2024-25今シーズン29試合、スターターとしては10試合出場する33歳となった北川弘。ハッスルしてハート強くチームに鼓舞してトップチームで活躍している。オールスター明けの第18節では三河戦Game1では、6得点、4アシストで、78-89とチームは負けてしまい、Game2では3得点3アシストで80-77と絶対にホームで負けられない試合の勝利に貢献した。北川は徹底的にチームの勝利のためにプレーし続ける。インタビュー当日はアウェーで3連敗中での千葉ジェッツ相手に2連勝してチームを引っ張り2024を締め括ったゲーム後に、北川を広島1年目から見てきて、昨年末に北川の想いを聞くことできた。
J:昨年末千葉J戦終えてチームについて
「12月は対戦相手見てもタフな月になることは覚悟していました。怪我人が徐々に増え出して、チームとして傾きかけたところで、負けが続いている中での千葉戦は、チーム全員の今日に懸ける想いが強かったと思うし、これがスタンダードになればいいなと思います」。
J:今シーズンチームに貢献している中で、この日はエース富樫勇樹選手をどう抑えようと考えてプレーしていますか
「そうですね。本当に自分の仕事を遂行することだけにフォーカスしてました。富樫勇樹選手本当にいいプレーヤーなので、自分の強みで戦えるように準備してきました」。
J:チームメイトと今どんな話をしているのか教えてください
「本当にきっかけ1つで良くもなるし、悪くもなるので、ポテンシャルはすごくあるチームだと思っているので、どうチームとして生かしていくかをフォーカスして一喜一憂することなく、長いシーズンをどう戦っていくかを見出していくことが大事だと思います。群馬戦は負けてしまいましたけど、少しずつ自分たちの戦い方を変えていかないといけないこともあるので、悪いことや良いことばかり目を向けていてもダメだと思うので、あんばいが良くなるように、コミュニケーション取りながら、良いものは良い、悪いものは悪いと話し合うことが大事だと思っています」。
J:オーバータイム結構ありますよね
「秋田戦もですよね!今シーズンオーバータイムが多いですね」
J:勝ち切るために必要な強さを教えてください
「チーム全員で戦うということ、自分たちの強みと役割をしっかりと明確にしてそれに向けて遂行していくことが大事だと思っています」。
J:熱いファンブースターへ
「年々会場に足を運んでくれるファンの方も増えて、4,000人を超える方々が当たり前のように入っていますが、これを当たり前と思わずに、みなさんがサポートしてくれるから僕たちが頑張れることが大前提としてあるし、島根という地域でみんなで盛り上げていこうっていう1つのツールとして、一緒に盛り上がっていきたいと思うので、今後もよろしくお願いいたします(笑顔)」。
島根を熱いプレーで牽引する北川は、プロとして1年目から佐古賢一氏や大野篤史三遠HC(当時のHCとAC)の2人からの教えを大切にしてきたことを話していて、自分が活躍することが2人の証明になると話していたのを思い出す。そして島根に移籍してからも自分の存在意義、影響力をしっかり理解して島根にしかできないエンターテイメントを体現させるべく島根に全力でやってきている。ここからの後半戦で西地区でどう戦うのか島根と北川に注目していきたい。
キャリア
PG/ 183cm/ 1991年10月16日 33歳/ 滋賀県出身
光泉高等学校
日本体育大学
2014-2018 広島ドラゴンフライズ
2018- 島根スサノオマジック