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【Bリーグ】中地区激闘 FE名古屋がA東京に対し終始リードする展開が続き、後半A東京が追い付きムードになるもFE名古屋が逃げ切り価値あるGame1の勝利をもぎ取った/試合後Jbasketインタビュー

【Bリーグ】中地区激闘 FE名古屋がA東京に対し終始リードする展開が続き、後半A東京が追い付きムードになるもFE名古屋が逃げ切り価値あるGame1の勝利をもぎ取った/試合後Jbasketインタビュー

第28節 3/29 Game1 有明コロシアム 6912人数
A東京 64-70 FE名古屋
1Q 17-22
2Q 12-18
3Q 18-15
4Q 17-15

<FE名古屋>
#11 アーロン・ヘンリー 28得点 6アシスト 6リバウンド
#54 ショーン・オマラ 12得点 5アシスト 8リバウンド
#8 佐土原遼 9得点 3アシスト4リバウンド

<A東京>
#22 ライアンロシター 20得点 7リバウンド
#3 テーブス海 13得点 5アシスト
#9 安藤周人 13得点

前半
FE名古屋はショーンを起点にインサイドからアウトサイドへのアシストをするなどのゲームコントロールが機能し保岡や笹山らのシュートを成功させる。対する東京は安藤やサイズが要所でのドライブや3ポイントを決め応戦する。FE名古屋はディフェンス面で東京を苦しめる展開となった。前半は29―40でFE名古屋のリードで折返す。

後半
開始早々、安藤、テーブスの3ポイントが成功し良い流れを生んだ東京は追い上げムードの雰囲気の中だったが、FE名古屋の佐土原やアーロンの連続得点で引き離す。
しかし名古屋のファウルトラブルもありショーンがベンチに下がっている隙に東京の小酒部やロシターが応戦。一時は2点差まで詰めよるもFE名古屋のアーロンが3ポイントを含む連続得点で逃げ切り同地区対決を勝利した。

 

試合後コメント

川辺HC (FE名古屋)
「ここ最近ディフェンス面での遂行が課題となっていました。選手同士や、コーチと選手のコミュニケーションが取れていたと思います。チームとしては事前に準備していた事が対応できたと思う試合になりました。前半の入りはとても良かったが、後半は負けているので明日はしっかり調整して臨みたいと思っています。中村が不在の中ですがチームがまとまって勝ち切ることができました」。

J:前半はショーン選手を起点にリードを掴みました。後半の失速に関してはいかがでしょうか

「前半は良いテンポで戦えたと思っています。後半ファウルトラブルもありましたが、ショーンのアドバンテージをうまく利用として狙っていく事ができました。相手のスイッチを見ながらアーロンやオルフェミの1対1が良かったと思っています」。

J:東京のピック&ロールの形から入るオフェンスに関しても上手く対応していましたがその点はいかがでしょうか

「相手の攻め方は複数のピックを使って展開されると思っているので、出来るだけサイドピックやミドルピックをやらせないとゆう事を徹底しました」。

 

保岡龍斗 (FE名古屋)
HCの指示をうまく遂行できなかったここ数試合でありましたが、今日の試合では個々がまとまって勝利出来たと思います

J:今日の勝利でチームの雰囲気はいかがですか

「これまでの負け試合は重要な場面でキーマンの選手に失点を追ってしまっていたことがありますが、きょうの試合ではしっかりと守ることができました。
チームとしてはまた明日もやるべきことをやるぞとゆう状態でいい緊張感があります」。

 

アドマイティHC(A東京)
出だしが非常に悪かったです。シーズン通してここが課題ではあります。

J:出だしが悪かった部分でインサイドを起点に展開され失点を追っていましたが、どの様なアドバイスをして修正しましたか

「自分たちのバスケットが機能しないわけだはなくミスコミュニケーションやローテーションの遅れからの失点であったので、その部分を遂行できなかったと思っています。全体的に1on1での失点、10個のターンオーバーが敗因になります」。

 

安藤周人 (A東京)
前半の出だしからやりたいようにやらせてしまったと思っています。

J本日の試合を終えてチーム内でどのような事を話しましたか

「状態としては決して悪くないとゆう事と、勝ち続ける事が難しいのは分かっている。その中で次は同じことをやらせないとゆう事を話しました」。

J:シーズン後半で疲労もある中で、シュートを決めきれない時などの状況で個人のメンタルなどはどうですか

「勿論プレッシャーはありますが、純粋に楽しめているかとゆう事が大事だと思っています。ミーティングでも話をしますがA東京だから勝たなくてはいけないとゆう事ではなくチーム全員が楽しんでいるかとゆう事です。常にいい事だけではないので一つ一つをしっかり遂行して積み重ねていく事が重要と思っています」。

 

-J basket Kei’s Eye-
シーズン後半戦に入ると各チームの癖やシステムなどの情報が多くある中でHCはやらせたくない事を選手達に事前に共有し挑む。いざ試合が始まると瞬時で判断が問われる場面が多いが、“やらせたくない事”を徹底しているチームが勝利数を伸ばす事が見受けられる。佳境に入った残りの試合をHCの指示のもと選手(チーム)が一つとなって遂行することで多くの番狂わせが起きるだろう。

 

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Jbasketライター

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