15歳で日本代表候補に選出され、2018年にアメリカのIMGアカデミーに留学した後経験を積んできて21歳になった田中力は横浜BCに特別指定選手として加入して、遂にBリーグデビューとなった。
第5節 Gma2
10/29(日) 横浜国際プール
横浜BC 65-90 広島
田中力
3分41秒出場
2得点 3AST
広島戦game2となるこの日、横浜BCは広島に圧倒されていた。4Q残り4分弱で横浜BCに加入した田中力がコートに立った。劣性だった横浜BCのファンは大歓声で田中力を迎えた。コートにいる河村勇輝からパスを受け取りドライブしていきエバンスにブロックされるも、会場は盛り上がる。初得点はドライブからレイアップを決め、そこからも田中力は短かい時間のなかで魅せ、2得点、3アシストでBリーグデビューとなった。アメリカでのプレーやコロナもあって大変な時期を過ごしてきたと思われるが、ここからビーコル悲願の優勝に向けて、新たに大きな戦力が加わった。
田中力に対して試合後青木HCは会見で「場の空気は明らかに変わりました。停滞した所でフレッシュな空気を流してくれて、功績は大きいですね。彼自身が色んなものを背負ってコートに立ってどんな時間でも輝くプレーをしたのは大きな意味かあると思います」とコメントした。
また、河村勇輝は「練習から一緒にやってますし、アメリカで培った経験があると思います。本当に申し訳ないのはこういったゲーム展開で試合に出させてしまったのは先輩としてそういう気持ちですし、ただ彼はどんな流れでも自分の持ち味を出せる選手なので、これから優勝していく為に必要な1人になると信じているし、思ってます」とコメントした。
また、試合後会見で田中力に聞く事が出来た。
J:優勝を目指す上で、横浜に何をもたらしていくかというのを教えて下さい
「小さい頃から1対1をやってきてますが、やっぱりパスやディフェンス面でも成長してこれたと思います。そういう所を見せて、1対1しながら合わせとかやっていきたいです」
J:ビーコルでの優勝や日本代表に向けての思いを教えて下さい
「代表に入りたい気持ちは強いですし、優勝したい気持ちも強いので、この2つの夢、希望を叶える為には日頃の生活とかバスケ面も直していかないといかない所を直して1日1日頑張っていきたいと思います。少し訛っちゃってすいません笑」
J:横浜でプロとしてプレーする事で感じることを
「ビーコルに本当に感謝の気持ちで一杯で、家族みたいな気持ちでプレーしているので負けたりしたら凄い悔しいし、どういう気持ちでやるかと聞かれたら、コートに入ったら死ぬ気でやります!悔いのないようにやりたいと思います」
PG/186cm/21歳
横須賀市立坂本中学校
IMGアカデミー(アメリカ・フロリダ州)
KAHUKU High School(アメリカ・ハワイ州)
BETHEL University(アメリカ・ミネソタ州)
日本代表🇯🇵
U16日本代表選手/U18日本代表選手
日本代表候補選手(史上最年少15歳7ヶ月で選出)