琉球がA東京をGame1の雪辱果たし、最大26点差を追いつくA東京が強さを見せるも最後は琉球が跳ね返した
第21節 Game2
代々木第一体育館 9,377人
2/4(SUN)
A東京 74-76 琉球
1Q 12-27
2Q 14-20
3Q 25-18
4Q 23-11
<琉球>
#7 アレン・ダーラム 21得点 8Reb 5AST
#45 ジャック・クーリー 14得点 5Reb
#4 ヴィック・ロー 13得点 10Reb
#14 岸本隆一 12得点 4STL 3AST
<A東京>
#11 セバスチャン・サイズ 24得点 11Reb
#22 ライアン・ロシター 14得点 9Reb 3AST
game2、琉球はスタメンを変えて、ヴィック・ロー、アレン・ダーラム、岸本隆一、今村佳太、アレックス・カークと帰化したばかりのカークのビック3となるラインナップ。
ゲーム入りは琉球がインサイドでの強さをダーラム中心に見せていく。東京も返していくが、琉球の凄みが増していき古巣と対戦するカークがダンクを見せるなど激しい攻防がずっと続いていく。ゲームのイニシアチブは琉球がしっかり取り、ダーラムのポストプレーやインサイドのクーリーと押し込んで力強さと気持ちが全面に出るプレーでリードをしていく。勢いに乗った琉球は1対1でも得点をあげて1Qで15点差つけて終える。エナジー満載の琉球の勢いは中々止められない。
琉球はA東京の起点となるテーブスとロシターに激しくディフェンスして勢いを止めてることに成功して、その間琉球はコツコツ得点してダブルスコアにしてゲームを進めていき、リバウンドも琉球が支配してセカンドチャンスポイントも東京を圧倒する展開に。
最大得点差26点をつけられたA東京はここから自力を見せて試合を後半ひっくり返していくことになる。
東京はディフェンスから立て直して11点差まで追い上げるが、そこから時間は過ぎていき点差は中々縮まらない展開で進みペイントにアタックしていくが琉球がしっかり守り再び点差を広げる。吉井のディフェンスも効いてジワジワと得点して中々こじ開けられなかった琉球のディフェンスから得点して詰めていく。
バランスキーと小酒部のスリーポイントで一気にゲームをかえていき8点差にする4Qの入りで会場のボルテージは上がっていく。
そして、メインデルのスリーポイントで3点差で会場はマックス状態へ。更にメインデルのアタックで遂に同点にする。ターンオーバーからサイズ押し込んで遂に逆転する。ここでA東京が一気に勝負を決めたと思われたが、琉球は最後まで粘りを見せ最終局面でファウルを貰ってフリースローで残り8.4秒ローが2本決めて2点リードする。東京タイムアウトで最後のオフェンスから決めることが出来ずに琉球がなんとか大事な一線を勝利に結びつけた。
ここからの日程で上位チーム同士の戦いは激しいトーナメントのような試合が行われていくだろう。本当に見逃せない戦いに注目していきたい。
また特別指定選手としてプレーしている脇真大は白鷗大学で常にペイントアタックや縦に入ってくるドライブは特に期待されている。アグレッシブさをこれからももっと見れると思われ、桶谷HCからも評価を得ている。
今村佳太 (琉球) /ダイジェスト
J:凄い試合でした 厳しい2試合どう臨んでいましたか
J:カーク選手が帰化選手となり新たに加入して新しいチームとなって変化したことは何ですか
J:スリービックはやってましたか
J:ここから日本代表🇯🇵含めてみんなが注目しています、メッセージをお願いします
フルバージョンはJbasket AND1より掲載
https://jbasket.bitfan.id/
アレックス・カーク (琉球)
「かつてのチームメイトと会って話が出来て良かったですし、最終的に勝利する事が出来て良かったです。キングスのみならずこれまでやってきたアルバルク東京の方々にも感謝してます。
アルバルク時代からも多くの方々にサポートして頂いてましたし、そういった方々から今日沢山の声援の受けられて嬉しかったです。」
帰化申請について
「このプロセスが長く時間がかかってしまいましたが結果的に間に合ってよかったと思ってます。まずは帰化申請通って奥さんに連絡しました。後父親も一緒に今回やってきたので報告しました。嬉しいく思ってます。」
桶谷大HC (琉球)
“僕達は雑草じゃななくて、琉球ゴールデンキングスだ”
J:昨日今日と凄い試合で勝ち切れて、これから1試合1勝が大きいと思いますが、この1勝はどんな意味がありますか
「やっぱり、アルバルクさんに勝てたのはめちゃくちゃ大きいです。今回煽りがあったじゃないですか。
それは僕達にとっても球団、ファンの人達にとってもこの試合は凄く大事な試合で2連敗するのか、1つ勝つのと全然違ったと思うので、そういった意味で
“僕達は雑草じゃななくて、琉球ゴールデンキングスだ”って言える試合になったんじゃないかなと思いますます。」
試合について
「昨日の試合から今日の入りが大事でした。昨日の入りと締めが大事という話をしました。今日はいいインテンション持って入れました。まずエントリーのポジションを上げられた所、ボールマンへのプレッシャーも良く、ビッグマンもディナイ張って、ハンドオフの位置も上げられて自分達の目指しているものが出来たと思います。
後半悪くなかったんですけど、笛へアジャストが出来なくてファウルでフリースロー10/10で相手に踏みとどまらせてしまった所、スリーポイントの所で簡単に20点取られてしまうのを理解して戦わないといけないと思わされました。
僕らも逆ならこうすると思いますし、自分達の反省です。これからしっかり解決したいと思います。
スリービックも初めてやって武器になると思いました。またチーム作っていきたいと思ってます。」
ライアン・ロシター (A東京)
J:激闘の2日間でした、その中で起点になっているロシター選手がどうコントロールして臨んでいたのか考えを教えて下さい
「アグレッシブにベストな形でプレーを組み立てる事、我々は得点能力が高い選手、レオナルド選手や安藤選手や小酒部選手、セバスもいますので彼らが簡単に得点出来るようにプレーメークする事を心掛けています。」
J:いつでも20得点、30得点取れるロシター選手は今日のような展開でどう感じてプレーしてましたか
「スコアだけではなくアシストもあるので、ポイントガードではなく、ポイントフォワードみたいな形で全体的にチームメイトを活かすようなプレー、彼らがノルとチームのオフェンスや流れが良くなるので正しいプレーを選択します。
ただ、自分も毎回毎回正しいプレーが出来るかと言えばそうではありません。なのでその中でも1番いい選択をするようにしています。1人が大量得点を取るよりも散らばってチーム全体的でバランスいいオフェンスでスコアするのがチームにとっては凄くいい効率だと思ってます。」
デイニアス・アドマイティスHC (A東京)
「琉球さんとプレーする時は全てがフィジカル面、エネルギー面が常に100%で出さないと連勝する事は厳しいです。今後に役立てる試合だと思います。
特に前半悪く入ってしまってのが敗因だと思います。それと最大26点リードされましたが最後まで諦めない姿勢、戦う姿勢は我々にとっては誇り高いゲームになりました。でも最終的には勝つことが出来ませんでした。今後上位のチームと戦うのでCSで我々はGame1の勝敗関係なく、2日連続もしくはGame3まで行く可能性があるので、そこまでしっかり戦える気持ちとフィジカルが必要になってくるので、次はこのような事がないように準備していきたいです。」