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【Bリーグ】長崎ヴェルカの27点差からの劇的勝利/狩俣昌也「人生でもなかなかない試合だった。プライドを持っているチームメイトが大好きです」 

【Bリーグ】長崎ヴェルカの27点差からのオーバータイムで劇的勝利/狩俣昌也「人生でもなかなかない試合だった。プライドを持っているチームメイトが大好きです」 

第31節の対戦カードは、どの試合も激戦だらけだ。地区優勝、ワイルドカードの順位をかけて戦う試合のなかで、オーバータイムはあれど、なんと長崎ヴェルカが27点差をひっくり返しオーバータイムの末に、三河に逆転勝利をした。

4/12(SAT) GAME1
三河 86-91長崎

1Q 25-19
2Q 28-9
3Q 12-29
4Q 12-20
OT 9-14

試合は、三河が前半戦を圧倒した。オーガストのダンクから、ガードナーを起点にハイポストから攻撃をしていき、コーナーウィングには西田、須田が3ポイントを決め勢いをつける。またビッグマンがオーガスト、レイマンの時は速い展開で攻める三河のオフェンスの強みがでていく。長崎は山口が連続得点、森川の3ポイントで追い上げるが、速い展開からアウトサイドの好調な三河のペースにで、53-28で折り返す。

3Q、長崎のディフェンスはガードを潰しにかかりターンオーバーを誘い得点して、インサイドでも得点して長崎の意地を見せてると29-12と追い上げて8点差まで追い上げる。ここから、山口、ブランドリーの3ポイントで1点差にまでする。流れが長崎へいくと、三河は、エース西田、ガードナー決めるも、残り2分切って長崎が最大27点差を逆転した。残り14秒で2点差を追う三河は、西田がファウルを取りフリースローを2本決めて同点で残り13秒長崎が決め切れずオーバータイムに突入する。

長崎は、ブランドリー、山口の3ポイントが炸裂。三河もコーナーから西田が3ポイントを返すが、最後は勢いに乗った長崎ヴェルカが激戦の末に逆転勝利した。

この試合で、劣勢の1Qからずっと長崎をディフェンスで支えたのが、狩俣昌也だ。今月で37歳になる漢はこの大事な一戦でも40分間、気を吐き長崎を引っ張る。

過去、三河のキャプテンをしていて、アウェイのコートでも沢山のファンが狩俣を迎えていた。試合後、懐かしいコートでの劇的逆転勝利を終えた狩俣は「人生でもなかなかない試合だった。プライドを持っているチームメイトが好きです」と語った。

ここから、更にチャンピョンシップへ向けての戦いが続くが長崎は現在、CSへの参加が厳しいといえる状況でも、狩俣はコートに出れば熱い気持ちが伝わってくるディフェンスでこの試合に勢いをもたらせた。難しいシーン終盤の気持ちの部分を改めて、試合後インタビューに応じてくれた。

狩俣昌也(長崎)試合後Jbasketインタビュー🎥


J:すごい試合でした

J:コーチたちの指示を受けて試合でどう修正して試合に臨んでいきましたか

J:大逆転のきっかけになったハードなディフェンスを仕掛けていましたね

J:狩俣選手が登場した時三河のファンブースターの声援がすごかったです

J:最後にメッセージをお願いします

 

<キャリア>
1988年4月28日生まれ
178cm/75kg
沖縄県出身
国際武道大学
千葉ジェッツ(2012-13)
琉球ゴールデンキングス(2013-14)
福島ファイヤーボンズ(2014-16)
シーホース三河(2016-19)
滋賀レイクスターズ(2019-21)
長崎ヴェルカ(2021-)

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Jbasketライター

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