｊ：オフェンスでのバリエーションを増やしたり、セットを入れたりとかどのように考えられてるか教えて下さい

「セットを増やすというよりは、オープンがどこにあるかを探すという事シンプルに極めていってボールをもっと回していきたい。そういう場面があるので、それをコンスタントに出していければと思ってます。人が足りないとか、何か足りないという所ではないと思うので、共通理解を高める事が重要だと思ってます」

Ｊ：広島のズレをしっかり作って得点する事でどのように守っていければと感じてましたか

「オフェンスの終わり方ですね。トランジッション関連で40点近くあります。そこからのズレで得点が伸びているのでオフェンスの終わり方が1番重要なのかなと思ってます。しっかりハーフコートのディフェンスしてる時は守れている時間があるので、どれだけそこに持っていけるかと考えるとオフェンスの終わり方だと思ってます」

Ｊ：試合後にチームで共有した事教えてもらえますか

「ゴールは5月末のファイナルにどれだけ向かえるかなので、長いシーズンで色んな事が起きると思うのでそれをチームとしてどう向かえるかが１番試されているように思ってます。勝っても負けても試合中で負けていても逆転と少しずつ繰り返してここまで来ました。
ここから更に強く立ち上がれるをチームとして重要だと考えています。しっかり会話しているのでそこをみんなで進んでいきたいと思ってます」